月華の剣士2を象徴するシステム「弾き」。
うまく使えば、攻撃を弾き返して相手に大きな隙を作ることができる。
しかしながら、実戦での使用は案外難しいのも事実。
ここでは、初級者向けに弾きの使い方をレクチャーしたい。
まずはおさらい
システムの基本的な説明に関しては「弾き関連」「ガードキャンセル弾き」のページがあるのでそちらを参照されたい。
なんで弾きがオススメなの?
理由その1:リターンがとにかくデカい!
弾きが決まると相手に大きな隙を作るのだが、この隙はジャンプ攻撃や強斬りが当たったときののけぞりよりも更に大きい。
そのため、連続技にできないような技、超奥義、潜在奥義、乱舞奥義ですら確定してしまう。
また、弾いた直後1発目の攻撃に限り1.3倍のカウンターダメージがのるため、さらに大ダメージとなる。
そのため、発生は遅いものの単発で大ダメージの6Bなどで初心者でも簡単に大ダメージが狙える。
理由その2:相手の攻撃を切り返す手段として優秀
その代わりに弾きはボタンを押した瞬間から受付を開始するため、わずかでも攻撃に隙間があれば割り込める。
また、レバーをガード方向に入れながらでも弾きがでるので、ガードしながらの弾きが比較的安全となっている。
相手のラッシュ・連携を抜ける手段としてとても優秀だ。
理由その3:とにかく爽快!
結局弾くためには「相手の攻撃を先読みして」弾きボタンを押す事になる。
だからこそ、弾きが決まると読みが当たったことをわかりやすく実感できるので非常に爽快だ。
また弾いたときの「カキーン」という音や演出が剣戟らしい雰囲気を更に盛り上げてくれる。
とても「月華の剣士」らしい駆け引きなので、ともかく一度は試してみて欲しい。
弾くまえにちょっと待った!
「弾き」はあくまで相手の攻撃をさばく手段であり、それ単体ではダメージを与えられない。
「おうちに帰るまでが遠足」なのと同様、反撃を入れるまでが弾きと心得たい。
弾きからのレシピについては各キャラ攻略ページに掲載されているが、
初級者wikiの割にかなりガッツリかいてあるので、初級者の方はゲッソリしてしまうかもしれないが大丈夫。
全キャラ共通で弾き後Dボタン連打で専用追撃がでるのでこれを使おう。
ヒットすれば相手は必ずダウンするので、ダウン追撃を決められればさらにGOOD。
実際に弾いてみよう!
ステップ1:対空弾きを使ってみる
いきなり全ての攻撃を弾くのは無理なので、最も狙いやすいであろう対空弾きから使ってみよう。
相手のジャンプ攻撃に合わせてDボタン。ジャンプの軌道を見ながら自キャラに接近するタイミングを計ろう。
前述の通り、いざ弾きが成功したら、必ず追撃を入れるようにしたい。追撃を入れないとただのリスキーなガードになってしまうぞ。前述した通り、弾き後Dボタン連打の専用追撃がオススメだ。
とはいえ、慣れないと焦ってチャンスを逃すのは良くあること。まずはCPUなどを相手に練習してみよう。
ステップ2:空対空弾きを使ってみる
このゲーム、空中戦になることが割と多い。
そういった中で、守矢や天野といったリーチや判定が強い技を持つキャラに一方的に殴られ続けた経験を持つ人は多いはず。
そこで空中弾きである。タイミングは両者が交錯する瞬間。
仮に成功しなくても空中で一発殴られるだけのことが多くリスクは低め。成功すれば相手に強い技を出すのを躊躇させる効果がある。
なお、空中弾きはD追撃がないのでその点は注意。最初はジャンプ攻撃で追撃しよう。
ステップ3:攻撃の失敗を弾きでフォローしてみる
いままでの弾きとはちょっと違ったお話。
対戦中、隙のある技を空ぶったりガードされた時、とりあえずガードしている場面は良くあると思う。
反撃されたら仕方ないなとあきらめつつ一応ガードしているなんて状況はないだろうか。
月華の剣士2ではこんな状況を弾きでフォローするのがとても強力。ダメ元で弾きを入力しておこう。
実践で反撃をミスするのは良くあることなので、隙をさらしてしまった場合は弾きを入れたほうが絶対にお得。
思わぬ逆転劇につながるぞ。
初級者としては以上3ステップまでを覚えれば十分。
他にも地対地弾きなどあるが、慣れるまでは無理に使う必要はないだろう。
ステップ4:キャラ別の「弾く」
キャラ別の「弾き」に関するトピックを紹介する。
●楓
強力なジャンプBや立ちAをガードさせた時、相手が暴れそうだなと思ったら弾いてみよう。
また、他の格闘ゲームの癖で空牙を割り込みに使う癖のある人は弾きも試してみよう。
●vs楓
非常にやっかいな立ちAだが、これを弾くことができれば大ダメージを奪える。
相手の立ちAが単調だなと思ったら狙ってみていいだろう。
●守矢
剣質「力」では地上弾きから最大コンボが入る。立ちA、しゃがみAをガードさせた後に狙ってみよう。
●vs守矢
牽制技として長く強力な朧だが、ダメージは低いので思い切って弾きを狙ってみよう。
技・極の連殺斬をガードしたら、ガードしながら弾きを連打してみよう。
●雪
剣質「力」で潜在奥義を決めるためには弾くしかない!
●刹那
強斬りはガードされても意外と隙が大きくない。おもむろに立ちBをガードさせた後などに狙ってみる。
無銘壱Aはガードされると反撃確定なのでダメ元で弾きを入れておくと良いかも。
●あかり
画面端付近では対空弾き成功=永パ確定となりメリットが跳ね上がる。
見た目より隙の少ない2Cをガードされた後が弾きの狙い目。
●十三
ダッシュで投げに行くと見せかけて弾き(相手の暴れを狩る)がセオリー。
弾き後はコマンド投げを決めよう。
●天野
BCDをぶんぶん振り回す→弾きの連携が結構強い。BCDの隙を狙おうとする上手い人ほど引っ掛る。
雀指しAがガードされてしまった後なども弾きを入れておくといい。
●vs天野
一番狙い易いのはジャンプC。判定が強くて持続が長い分、弾き易い。
隙の無いBCDだが発生自体はそれなりに遅い。力相手なら頑張って弾くと相手も萎縮する。技相手は厳しい。
●響
リーチが短いので相手から一方的に攻撃される間合いがあるが、逆に弾きのチャンスでもある。
弾いた後は6Bが簡単で大ダメージなので、大体これでOK。
●vs響
何故か響の弾きだけ受付時間が長く、弾きミスを攻撃しようとして逆に弾かれることがある。
響の弾きミスを攻撃するときはしっかり待ってから。自信が無ければ投げよう。
●鷲塚
超奥義使用可能状態なら地対地、地対空問わず弾きから真・狼牙で大ダメージ+画面端。
ここからの攻めで形勢をひっくり返すことも十分可能。
残念ながら最終・狼牙は確定しない。
●vs鷲塚
牽制の俊殺を弾くとだいぶ楽になる。あまりに長いためリスクも低い。
●小次郎
牽制として優秀な2A、連殺斬A・A、A・2Aなどをガードされた後に弾きを狙ってみよう。
●翁
ジャンプ攻撃、無功用・人で逃げながら戦っている場合、相手は攻撃を当てたくなって様子見が減る。
何回か逃げてジャンプ攻撃を誘ってからの対空弾きが狙い目。
●骸
4Aの後に反撃は無いが、暴れる相手に対して弾きを置いてみるのも一興。
●李
骸と同じく4Aの後に反撃は無いため同じ使い方が出来る。
対空弾きもJC龍槌旋が入るのでリターン十分。
●vs李
霞からの二択、実は中段・下段ともしゃがみ弾きで返せてしまう。
積極的に霞からの二択を迫ってくる相手には思い切って狙っても良い。
また、李か近づく手段として重宝するJCは持続が長いために弾きやすいので狙い目
●斬鉄
2Cや5Aをガードさせた後に弾きを狙うと決まりやすい。上手く反撃を誘おう。
弾いた後は専用追撃→苦無×2だけでなんとゲージが6割も溜まる。
●嘉神
どこで弾いてもリターンがデカいキャラなので、積極的に弾きを狙いたいキャラ。
特に空対空弾き。月華を始めたばかりの人は空対空で弾きをあまり警戒しないので狙い目。
弾いたら降炎襲からの追撃が強力。詳細はキャラ別詳細のページ参照
●示源
因果応報があるので弾きがいらない様にも見えるが、因果応報は下段攻撃が取れない。
そのため、逆にしゃがみ弾きを狙うという手段がある。
おまけ:CPU戦で練習する
・vs響・楓
ステージ1の二人は前ダッシュで密着>弾きとすれば勝手に手を出して弾かれてくれる。
地上で弾かれてくれるので練習にもってこい。
・vs天野
2Cなどを振って待っていると、高確率でジャンプC>2Bをふってくる。
ジャンプCを弾くもよし、2Bを弾くもよし。
・vs鷲塚
弱斬りをガードさせると反撃してくることが多いのだが、弾きが間に合うので狙ってみよう。
・vs骸
ジャンプ飛び込み>弾きをすると、相手の斬肉鎌鼬での対空を弾くことができる。
飛込みからの弾きを練習するのにいいだろう。
普通に戦うとガードがやたら固く苦戦するキャラだが、この方法だと攻略も楽。
・vs示源
対天野と同様、2Cなどを振って待っていると、高確率でジャンプ攻撃>立ちBをしてくることが多い。
・vs嘉神
遠くからダッシュジャンプすると空対空ジャンプAを振ってくる。(レベルが低すぎると反応してくれない)
空対空弾きの練習になる。
・vs黄龍
しゃがんで待っていると高確率で中段を振ってくる。反応して立って弾き、連続技を狙おう。
最初はむずかしいかもしれないが、黄龍戦はこれができればものすごく楽になる。
また、剣質を変える技の後は高確率でダッシュでつっこんでくる。ここも弾き確定ポイントなので覚えておくとよい。