緊張した時には肛門を締めよう

  緊張した時には、腹式呼吸が有効というのはよく知られている。息をゆっくりと吐くという行為を繰り返すと、徐々に緊張がほぐれてくる。さらに今回は、裏技をひとつ紹介しよう。肛門を締めると、やはり緊張感が薄れてくるのだ。「なぜ肛門なのだ?」と不思議に思うかもしれないが、キチンとしたメカニズムがある。肛門を締めると、自然に腹式呼吸が促進されるためだ。腹式呼吸が苦手な人は一度試してみてはどうだろう。

「息を吐く時は腹部と肛門を締め、吸う時は腹部と肛門を緩め鼻から吸う」

身体の前面と後面から引き締めて息を吐く事を体得しましょう。

やってみると、なかなか肛門を操作出来ないと感じられるのではないでしょうか?
慣れないと、お尻をキュッと内側に締めようとしてしまいますが、そうではないんですね。肛門のみ締めます。
イメージとしては、オナラを我慢した時の状態・・・と言えば判りやすいでしょうか。
人間は幼少時期、呼吸は全身を参加させて行なっているのですが、成長するにしたがって上肺部だけ使った浅い呼吸になりがちです。
最終更新:2009年01月12日 18:55