体を動かすことで筋肉が収縮したりゆるんだりし、血行がよくなるからコリが和らぐ。
ところがデスクワークで同じ姿勢をとり続けている時は、筋肉が収縮しっぱなしの状態になるので、コリが深刻化していく。
だから、連続した作業の合間には、こまめに用事をはさんで、同じ姿勢をとり続けることのないようにする。

頭の位置は頭のてっぺんと左右の耳の穴と肩先を含む面が鉛直であるのが理想。
そのためには、頭が前に出すぎないようにし、アゴを引く。
ディスプレイは目の高さより少し低いくらいが理想。
タイピングするときに肩が上がっていないか注意する。
何か作業をする時に肩が上がるクセがついてると肩こりになりやすくなる。
手の甲は机面と並行に(手首を机からあまり離さない)。
タイピングやマウスを使うときに手の甲が上がっていると腱鞘炎になりやすいし、腕や肩に余計な力が入り肩こりになりやすくなる。

机と体の間隔が開きすぎると前屈みになりやすく、机と体がくっつきすぎてると下を見て作業することになり首に負担がかかる。
ちょうど良い机と体の間隔は、こぶし一つぶん。
そのためには、本や書類やキーボードやディスプレイの位置に合わせて座るのではなく、
まずは、机と体の間隔が適切になるように座ってから、ディスプレイやキーボードの位置などを調節するようにする。

筆圧が強いと肩こりの原因になることがある。
力の要らない筆記具を選ぶと良い。
最終更新:2009年01月18日 20:13