頭・首・のど・顔の悩み - 斎藤治療院
http://www.treat-gaku.com/treat/atma.html

  猫背での座位姿勢は頭が肩の上に乗らなくなり、後頚部にある靱帯・筋肉を緊張させます。
 その結果、項靱帯・小後頭直筋・上頭斜筋などに負担が掛かり、椎骨動脈を圧迫する可能性を生じさせます。
 また下を向く姿勢でいると更に、胸鎖乳様突筋が緊張し、頚動脈に何らかの負担を与え、
 頭へ血液を送る二つの大切な動脈の血量を減少させていたのかもしれません。

猫背だと首の後ろから凝る*1。首の後ろが凝れば、動脈が圧迫されて、脳や眼や頭皮に血液が回らなくなる。
だから、首のストレッチをやる必要がある。首のストレッチをやれば、猫背の不快な症状が軽減するだけでなく、猫背を治す足がかりにもなる。

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※1 首の後ろの筋肉というと具体的には、僧帽筋、板状筋、頭斜筋、大後頭筋、半棘筋。ストレッチでこれらの筋肉のコリを毎日解消するのだ。

僧帽筋 http://hayahaya-blog.at.webry.info/200805/article_9.html
 猫背姿勢は、肩甲骨が挙上して背骨から外方に離れた状態で、僧帽筋の上部、中部が緊張しています。したがって、この部分の肩こりが形成され易いと言えます。

板状筋
http://wiki.livedoor.jp/medireha_jiten/d/%B8%AA%A4%B3%A4%EA
 板状筋などの首の後ろの筋肉と斜角筋などの首の前の筋肉とのバランスが悪いと頭が前に突き出た姿勢になってしまう。

 上頭斜筋、下頭斜筋、大後頭筋
http://hayahaya-blog.at.webry.info/200805/article_14.html
不良姿勢で観察される、頚が前に出て顎が上がるような姿勢、
前回取り上げた半棘筋と協調するように上頭斜筋や大後頭直筋は
緊張しています。」

半棘筋
http://hayahaya-blog.at.webry.info/200805/article_13.html
半棘筋に原因があると思われる症状に、
※ 瞼の腫れ
※朝のうち頭がボーっとする
※考え事をしてもまとまらない
などがあげられます。
最終更新:2009年01月18日 20:03