猫背での座位姿勢は頭が肩の上に乗らなくなり、後頚部にある靱帯・筋肉を緊張させます。
その結果、項靱帯・小後頭直筋・上頭斜筋などに負担が掛かり、椎骨動脈を圧迫する可能性を生じさせます。
また下を向く姿勢でいると更に、胸鎖乳様突筋が緊張し、頚動脈に何らかの負担を与え、
頭へ血液を送る二つの大切な動脈の血量を減少させていたのかもしれません。
猫背だと首の後ろから凝る*1。首の後ろが凝れば、動脈が圧迫されて、脳や眼や頭皮に血液が回らなくなる。
だから、首のストレッチをやる必要がある。首のストレッチをやれば、猫背の不快な症状が軽減するだけでなく、猫背を治す足がかりにもなる。
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※1 首の後ろの筋肉というと具体的には、僧帽筋、板状筋、頭斜筋、大後頭筋、半棘筋。ストレッチでこれらの筋肉のコリを毎日解消するのだ。
最終更新:2009年01月18日 20:03