カーラ
【登場作品】 ロードス島戦記 (水野 良 / 角川スニーカー文庫)
【出典時期】 7巻途中、知識の額冠などの入手後
【本名】 アルナカーラ
【異名】 灰色の者、灰色の魔女、ロードスを憂う者、名も無き魔法戦士、六英雄
【年齢/性別】 不明(額冠 に宿る魂となってからは500年ほど経過している) / ♀
【立場】
【人称】
一人称: わたし
二人称: あなた
三人称: 彼・彼女
【身体的な特徴】
紫紺のローブに身を包んだ若い女性。現在その魂が封じられている額冠 の外見についてはこちら
【精神的な特徴】
己の信念を貫き、その目的のためには手段を選ばないが、個人的な恨みで殺人を犯すことはない。
彼女の時間と思考は自らを額冠 に封じた時から止まったままなのだ、と言う者もある。
悲劇を回避する為に均衡を保つ事が、より多くの悲劇を生む矛盾に気づかないのはその為だという。
【技術/特殊能力】
身体能力:額冠 に封じられている現在は、宿主に依存する。
宿主の能力:額冠 に封じられている現在は、基本的に宿主の持つ能力は全て使用可能である。
古代語魔法:上位古代語 を用いた魔法を使うことができる。
【出典時期】 7巻途中、知識の額冠などの入手後
【本名】 アルナカーラ
【異名】 灰色の者、灰色の魔女、ロードスを憂う者、名も無き魔法戦士、六英雄
【年齢/性別】 不明(
【立場】
【人称】
一人称: わたし
二人称: あなた
三人称: 彼・彼女
【身体的な特徴】
紫紺のローブに身を包んだ若い女性。現在その魂が封じられている
【精神的な特徴】
己の信念を貫き、その目的のためには手段を選ばないが、個人的な恨みで殺人を犯すことはない。
彼女の時間と思考は自らを
悲劇を回避する為に均衡を保つ事が、より多くの悲劇を生む矛盾に気づかないのはその為だという。
【技術/特殊能力】
身体能力:
宿主の能力:
古代語魔法:
かつて、フォーセリアに栄えたカストゥール王国の貴族にして付与魔術師 一門に属する有力な魔術師。
ロードス島太守の娘だったが、当時の貴族階級(=魔術師)には珍しく大地母神を信仰していた。
王国は作中時間の500年ほど前に滅び、彼女も湖上都市クードでの戦いの折に戦死している。
しかし、その魂と魔力は彼女が作り上げた額冠に宿り、彼女を殺した蛮族戦士の体を乗っ取った。
以降、時の流れに応じて器を取り替えながら、「剣の時代」を通して歴史の影で暗躍し続けている。
カストゥールの崩壊は、単一の力による支配の危険性を彼女に刻みつけた。
そのため、各勢力の均衡を保ち、小さな争いを起こさせ続けることこそがロードスの平和を保つ手段と信じている。
英雄戦争以降は、基本的にマーモ帝国の側に立って暗躍するも、パーンたちの働きによって策の数々を破られ、ロードスにおける勢力の均衡は大きく崩れることとなる。
追い詰められたカーラは、それを打開すべく邪神の復活という暴挙に出ようとするが……
【関連用語】
【額冠 】
【カストゥール王国】
アレクラスト大陸を中心に、フォーセリアを支配した魔術師たちの王国。
末期には魔力の塔の建造によって無限の魔力を得、敵対国を滅ぼし、空中都市の建造や古竜や精霊王の支配、「神狩り」などの行為を行った。
しかし、その磐石の支配は結果的に終末の呼び水となり、“終末のもの”の到来を招いた。最終的にはこれを退けるも、封印の儀式の際に魔力が暴走し、魔力の塔は崩壊してしまう。
魔力の塔の崩壊後、額に埋め込んだ黒水晶から魔力を得ていた多くの魔術師(カーラは例外)はもはや魔法を使うことができない身となってしまっており、それまで魔力を扱えないために蛮族と虐げられていた人々の反乱によって滅ぼされた。
この際、わずかな例外を除いてカストゥールの民は皆殺しにされ、当時の人口が半減したという。
カストゥール崩壊後の「剣の時代」(Sword world の由来である)の人々からは古代(魔法)王国と呼ばれる。
【古代語魔法】
神々が、万物の根源にして万能なる力である魔力 を紡いで世界を織り上げるのに用いた言葉を、カストゥールの魔術師たちが体系だてた言葉である上位古代語 を用いた魔法。
その行使には呪文の正確な発音と身振りが必要であるため、動きを阻害する鎧は着用できず魔法の発動体も必要な場合があるが、現在のカーラはそのいくつかを克服している(装備の制限はなし、発動体は不要、他は不明)。
一度発動すると回避は不可能だが、目標となった者は精神を集中し、体内の魔力 を高めることである程度効果を弱める、ないし消滅(呪文の種類によって異なる)させることが可能。
ただし、カーラほどの術者の行使する呪文に抗うことができる者はめったに存在しない。
以下の10の系統に分かれるが、カーラはこのうち付与魔術を専門としている(とはいえ得意というだけで特に多用するわけでもなく、他の系統も問題なく使える)。
基本魔術 :魔力そのものに干渉する魔術。解呪 などの呪文が属する。
拡大魔術 :身体能力の強化や弱体化を行う魔術。瞬間移動 などの呪文もこの系統に属する。
四大魔術 :精霊力を操る系統の魔術。有名な攻撃呪文である火球 はこの系統に属する。
創造魔術 :物質や魔法生物、魔獣などを作り出す系統の魔術。
幻覚魔術 :幻覚などを操る魔術。術者の姿や臭い、音を完全に隠す隠身 などが該当する。
付与魔術 :物品に魔力を付与する魔術。パペットゴーレムを作り出す呪文や、眠りの雲 などの催眠性、麻痺性、強酸性、致死性などの様々な毒ガスを発生させる呪文などがこの系統に属する。
召喚魔術 :異界より何らかの存在を召喚ことができる魔術。隕石召喚 はこの系統の究極の1つ。
死霊魔術 :不死生物 の作成などを行う魔術。幽体離脱 などの呪文もこれに属する。
精神魔術 :精神を支配する魔術。制約 などはこれに含まれる可能性がある。
統合魔術 :複数の系統の組み合わせらしいが詳細不明。
傷などの回復こそできないが、それ以外の移動や探索、防御・戦闘の補助などにおいては非常に大きな力を発揮するのが特徴である。
【登場キャラとの関係】
【ディードリット】
英雄戦争の頃には、レイリアを支配した状態で直接戦ったことも何度かあり、自由騎士パーンの仲間として認識している。
ディードリット→カーラ
ディードリットは額冠 の効果や主義・主張を含めた正体が完全にばれている。
【アシュラム】
レイリアを支配した状態で直接の面識があり、それ以降も帝国を支えるための重要人物として支援していた可能性が高い。
アシュラム→カーラ
アシュラムはカーラの正体を一切知らないが、“灰色の魔女”と同じ額冠 をつけていることに気づく可能性は高い。
【ピロテース】
直接的な面識があるかは不明だが、アシュラムの側近としてその情報を知っている可能性は高い。
ピロテース→カーラ
“灰色の魔女”について知っている可能性も薄く、額冠 に気づく可能性もほとんど無いと思われる。
←エンブリオ ↑非参加者名簿(支給品) G-Sp2→
以降ラノベ・ロワイアル本編のネタバレ注意
【追跡】 計10話
No. | 題名 |
187 | Prologue |
273 | Howling! |
301 | 彼女の選択 |
316 | Cross Point |
353 | 魔女の休息 |
443 | 魔女の見る夢【紅と灰の願い】 |
461 | ――そして、魔女達は夜会に集う |
462 | 世界の裏側 |
499 | 灰色の虜囚 |
566 | 名も無きヶ原の食鬼少女 |
【現在状況】
+ | 開示する。 |