ウィザーズ・ブレイン
【作者/レーベル】 三枝 零一 / 電撃文庫
【略称】 WB、ウィザブレ、魔法脳
【世界観】
【略称】 WB、ウィザブレ、魔法脳
【世界観】
舞台は22世紀の地球。
情報制御理論を基盤に世界各地に建造された衣食住全てを完全な自給自足で満たすことが出来る積載都市『シティ』の出現により国の概念は消滅し、行政はシティ単位となり、南極と北極に打ち上げられた大気制御衛星によって天候までも操作出来るようになった人類達は栄華を極めていた。
だが2189年5月14日、大気制御衛星が謎の爆発事故によって何故か搭載されていた干ばつ対策用の遮光性の気体をばら撒き地球は雲に覆われ、零下以下の気温が標準となった世界へと変貌し、エネルギーの90%以上を太陽光発電に頼っていた人類達は残ったエネルギーの争奪に魔法士達を投入した第三次世界大戦が勃発する。
大戦は一人の魔法士による同調能力でアフリカ大陸が消滅したことを契機に終わりを迎えるが、残されたのは極寒の大地と、大戦で7つにまでに減少し、魔法士の脳を使った発電法『マザーシステム』を編み出したシティだった。
それでも人々は僅かに残された発電装置とシティに縋り、滅亡の危機に瀕しながらも生きている。
【内容紹介】
世界は『情報』でできている。
世界は現実世界の他に、データで出来た『情報の海』と呼ばれる方面を持っており、現実世界と『情報の海』は互いに干渉あっている。
『情報の海』に一定の演算速度を持つ情報を押し付け、書き換えることで現実世界にも影響を及ぼすとされる情報制御理論。
情報を書き換えることが出来る力を持つ魔法士達と人間達の、極寒の地と化した世界での物語。
出番の多さは2巻>4上~下=6上~下=7上~下
主役格で一番出番が多い2巻だけで把握可能。
また錬との関係は初対面になる4の上下を読めば十分。
出番の多さは1巻>4上下>6上下=7上~下
主人公の1巻だけで把握可能。
またヘイズとの関係は初対面になる4の上下を読めば十分。
【既刊一覧】
タイトル | 発行年月日 | 定価 | 備考 |
ウィザーズ・ブレイン | 2001/02/10 | 641円 | |
ウィザーズ・ブレインⅡ 楽園の子供たち | 2002/01/10 | 725円 | |
ウィザーズ・ブレインⅢ 光使いの詩 | 2002/10/10 | 704円 | |
ウィザーズ・ブレインⅣ 世界樹の町〈上〉 | 2003/12/10 | 557円 | |
ウィザーズ・ブレインⅣ 世界樹の町〈下〉 | 2004/01/10 | 578円 | |
以降企画スタート後刊行 | |||
ウィザーズ・ブレインⅤ 賢人の庭〈上〉 | 2005/05/10 | 662円 | |
ウィザーズ・ブレインⅤ 賢人の庭〈下〉 | 2005/09/10 | 704円 | |
ウィザーズ・ブレインⅥ 再会の天地〈上〉 | 2006/12/10 | 557円 | |
ウィザーズ・ブレインⅥ 再会の天地〈中〉 | 2007/04/10 | 578円 | |
ウィザーズ・ブレインⅥ 再会の天地〈下〉 | 2007/10/10 | 620円 | |
ウィザーズ・ブレインⅦ 天の回廊<上> | 2008/10/10 | 557円 | |
ウィザーズ・ブレインⅦ 天の回廊<中> | 2009/02/10 | 570円 | |
ウィザーズ・ブレインⅦ 天の回廊<下> | 2009/06/10 | 620円 | |
ウィザーズ・ブレインⅧ 落日の都<上> | 2010/05/10 | 578円 |
ウィザーズ·ブレインⅧ 落日の都〈中〉 | 2011/02/10 | 620円 |
ウィザーズ·ブレインⅧ 落日の都〈下〉 | 2014/02/08 | 662円 |
ウィザーズ·ブレインⅨ 破滅の星〈上〉 | 2014/12/10 | 659円 |
タイトル | 発行年月日 | 定価 | 備考 |
【参考資料】
ウィザーズ・ブレイン ‐ Wikipedia
ウィザーズ・ブレイン@Wiki
ライトノベルキャラ最強ランキング決定戦スレまとめ@wiki‐ヘイズ
ライトノベルキャラ最強ランキング決定戦スレまとめ@wiki‐天樹錬
ウィザーズ・ブレイン ‐ Wikipedia
ウィザーズ・ブレイン@Wiki
ライトノベルキャラ最強ランキング決定戦スレまとめ@wiki‐ヘイズ
ライトノベルキャラ最強ランキング決定戦スレまとめ@wiki‐天樹錬
1巻は天樹錬とシティ神戸。
2巻はヴァーミリオン・CD・ヘイズとシティ北京の実験施設。
3巻はデュアル№.33(未参戦)とシティマサチューセッツが舞台と、
3巻までは巻によって主人公・舞台・周辺の登場キャラが変わり、また各巻の登場人物は別の巻ではほぼ登場せず、4上以降が前巻のキャラ達が入り乱れた話という変わった手法を取っている。
1~3巻は単独で読んでも理解出来る。
むしろ作者が書き慣れた2~3巻のほうが情報制御理論は理解しやすいという声もある。
物理学に根ざしたI-ブレインによる魔法は人を選ぶところがある。