■配列の書き方
その1 書籍でよくみる書き方
- 型名[] 配列名 = new 型名[要素数];
(例) int[] ten = new int[5];
その2 C言語っぽい書き方
- 型名 配列名[] = new 型名[要素数];
(例) String str[] = new String[3];
■なぜ配列が生まれたか
たとえば50人分の学生の試験の得点を計算する。
配列なしであれば
たとえば50人分の学生の試験の得点を計算する。
配列なしであれば
int tokuten1; int tokuten2; … int tokten50; goukei = tokuten1+tokuten2 … tokuten50;
などのように、記述量が多くなり不便である。しかし配列を用いれば
。後述するfor文を用いて
。後述するfor文を用いて
int[] tokuten = new int[50]
for(int i=0; i<50; i++){
for(int i=0; i<50; i++){
goukei += tokuten[i]; //↑goukei = goukei + tokuten[i]; と同じ意味
}
のように、短く記述できて便利だから。
■配列のイメージ
int[] ten = new int[4];
int[] ten = new int[4];
|2000番地| ten ten
… |
. |
. | ten[0] | ←2000番地 |
. | ten[1] | ←2001番地 |
. | ten[2] | ←2002番地 |
. | ten[3] | ←2003番地 |
ten[0] | ←2000番地 |
◆練習 Hairetu1.java
int型の配列で
ten を宣言し要素数は3こで各要素にそれぞれ
3.8.9.を代入せよ。
ten を宣言し要素数は3こで各要素にそれぞれ
3.8.9.を代入せよ。
String型の配列season を宣言しと要素数は3個で
各要素にそれぞれ""Spring Summser” "Autumn" "Wintere"
で、true false を代入せよ。
各要素にそれぞれ""Spring Summser” "Autumn" "Wintere"
で、true false を代入せよ。
Boolean型の配列
配列ten season yesno
の要素すべてを画面に出力せよ
配列ten season yesno
の要素すべてを画面に出力せよ
■配列の宣言と初期化を同時に行う
int[] ten = new int[]{3,8,9);
のように初期化を同時に行う
int[] ten = new int[]{3,8,9);
のように初期化を同時に行う
■配列の宣言をわけてかくこともできる。
◆練習 Hairetsu2.java
■for文
回数が決まっている繰り返しを行うときにはfor文を用いる。
書き方は
for(①初期化; ②継続条件式; ④ループ処理){
③処理;
}
であう。for文の実行の流れは
①で初期化を行い
②の継続条件式を判断する。
書き方は
for(①初期化; ②継続条件式; ④ループ処理){
③処理;
}
であう。for文の実行の流れは
①で初期化を行い
②の継続条件式を判断する。
trueの場合は③の処理を実行したあと
④のループ処理を行いまた②→③→④→②→…
を繰り返す
④のループ処理を行いまた②→③→④→②→…
を繰り返す
falseの場合は、for文を終了する。
(例)
"Hello"を10回表示する。
for(int i=0; i<10; i++){
System.out.println("Hello");
}
"Hello"を10回表示する。
for(int i=0; i<10; i++){
System.out.println("Hello");
}
①int i = 0;
カウンタ用の変数としてiを宣言しその初期値を0としている。
カウンタ用の変数としてiを宣言しその初期値を0としている。
②i<10;
継続条件式でi<10かどうかを判断している。
継続条件式でi<10かどうかを判断している。
③②がtrueなら、System.out.println("hello");
を実行。(今現在はi=0のままだからi<10はtrue)
を実行。(今現在はi=0のままだからi<10はtrue)
④i++;(i=i+1と同じ意味)
iの値を+1する。(iは0→1に変わる)
iの値を+1する。(iは0→1に変わる)
②~④を繰り返す。(i<10がfalseになるまで)
◆練習
1)5回繰り返すfor文を書け
for(int i=0; i<4; i++)
2)数値1から20までを画面に出力するfor文を書け
for(int i=1; i<=20; i++){
System.out.println(i);
}
System.out.println(i);
}
3)int 型配列kisuu に1から9までの奇数
を代入しその合計を表示する
[実行結果]
1+3+5+7+9=25
を代入しその合計を表示する
[実行結果]
1+3+5+7+9=25