ヒロインがヤンデレのギャルゲみんなで作ろうぜ!

わっふるわっふる

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kawauson

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saki0206|わっふるわっふる

;先輩2月6日/背景:屋上、特別教室(いつも使ってない方の教室)、廊下(自販機ある廊下)、稔の部屋(昼)
;♪BGM/tam-n06.mp3
;□背景/屋上
@bg file="okujou" time=700
@bgm file="tam-n06"
@cm
@texton
 外には抜けるような、澄んだ青空が広がっている。[lr]
 こんなに気持ちのいい晴れの日に屋上で昼飯を食べるというのも、いいものじゃないだろうか?[lr]
「……なんて考えていた時期が俺にもありました」[lr]
 俺は全力で後悔していた。[lr]
 頬を撫でる冷たい風が俺の全身を縮こまらせる。[lr]
 ……寒い。[lr]
 メロンパンをかじりながら、歯に詰まるクッキー地の皮をぬるくなったカフェオレで流し込む。[pcm]
 あまりの天気の良さに、今が二月だということを忘れていたのが敗因だ。[lr]
 こんなことなら、毒男たちと一緒に学食に行ってくればよかった。[lr]
 じゃあなぜまだ屋上にいるかって? 男には無意味と分かっていても意地を張らなければならない瞬間(とき)があるからだ。[lr]
「あー、くそ。世間の冷たさに負けた……っ!」[lr]
 嘆いてみるけど、それで暖かくなるわけもない。[lr]
「……戻るか」[lr]
 身体ばかりか心まで寒くなってきた。俺はカフェオレを飲み干して校内に戻った。[pcm]

@bg file="kaidan2" rule="縦ブラインド(左から右へ)"
「うぅ~……さむいさむいさむい」[lr]
 冷え切ったせいか、独り言もいまいち歯の根が合わない。[lr]
 袖の上から両腕を擦るが、疲れるばかりで一向に温かくなりそうもなかった。[lr]
「寒すぎて駄目だ。なんかシャクだけど……食堂で温かいスープでも買うか……」[lr]
 俺は身体を縮こまらせながら、1Fまで降りた。[pcm]
;□背景/廊下1
;1Fまで降りた。なので外が見えない方が良いかなーと。廊下2にします?
@bg file="rouka2" rule="縦ブラインド(左から右へ)"
 食堂が、ちょうど校舎の反対側にあるせいか、この時間のこの場所は人気が無く廊下は閑散として、それだけで寒い。[lr]
 まあ、まだ休み時間はたっぷりとあるし、スープものが売り切れることも無いだろう。[lr]
 ……余計な出費であることは確かだが。[lr]
「仕方ねえ……今月の、アレはあきらめるか」[lr]
 ちなみに、アレというのは『月刊スク水通信』という……その……いわゆるアレだよ、アレ。[lr]
 健全な男子学生なら家族にはナイショにしたい、机の引き出しの中を二重底にして自動発火装置をしかけておきたくなるようなアレだ。[lr]
;↑原文 机の引き出しの中を二重底にして自動発火装置のトラップを仕掛けておきたくなるようなアレだ
 毎回、隠し場所に頭を悩ますのが分かっていながら、買ってしまうのは男の子の悲しい性という奴だろう。[lr]
「……先月号とか、そろそろ隠し場所を変えないとな」[lr]
 特にうちには、気がつくと俺の部屋で潜入ミッションを始めるヒメッド・スネークなんてのがいるからな。[pcm]

;□背景/黒
;(回想、ここから)
;モザイクアウトがあればそれで。なければ時間経過っぽい演出でみの自室朝の背景に変えてくれ。
;□背景/みの自室朝
@fadeoutbgm time=1500
@bg2 file="heya_m" rule="モザイク" time=1500
@bgm file="vip516910"

;♪BGM/vip516910.mp3   たぶんろだにないのでイコケイに問い合わせてくれ。

;▲立ち:ひめ/02 08a 01 00 00 00
@hime pos=c wear=u pose=1 b=2 e=8 y=a m=1
「聞こえるか、大佐。こちら、スネーク。稔くんの部屋に潜入した。指示をくれ」[lr]
;▲立ち:ひめ/02 07a 09 00 00 00
@hime pos=c wear=u pose=1 b=2 e=7 y=a m=9
「良好だ、スネーク。では、まず定番のベッドの下から捜索を開始してくれ」[lr]
;▲立ち:ひめ/07 07a 07 00 00 00
@hime pos=c wear=u pose=1 b=7 e=7 y=a m=7
「大変だ、大佐! ベッドの下から、いかがわしい本が!」[lr]
;▲立ち:ひめ/07 09a 07 00 00 00
@hime pos=c wear=u pose=1 b=7 e=9 y=a m=7
「大佐、これより内容を検証する!」[lr]
;▲立ち:ひめ/04 01a 07 00 00 00
@hime pos=c wear=u pose=1 b=4 e=1 y=a m=7 s =1
「……って、うわぁ…………稔くんてストライクゾーン広すぎ……」[lr]
;▲立ち:ひめ/04 03a 09 01 00 00
@hime pos=c wear=u pose=1 b=4 e=3 y=a m=9 c=1
「…………す、スク水かぁ……」[lr]
;▲立ち:ひめ/05 06a 07 01 00 00
@hime pos=c wear=u pose=1 b=5 e=6 y=a m=7 c=1
「………………う…………こ、これ……きょ、姉弟モノ!?」[lr]
;▲立ち:ひめ/消し
@cl pos=c
;※背景横揺れ/はげしく(次のセリフがつっこみのため)
[quake time=1000]
「ナルャッデンディスカ、ベェザァァァァァァァン!!」[pcm]

;□背景/黒
;(回想、ここまで)
;モザイクアウトがあればそれで。なければ時間経過っぽい演出で廊下1に変えてくれ。
;□背景/廊下1
@fadeoutbgm time=1500
@bg2 file="rouka2" rule="モザイク" time=1500
@bgm file="tam-n06"

 ……思わず、オンドゥル語が出たのは後にも先にもあの時だけだ。[lr]
 しかも人権を蹂躙されたのはこっちなのに、しばらく姉さんは俺と口をきいてくれなかった。[lr]
 もっとも、あの時は毒男に貸してもらった近親相姦物のエロ本が入ってたし、姉さんが怒るのも無理はないか。[lr]
 そんなわけで最近は姉さんに悟られないように、ちょくちょく隠し場所を移動しているのだった。[lr]
「今度は洋服ダンスの奥にするか……さすがの姉さんでも、俺の下着が入っている引き出しを開けたりはしないだろ」[lr]
 などと考えながら廊下を歩いていると、[lr]
;↑原文 などと考えながら人気の少ない廊下を歩いていると
@fadeoutbgm time=1500
「……おや?」[lr]
 ふと空き教室になっている部屋から、何か音が聞こえた気がした。[lr]
 なんだろう。空耳だろうか?[lr]
 気になった俺は、閉じられた扉に耳をそばだてた。[pcm]

;※改ページ
;BGMストップ/フェードアウト1秒
;@fadeoutbgm time=1000

「ん…………ンっ…………」[pcm]

;※改ページ

 聞こえてきたのは、鼻にかかったような甘い女の声。[lr]
 熱と艶を帯び、水気を含んだ快楽と陶酔のただ中にあって、押し殺してもなお零れ落ちる甘露のごとき声。[lr]
 それは、どこかで聞いた覚えのある声だった。[lr]
 この声は――――[lr]
「先輩?」[lr]
 ちょっとくぐもってて聞き取り難いけど、先輩の声に似ている気がする。[lr]
 だが、微かに聞こえてくる声は、あまりにも先輩には似つかわしくない種類の――淫らさを俺に覚えさせる。[pcm]

;※改ページ

「……あんっ……ぁあ……」[pcm]

;※改ページ

 ごくり、と自然に喉が鳴った。[lr]
 さっきまで身体の芯にあった寒さは影も無く、ぬめついた灼熱が下半身から背筋に這い上がってくる。[lr]
;↑原文 さっきまで身体の芯にあった寒さは影も無く、ぬめついた灼熱が下っ腹から背筋を這い上がってくる
 聞こえるのは先輩の声だけ。[lr]
 他の、誰の声も聞こえないのが、何故か嬉しかった。[pcm]

;※改ページ
;□背景/黒
@bg file="black"

 俺は扉を少しだけ開き、中の様子を覗いてみることにした。[lr]
 隙間が出来たことで、中の音が少し明確になった。[lr]
 聞こえてきたのは、やはり先輩の艶っぽい声と低い振動音。[lr]
 マナーモードの携帯電話のそれとは違う、間断を持たないバイブレーション。[lr]
 部屋の中は資材とダンボールがうず高く積まれており、閉め切られたカーテンのせいで薄暗い。[lr]
 先輩は、その部屋の奥に無造作に置かれた古びたソファーの上に座り、太いこけしのようなシルエットをしたモノを手にしていた。[lr]
 ブゥン、と絶え間なく振動を続けるそれを先輩はおもむろに――[pcm]

;※改ページ
;□背景:特別教室 kyousithu.jpgnの方でいいかな。それっぽいのあったら差し替えで。
@bg file="kaigi"

 肩に押し付けた。[lr]

;▲立ち:早紀/04 08a 02 01 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=4 e=8 y=a m=2 c=1
@bgm file="midorinogogo"
「ふあぁぁ……き、効くぅぅぅ~……」[lr]

;♪BGM:先輩テーマソング緑の午後/ループ
;@bgm file="midorinogogo"

「って、電動マッサージ器かよ!!」[lr]

;▲立ち:早紀/03 07a 04 01 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=3 e=7 y=a m=4 c=1
「ふぇっ!?」[lr]
 ビブラートを利かせて呆けた声を上げる先輩に、俺は思わずツッコミを入れていた。[lr]
;▲立ち:早紀/消し
@cl pos=c
 だって、そうだろう?[lr]
 人気の無い教室の前を通りかかったら、中から校内でも指折りの美人と数えられる先輩の色っぽい声が聞こえてきたら、健全な男子学生なら先輩のO-721だって思うはずさ![lr]
 チクショウ、俺のこの胸のトキメキを返せ![pcm]

;※改ページ

「とりあえず、バーボンを1杯サービスしてくださいよ、先輩……」[lr]
;▲立ち:早紀/03 07a 03 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=3 e=7 y=a m=3
「何だかよく分からないけど……未成年はお酒飲んじゃ駄目だよ、稔くん」[lr]
 めっ、と指を立て、幼い子どもを諭すように先輩が言った。[lr]
 うちの姉よりもお姉さんっぽく見えるのは、やはり先輩の人柄が良いからに違いない。[lr]
「……というか、どうしてこんなところにいるんですか?」[lr]
;▲立ち:早紀/01 01a 02 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=1 y=a m=2
「ちょっとした休憩、かな?」[lr]
 素直に疑問を言ってみると、先輩ははにかみながら答えた。[pcm]
;▲立ち:早紀/01 02a 02 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=2 y=a m=2
「生徒会のお手伝いしてるの。もうほとんどは下の学年に引き継いでるんだけど、備品のリスト作ってないみたいみたいだったから、あたしが」[lr]
;↑原文 生徒会の子たちのお手伝い
「またなんで先輩が」[lr]
;▲立ち:早紀/01 08a 01 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=8 y=a m=1
「あたし、生徒会のお手伝いもしてたから場所とか数とか分かるからね」[lr]
「なるほど」[lr]
;▲立ち:早紀/01 05a 04 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=5 y=a m=4
「で、今も整理してたんだけど――」[lr]
 と、そこで言葉を切って、先輩はソファーに置いた電動マッサージ器に視線を移した。[lr]
;▲立ち:早紀/01 08a 01 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=8 y=a m=1
「ちょっと肩が凝っちゃったから休憩して、備品の中にあったマッサージ器を使ってたの」[lr]
「ははぁ……それで、ですか」[lr]
 がっかりな反面で、俺は安堵していた。[pcm]
;▲立ち:早紀/01 01a 02 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=1 y=a m=2
「ちょっとと言わず、たっぷり休んでくださいよ。ただでさえ先輩は色んな仕事引き受けちゃうんですから」[lr]
 というか、この人の場合、自分から進んでお節介を焼きに行くからな。[lr]
 それで、やらなくてもいい仕事を背負い込んでフラフラになってるところを見たこともあるし。[lr]
 これで少しでも身体を休めてくれると、俺としても心配の種が減るというものだ。[lr]
 が、[lr]
;▲立ち:早紀/01 04a 02 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=4 y=a m=2
「駄目だよ。お昼休みが終わる前に、もうちょっと片付けておきたいの」[lr]
 あっさりと却下です。せめて考える素振とかしてください、先輩。[lr]
 仕方がない。別のアプローチで強制的に休憩を取ってもらうとしよう。[pcm]

「あ、先輩。肩こりに良く効くツボ知ってるんで押してあげますよ、っと!」[lr]
 有無を言わさず、俺は先輩の肩をぐいっと揉みこんだ。[lr]
;▲立ち:早紀/03 07a 04 01 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=3 e=7 y=a m=4 c=1
「ひゃんっ!」[lr]
 先輩は俺の行動を予測できなかったのか、揉まれた瞬間にびくりと身体を震わせた。[lr]
;▲立ち:早紀/04 08a 05 01 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=4 e=8 y=a m=5 c=1
「ふぁ……す、すご……い……きもちいい……」[lr]
 唇からまろび出たのは先輩の本音だろう。荷物整理に向かっていた足は止まり、もっともっととねだるように肩の緊張が抜けていった。[lr]
 俺は首筋から肩の付け根へ向かって手のひらで圧力をかける。[lr]
 前に見たテレビでやってたが、身体の凝りはリンパ節に体内の老廃物がたまることで起きるらしい。[lr]
 手のひらで少しずつリンパ腺の流れに沿って、撫でるように押してゆくと良いそうだ。[pcm]
;▲立ち:早紀/04 08a 05 01 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=4 e=8 y=a m=5 c=1
「ンっ……すごいよぉ……どこで……ぁ……こんなの……おぼえたの……?」[lr]
「独学みたいなもんですよ。それより、先輩ってよく肩こりになるタイプでしょ?」[lr]
;▲立ち:早紀/04 01a 04 01 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=4 e=1 y=a m=4 c=1
「ふぇ!? すごいなぁ……そんなことまで分かっちゃうんだ……ぁん……」[lr]
 いや、そんなメロンみたいなの二つも付いてたら確実に肩凝るでしょう――とは言わないでおく。[lr]
 しかし、肩を揉んでるだけなのに、どうしてこんなに色っぽい声が出てくるんだろう?[lr]
 先輩って、こういう刺激に弱いのだろうか。[pcm]

;※改ページ 
;♭SE:学校のチャイム/ワンショット
@playse storage="se3"

 などと考えていると、昼休み終了の予鈴が校舎に鳴り響いた。[lr]
;↑などと考えていたら
;▲立ち:早紀/05 02a 05 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=5 e=2 y=a m=5
「むー……全然、整理できなかったよぉ……」[lr]
 先輩は不満そうに頬を膨らませたが、[lr]
;▲立ち:早紀/01 01a 01 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=1 y=a m=1 c=1
「でも、すごく気持ちよかった。なんかね、ものすっごく肩が軽いんだよー」[lr]
 ぐるんぐるんと元気に腕を振り回した。[lr]
;▲立ち:早紀/01 08a 01 00 00 00
@saki pos=c wear=u pose=1 b=1 e=8 y=a m=1
「稔くんのおかげで今日はもっと頑張れそうだよ」[lr]
「………………そうですか」[lr]
 まあ、本人が喜んでいるから良いのかもしれない。根本的な解決にはなってないけど。[lr]
;▲立ち:早紀/消し
 俺は先輩と別れて、教室に戻った。[pcm]
@cl pos=c
@fadeoutbgm time=1000
@fadeoutse time=1000
@bg file="black.jpg" time=1000
[jump storage="main.ks" target="*night" cond="sf.releaseMode==1"]

[jump storage="scenemenu.ks"]
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