用語集


ゲーム本編、または2chスレやプレイヤー間で使われる単語・常套句の簡単なまとめ。
判らない言葉があったらここで解るかも? ネタバレとなる物もあるので閲覧注意。







ゲーム内用語




【あ】


!!ああっと!!
前作・前々作では採集時に強敵とのエンカウントが発生する場合があり、その際に表示されるメッセージとして使われていた。
アイテム採集にスキルの習得が必要だった前作までは戦力を度外視した採集専用のパーティーを別途構成して採集へ向かうプレイヤーが多く、「!!ああっと!!」で全滅する光景がよく見られた。
しかし、今作ではシステム変更によって採集行動でエンカウントが発生することはなくなり、メッセージも自然消滅した……かのように思われたが、1回の採集で1ターンが経過するようになったため(前作までは時間経過なし)、採集中にF.O.Eに接触した時のメッセージとして使用されるようになった。
F.O.Eが視認できるために容易に避けられる事態ではあるが、前作までの仕様に慣れているプレイヤーへのファンサービスとも取れるだろう。

アリアドネの糸
迷宮に生きる全ての冒険者に常時携行を推奨されているアイテム。通称は糸。
迷宮や大地のいかなる場所にいようとも瞬時に本拠地へ帰還できる、シリーズおなじみのアイテムでもあり、価格はシリーズを通して一つ100en。
戦力のかけ離れたF.O.Eに追い込まれた時やダンジョンの奥で満身創痍になった時、このアイテムを切らしていたことに気付いた瞬間の絶望は計り知れない。
冒険前には背嚢(はいのう・せぶくろ)の中を忘れずに確認しておきたい。
スタート地点に「いともった?」というメモを残しておくと忘れにくいとシリーズファンの間で話題になっていたが、Ⅳではゲーム内でもその様な話が聞けるようになった。
カジュアルモードでは使用しても消費されず、補給の必要がないが、糸そのものを所持し忘れるとノーマルモードと同様の事態に陥る。

f.o.e (Field On Enemy)
[えふおーいー、ふぉー、ふぉえ等]
フィールド上でその存在を視認できる強敵。接触することで戦闘に突入する。
その他のゲームのように「ただの中ボス」「排除すべきお邪魔キャラ」などと考えてはならない。初遭遇時ではまず歯が立たない、恐怖心をもって避けるべき文字通りの強敵である。
前作まではプレイヤーが一度通った道でないと下画面で視認できなかったが、今作では地形をその視界に収めることで位置が分かるようになった模様。

遠隔
攻撃範囲を示す単語。パーティーの後列から敵の後列まで攻撃が届く「どの位置からでも全ての敵を攻撃対象にすることができる」性能であることを指す。




【か】


カジュアルモード
今作から選べるようになったゲームの難易度で、英語で言うヘビーユーザーの対義語となる、カジュアルユーザー向けのゲームモード。前作までの難易度がヘビーユーザー向けであったことの証左とも言えるだろう。
帰還アイテムが永続使用可能になる、味方が受けるダメージの減少、敵に与えるダメージの増加、全滅してもゲームオーバーにならないなど、初心者でもストレスなくプレイが可能な難易度になっている。
ただし、このモードのままでは取得できない勲章があるため、慣れてきたらシリーズ本来の歯ごたえや緊張感を楽しめるノーマルモードで挑んでみるのも一興だろう。

稀少個体
今作より登場したシステムで、エンカウントしたモンスターやマップ上のF.O.Eの中でたまに見ることができる、金色に輝く個体。
味方のバーストスキルを除いてターン内での最速行動(味方の防御行動にも優先される)が固定となり、攻撃力が通常の個体より高い(行動前メッセージの度に攻撃力が上昇している模様)ため、気を抜いているととんでもないダメージを食らうことがある。
必要以上に警戒する必要はないが、雑魚の場合は基本行動に逃走があり、倒した時の経験値にボーナスが追加されるため、可能であれば手早く片付けておきたい。

強化枠
味方に対して行った能力上昇などの強化内容を示す枠で、戦闘中にYボタンを押して表示されるINFOページで確認することができる。他のゲームに倣ってバフ(Buff)と呼ばれることもある。
強化枠の最大数は3で、それ以上の強化が行われた場合は最も古い効果が消え、新しい効果で上書きされる。
また、効果が相反する弱体化スキルと競合した場合は効果が消滅し、類似した効果の別のスキルを使用した場合には効果が直接上書きされる。(例:ナイトシーカーのデコイサインとフォートレスの挑発を同時に使用した場合、後から使用したスキルの効果で上書きされる。)
このため、強化スキルは強化枠のことを念頭に置きながら使用する必要がある。

近接
攻撃範囲を示す単語。パーティーの前列からは全ての敵を、後列からは敵の前列のみを攻撃できる「自分の位置から2列先までの敵を攻撃対象にできる」性能であることを指す。




【さ】


採集
迷宮及び小迷宮の特定の地点で素材となるアイテムを手に入れること。
採集の手段には「採取」「伐採」「採掘」の3つがあり、そのいずれかに対応した採集スキルを1つ、全てのクラスが有している。
なお、今作では採集行動を1回行う度に1ターンが経過するようになっており、迷宮内を移動するF.O.Eとの接触に警戒する必要がある。

サブクラス
Ⅲより登場した、本来のクラス以外から一つを選び、そのクラスのスキルを習得できるようになるシステムで、ストーリーを進めることによって開放される。
今作ではサブクラスのスキル習得に制限があり、本来のクラスの半分のレベルまでの習得が可能となっている。このシステム変更によって、メインクラスの特性をサブクラスの特性が上回るケースは原則としてなくなっているが、宝典の使用制限が重なったこともあり、メインクラスとの相性が色濃く反映されるようになった。
このため、固有スキルやスキルレベル、基本ステータスの観点からサブクラスの選択を考慮する必要がある。

弱体枠
味方に対して行われた能力低下などの弱体内容を示す枠で、強化枠と同様にINFOページ(2ページ目)で確認することができる。他のゲームに倣ってデバフ(DeBuff)と呼ばれることもある。
基本的な仕様は強化枠に準じるが、敵が全ての枠を埋めるほどに弱体スキルを活用してくるケースはまずない。
弱体効果は相反する効果の強化スキルで打ち消すことができる。
なお、敵の弱体内容及び強化内容はプレイヤーが見て確認することができない。ただし、弱体効果が切れた時にはメッセージが表示されるようになっている。

状態異常
毒や麻痺など、キャラクターにとって有害な効果が付与された状態で、キャラクターの名前の横にあるアイコンで確認することができる。
一度にかかる状態異常は1つのみで、同時に複数の状態異常を受けることはない。また、状態異常には優先順位があり、より高い優先順位の状態異常を受けた時には上書きされ、優先順位の低い状態異常は無効化される。
状態異常は薬やメディック・ダンサーなどのスキルで治癒できる。
状態異常を受ける確率にはLUCが影響しており、LUCが高いと状態異常を受け難くなると同時に、敵に状態異常を与え易くなる。

世界樹
このゲームで目指すことになる、タルシスから北方に目視できる巨樹の通称。このゲームの世界には、世界樹と呼ばれる大樹は各地にいくつか点在している。
この地の世界樹には、かつてより人々を永劫の楽園へと誘う何かが眠っているという伝承が語り継がれている。
今までのシリーズでは、主にその世界樹の近辺に存在する迷宮に挑む形であったが、今回は遠く世界樹を臨む街タルシスよりその麓を目指す為の長い旅となる。
今作の世界樹は、過去シリーズの中でも(シリーズ一作目で語られた、世界樹が本来持つ性質)をテーマにしたストーリーであり、また(この世界でかつて起こった謎)が少々解明される形となった。

属性攻撃
3属性と呼ばれることも。炎、氷、雷の3属性を指す。このゲームでは無属性という属性も存在するが当項目ではこの3種について解説する。
いわゆる魔法的な属性であり、物理と複合していない純粋な属性攻撃は後列からでも威力の減衰は無いが、純粋な属性攻撃は敵の耐性をモロに受けやすいので注意が必要。
スキルやアイテムを使う以外にはスロットつきの武器に鍛冶で属性寄与しなければ行使できない。




【た】


隊列
世界樹の迷宮シリーズでは前列と後列に別れたパーティ配置となっている。
前列はやや狙われやすく、後列では基本的に物理攻撃の被ダメージと与ダメージが半分になる。弓や術式などの飛び道具はその限りではない。前列が全員倒されると後列のキャラが前に押し出され、前列扱いになる。
今作では敵にも適用され、また味方は戦闘中でもターン消費なしで自由に隊列変更できるようになり、より戦略性が増した。前列がやられ、押し出された後列をそのターン内でさらに前後に分け、態勢の立て直しを図る事も出来る。
味方の場合は前列が全員やられた状態でもそのターン内だけは後衛は後衛のままのダメージ補正となり、押し出しはターンの最後となる。敵の場合は前列すべてを倒した直後に押し出される。

タルシス
世界樹を彼方に見据え、世界樹を目指す冒険者達の拠点となる街。冒険者達はこの地を治める領主の令によりこの地へ訪れる事になる。
領主の通称が「辺境伯」というだけあって、タルシス周辺には広がる草原以外に人の生きる街などは見当たらず、この地を訪れた者の多くは「陸路では大変だったろう」とのねぎらいの言葉を貰う程。
しかし辺境ながら、物語の10年程前に発見されたある鉱石によって航空技術が開発され、それらの発展もあってか交易は活発である様だ。
気球でタルシスを出た南南東には冒険者達がやってきたと思われる細い街道が伸びているほか、西に小さな廃鉱という迷宮が存在し、冒険者達はここで冒険者としての腕試しをする事になる。

調達
大地の特定の地点で食材となるアイテムを手に入れること。
調達できる食材のカテゴリには「獣」「鳥」「魚」「野菜」があり、気球艇に取り付ける装備によって調達ポイントのレア化や取得数増加の効果を得られる。
なお、採集と同様に1回の調達行動で1ターンが経過するため、調達地点と同じ高度を移動するF.O.Eとの接触に警戒する必要がある。

特殊ドロップ
モンスターの情報ページ、ドロップアイテムの3段目の赤い文字のアイテムの事。
入手の為にはその敵を特殊な方法で倒さなければならず、攻略情報なしにすべての図鑑のアイテムを埋めるのは至難の業。しかし、あえて情報を見ないでこの特殊ドロップ探しをするのもこのシリーズの楽しみの一つだろう。
今作では、モンスターの図鑑情報が閲覧できるようになるアナライズが存在するため、素材名からドロップ条件を類推することが可能になった。
使用することでその敵が落とすアイテムを一気に入手できるという反則技な消費アイテムも存在する。
レアドロップとも呼ばれることもあるが、実際のレア(確率)ドロップは2段目のアイテムである。一段目のアイテムよりも若干手に入りにくい。
が、特殊ドロップの条件が確率入手であったり、特殊ドロップの条件を満たしても100%はドロップしない敵もいる。その為、正確な条件を見極めるには多くの試行が必要になるだろう。




【な】





【は】


バースト
戦闘中、バーストゲージを消費してパーティメンバーの行動とは別に繰り出せる特殊な技を指す。戦闘画面の右側に縦に表示されているものがバーストゲージ。
パーティメンバーが行動するたびに徐々に上昇するほか、稀少個体と遭遇すると+2、逆に稀少個体に逃げられるor逃げると-2され、宿に泊まると溜まった分が半減してしまう。
バーストゲージは最大5まで溜めることができ、必中攻撃スキルなどの攻撃スキルから、状態異常延長スキルなどの補助スキル、さらには攻撃完全無効化スキルなど、非常にユニークで強力なスキルを使用することが出来るが、効果の高いスキルほど入手は後半になる上、ゲージを多く消費する為連発は難しい。
ダンサーのスキルにはこれらバーストゲージに関するスキルも取得可能。活用したいのなら彼(女)らにそれらスキルの取得をしてもらってもいいだろう。一部武器にはバーストゲージが溜まりやすくなる装備もあるが貴重品。
ちなみに、どのバーストスキルも稀少個体の行動補正よりも早く発動する。逃げられる前に狩っておきたい場合などに便利。

プーカ
今作から大地に稀に登場する黄色いF.O.E。今作のマスコットキャラ的存在。
見た目がとても愛くるしいとされ作中では人気が高いようだ。生態は不明で、世界樹から飛来する生き物という説もあるようだ。
プレイヤーを追いかけることも無くふらふらとどこかへ行ってしまうが、上手くエンカウントして倒すと・・・

封じ
状態異常・弱体化とは別枠でのバッドステータス。
頭封じ・腕封じ・脚封じの3種類あり、これらの封じは重複する。
敵味方問わず、スキルのほとんどはこの3部位のうちのどれかに依存しており、例を挙げれば腕封じ状態ではソードマンの攻撃スキルのほとんどが、頭封じではメディックの回復やルーンマスターの印術の全てが使用不能になってしまう。
ターン経過、もしくは薬品やスキルで回復することができるが、当然治療スキルの使用者が封じによって治療自体を使用不能にされてしまう場合もある。回復手段は複数用意しておくといいだろう。
また、スキル使用制限以外にも頭封じ→命中率や回復スキルの効果大幅低下、腕封じ→攻撃力半減、脚封じ→行動速度減少&回避率ゼロという効果もある。
味方にかかるとやっかいな縛りだが、敵に使うことで強力なスキルを使わせなくする事も可能になり、戦術にかかせない要素の一つにもなりえるだろう。
ただし、一度封じを成功させて解除されると以降は耐性が出来てしまい同じ部位への封じは掛かりにくくなる模様。

物理攻撃
主に単純な武器攻撃による攻撃全般を指す。
物理攻撃には3種あり、それぞれ斬属性・突属性・壊属性。
これら3種が含まれる攻撃は弓攻撃を除いて前衛からでないと本来の威力を発揮する事ができないものが多い。
これら物理攻撃は魔法属性と複合させる事も可能。

宝典
使用者のステータスを恒久的に底上げしてくれる夢のようなアイテム。
入手は難しく、また1ステータス10個までしか使えない。
Ⅲでは使用制限が無かった為STR99のムキムキな魔法職を作ることも可能だった。
この宝典を集める為にひたすら特定モンスターを狩り続ける事を「宝典マラソン」などと呼ぶ人もいる。




【ま】


マッピング
当ゲームにおける特徴的なシステムの一つ。
冒険者達が冒険していく舞台は大部分が未開の地であり、地図も誰かから購入するなども出来ない為、自分自身で床を塗り、壁を描き、ダンジョンの仕掛けを描き入れていく必要がある。
基本的に描き方は自由とされ、マップアイコンも決まった使い方をする必要は無いので、人によって違ったマップの描き方をしても構わない。
メモアイコン(赤い三角印)によってテキストの貼り付けも可能であり、敵の情報や仕掛けの詳細にはじまり、冒険の思い出を書き入れていったり、全滅時にそのマスでの死亡状況などを入れるなどの変わった活用をするプレイヤーもいる。
通路がある部分をただの壁として描きいれてしまうと後で探すのが非常に大変になってしまう。壁の描き入れは特に正確さを心がけた方が良いだろう。
どうしてもミスをした箇所が分からなくなった時は、一度すべてを消して一から探索をしなおすのも一つの選択だ。

無属性
物理にも三属性にも当てはまらない属性。
他の属性は強化する手段が多く存在するのに対して無属性は強化する手段が少ないが、同時に軽減する手段も少なく耐性を持つ敵も少ない為、どんな敵にも安定して使っていける特殊な属性。多くの耐性を持つ敵にはこれらや固定ダメージの毒攻撃などが有効。
逆に敵が使ってきた場合は軽減手段が少ないため苦戦必須となるだろう。一部バーストスキルで軽減・無効化は可能。
前作までは例外を除き後衛の魔法職しか扱えなかったが、今作からこの属性を運用できる前衛キャラも増えたためやや扱いやすくなった。




【や】





【ら】


レベルキャップ
RPGにつきものである「レベル」の上限のこと。単に「キャップ」とも呼ばれる。
世界樹シリーズではバトルバランスの観点から70が基本的なレベルキャップ。Iでは70以降何をしても経験値は取得できなかったが、IIにて「一度レベルキャップに到達することで引退時にレベルキャップが1増える」という修羅の如き仕様が追加。多くのプレイヤーを引退と育成の繰り返しで寝不足に陥らせた。
IIIでは特定モンスターの撃破でレベルキャップ解除という解りやすい条件となっている。
ちなみに今作は(IIIと同様、三竜を倒すごとに80→90→99と解除される。
もちろんこれらレベルキャップを解除せずともクリアは可能であるし、戦略次第では裏ボスも撃破できるバランスにはなっている。




【わ】






俗語・通称など




[あ]


アナザーカラー
キャラクターのグラフィック選択中にYボタンを押す事で、色違いグラフィックが選択でき、その色違いグラフィックの総称。単語自体はゲーム中には登場しないものの、各種ゲーム情報誌などで一般的に使われている。押すボタンからYカラーとも。
見慣れたその職本来のコンセプトカラーとはまた違った趣を楽しむ事が出来る。もちろん能力値に変化は無いので好みに合わせて用いるといい。
前作ではアナザーカラーで表情、アクセサリにマイナーチェンジのあったクラスも存在したが、今作では……(残念ながら無いご様子

表/裏
世界樹の迷宮シリーズでは、5層ボス撃破までが本ストーリー、その後の6層と奥に待ち構えるボスはクリア後のおまけ、隠し扱いとなっており、
ファンの間では5層ボスを倒しストーリークリア時点までを「表」、それ以降の6層を「裏」と呼ぶ。
無論これはファミコン時代から続く「裏面」にちなんだ呼び名。特に6層ボスは「裏ボス」と呼ばれ、入り組んだマップの奥地にたたずみ、ゲーム内でも非常に凶悪な攻撃を駆使する間違いなく最強の敵であり、多くの冒険者達の最終目標とされる。
6層だけでなくクリア後には多くの隠しボスなどと戦う事もできるので、表クリア後からが本番というプレイヤーも。
今作は層ではなく第○迷宮と、それぞれが別のダンジョン扱いではあるが、凶悪な難度を誇る「裏」迷宮は健在。バトル、ダンジョンの仕掛け、ボスなどなどが「ここからが本当の世界樹」とばかりにプレイヤー達を待ち受けている。




[か]


隠し職
初期では仲間に出来ない、ミスティック、モノノフ、???(インペリアル)の3職(もしくは、???のみ)を指す。
隠し職にふさわしくどの職もアクの強い職業だが、使いこなせば進軍の助けとなってくれるだろう。
特に???については名称が公式で伏せられるという扱いである為、名前出しについてはネタバレにならないような考慮が必要である。

カンガルー
主にフィールドF.O.Eのうろつく跳獣を指す。
発売前に先行配信された体験版内において、入手できるアイテムを全て入手し、Lvも最大まで上げたパーティーをフックとアッパーで全滅させ、体験版をプレイした多くのプレイヤーを震え上がらせた動物ボクサー。
平原を我が物顔で闊歩するその存在感と、10レベル程度でもギリギリなんとか倒せる強さから、世界樹の厳しさをシリーズ初心者に教えてくれる立ちはだかる壁として話題になった。

「君は○○してもいいし、○○しなくてもいい」
世界樹シリーズの特徴的なナレーション。ゲームブックやTRPGライクな色の濃かった一作目から存在する言い回しである。主にダンジョン内の各イベントでの二択での直前に用いられ、プレイヤーに決断を迫る。
磁軸を遠く離れ、数多の敵を撃ち破ったその先で放たれるこの一言は、古参の冒険者をも震え上がらせる。
大抵の場合は、ちょっといいアイテムが手に入ったり、ちょっとHPやTPが減ったりする程度だが…。

クラントロどこ?
人の話をちゃんと聞かない冒険者の末路。
何かを頼まれる場合はしっかり情報を覚えるかメモをしよう。
凶悪FOEと真っ向から挑むハメにならないだけ今回は実にカジュアルである。

クローニング
ギルドカードのQRコード読み込みで、自分のギルドキャラクターを読み込み、増殖させる技。
主に、ゲストの特性である「Exp分配の頭数にされない」点のを利用してキャラの育成に使われる。
名前や顔が同じキャラがずらりと並ぶ様は微妙な気分にしてくれる。




[さ]


さほどでもない
第6迷宮のある敵の説明文に使われる言い回し。
シリーズ一作目でのその同一の敵の図鑑説明文と実際のステータスが大いに食い違っていた事が話題となっており、それのセルフパロディである。
すなわち、「非常に強力・凶悪な能力を有している」場合に「さほどでもない」と使用する。

三色/三色属性
火、氷、雷属性の3属性を指す俗称。
詳しくは属性攻撃の項目を参照。

三竜
クリア後のクエストによって戦う事が出来るシリーズ伝統の隠しボス、偉大なる赤竜、氷嵐の支配者、雷鳴と共に現る者、三体の竜の通称。
初代より、規定ターンに高確率で全体属性ブレスを仕掛けてくる思考を持つ。今作からブレスの威力は大きく抑えられたものの、属性攻撃無効化スキルが削減されてしまったため、総合的に耐性を上昇させて耐える事が必要とされる。また、初回のみ6人目のNPCを加えての攻略が可能となっている。
彼らを倒すと、特典として(一体倒すごとにレベルキャップが解除され、更に新たなボスが出現する)ため、本編を終えた多くの冒険者達は彼らの打倒を目指す。


縛り
■このゲームにおけるバッドステータス「封じ」の別名(別項目にて解説)
1でこのバッドステータスを与えるのが得意なクラスがダークハンター(イラストでは全員鞭装備)であったため、封じ=縛るというイメージがつき、そのまま定着したことによる。
■広義ではゲームプレイヤーがよりゲームを楽しむ為に自分自身にかけるプレイ制限の事。
「○○縛り」と内容を伴って使用される事が多いため誤認は少ない。
このゲームにおいては通常様々な職を組み合わせて5人パーティーを組むのが普通だが、4人以下(1人で旅をさせる猛者も)のパーティで挑む低人数プレイや、5人全員同じ職業プレイ、はたまた「一度死んだキャラクターはキャラクターデリート」など、ユニークなプレイをするプレイヤーも多い。

世界樹武器
今作の裏ボスドロップで作成出来る武器一連の通称。前作までの裏ボスドロップは対応した武器一種類であったが、今作では全系統(8種)の攻撃力が最も高い武器となるため、全職の最終装備候補である。鍛冶スロット数も最多の8個ゆえに悲鳴を上げながら裏ボスマラソンに勤しむ人も多い。

添い寝
今作のラスボスは条件次第で再戦可能となっており、その条件のキーワードを指す言葉。
ラスボスに関連する人物との会話であり、予想が出来ないわけではないのだが、あまりに突拍子も無いその再会に準備もなしに戦闘開始になってしまいクリア済みにもかかわらずhageる者も。
その突然の再戦は冒険者はいついかなる時も気を抜いてはならないと教えてくれるに違いない。



[た]


竜巻ディバイド
フォートレスのスキル「ディバイドモード」を有効活用するため、大地の竜巻に突撃してフォートレス以外のHPを1まで減らすという荒業。「オールディバイド」と同様に全員を守りつつもフォートレスがある程度自由に動けるのが利点だが、毒に弱い、フォートレスが倒れると一気にパーティが崩れるといった欠点もある。




[な]

ネタバレ
作品や物語の内容やストーリーなどの情報を未読者、未経験者に伝える事。
事前情報無しに挑みたい冒険者にとっては裏ボスよりも恐ろしい魔物と化す。
今作では隠し職の名称そのものが公式サイトの情報で伏せられていた為、より一層気をつかわなくてはならないシーンが増えた。




[は]


hage
(はげ)
世界樹の迷宮シリーズで全滅を意味する言葉。出典は初代の頃に立てられた「世界樹の迷宮で全滅したらhageるスレ」。
初代hageスレの>>1がageとハゲをかけた駄洒落と改変AAでスレを立てたのが始まりであり、語感のよさから定着した。
逆に、敵(特に強敵F.O.E)を撃破できた際には「sage」という言葉が用いられる。
ゲームオーバー画面では芽吹いた植物の画像が表示されるのも通例であるため、植林と呼ばれることもあった。
今作は風に舞う綿毛であるため、綿毛とかタンポポとか呼ばれることも。
用例:カンガルーhage

世界樹シリーズでの伝統的な花びら系モンスターの事。
それぞれ厄介な全体状態異常持ちの上、強力なアタッカーでもある為、なすすべもなく世界樹の肥やしにされたプレイヤーも多い。
さらに今作では、凶悪な攻撃能力を持った大花系モンスターも増え、さらにプレイヤーの恐怖の象徴となっている。
余談だが一作目では濃い赤色だった破滅の花びらは濃青色に変更されている。性質も大きく変化したためまるで別物である。

バフ/デバフ (Buff/Debuff)
主にMMORPGなどで使われる強化/弱体の総称。
詳細は各強化/弱体枠の項目を参照。

羊狩り
ジンギスカンとも。第二大地のFOE「沈黙の夢喰い」をひたすら狩り続けるレベル上げ方法。
全体睡眠は危険だが攻撃手段は単体のみしかなく、対策をしっかりすれば簡単に狩れる。復活が1日と回転が速い事も魅力の一つ。
ただFOEとの戦闘をこなすのではなくレア食材で簡単に希少化させ更に経験値ボーナスが得られる為、万単位で経験値を取得できる。
1つのレア食材で2匹を連続して希少化しだしたら貴方は立派な羊飼い。
6層の「悪夢を運ぶもの」を狩り「解剖用水溶液」を集めることも同様に使われる。

ふぉーちゃん
公式サイトの特別企画「ふぉーちゃんの旅日記」キャラクター。本名フォウ=デ=ロシェ。
世界各地を巡り秘宝QRとはっちゃけたネタを日記に綴って行く。実はそうとうな苦労人らしい。
フォートレス♀1と似たグラフィックだが、多少の特徴がつけられたNPCキャラという立ち位置であり、ゲーム内のキャラクターとは描き分けられている。
旅日記の目的であった「幸せのモンスター」は見つけられなかったものの、ついに世界一周を果たし、タルシスへの帰路へ。しかし・・・

ぶっかけ
「解剖用水溶液」を使い条件ドロップを満たさずレア素材を手に入れる行為。
相変わらず効果は1ターンなので使う前にトドメまでの計算を間違えたり事故で無意味になっても泣かないように。
キまればプレイヤーは天にも昇る気持ち間違いなし。
今作は特に強敵からの低確率レアドロップが多く存在するため、これの使用を禁止したプレイにおいてはプレイヤーは白目を剝く事になるだろう。

兵馬俑
古代中国で王の墓に供えられた兵士の像のこと。世界樹では裏ダンジョンでのあるイベント戦闘で負けた状態を指すことが多い。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ は既にhageスレのテンプレの一つ。

ほむほむ
第3迷宮ボスの通称。由来は恐らく某アニメのキャラクターと名前が似ており、そのキャラの愛称がほむほむだったため。
ある条件で弱体化が可能であり、弱体化前は屈指の体力を誇る。

ボウケンシャー
冒険者のこと。由来は3のとあるキャラがこう呼んでいたことから。
転じて、このゲームのプレイヤーのことをこう呼ぶことも。



[ま]


M竜
今作の隠しボス(冥闇に堕した者)の事。SM竜・ドM等と呼ぶプレイヤーも。
全体への縛りに加えて自分自身も縛ってしまうという珍妙な技を使用してくるためこの通称で親しまれる。
このような呼ばれ方だが実力は折り紙つきで、上手く縛りを入れていかなければ厄介な技や超ダメージ技を駆使してくるので、縛り維持、耐性管理が極めて重要になってくるというユニークなボスである。
元々前作にもエルダードラゴンという似た性質のボスモンスターが存在し、そちらも同様にM竜と呼ばれる。
縛りが入っていない状態で撃破すると通常ドロップになるのだが、前述の性質の為通常ドロップの方が取得が難しいという点でも珍しいモンスターである。

マラソン
これまでの世界樹シリーズでも、またそれのみならず他のゲームでもプレイヤー内で使われてきたゲーマー用語。
例えば確率や手間の関わる貴重なアイテムを手に入れるため、例えばレベルキャップなど特定の目標を達成するため、いつ終わるとも知れぬ延々と続くプレイの事を指す。
Iの頃は強敵が持つ低確率ドロップアイテムを手に入れる「逆鱗マラソン」、IIではレベルキャップ上昇条件の厳しさゆえ敢行された「Lv99マラソン」、IIIではステータスアップアイテムを乱獲するための「宝典マラソン」などが、プレイヤー達を絶望と希望の地獄にいざなった。
今作でも前述した「宝典マラソン」や、レアドロップの為の「水溶液マラソン」などがしばしば話題に上がるが、特にプレイヤーに血の涙を流させる事になると思われるものは、最強武器強化の為の「裏ボスマラソン」だろう。


今作の裏ボスの通称。一応ゲーム中でもそのように呼称されている節があるが、正式名ではないのとやはりその中でも「登場人物からの通称」扱いのため俗語に記載する。
歴史上から秘されてきたある建造物の奥地、太古の昔からひっそりと生き続けてきたという謎の生命体。その正体は・・・
今作では前作と同様最下層へ降りてすぐに挑むことが可能であるが、戦う前に弱体化させることが出来るため、これによって撃破難易度が大きく低下する。
ただしその弱体化には凶悪としかいえない編成のモンスター達の潜む難解な仕掛けの最下層を巡り、ヒントを頼り、多くのギミックを解かなければならない。
弱体化なしで挑む当モンスターはまさに作中最強、それどころか全シリーズの裏ボスでも屈指の難易度を誇り、やり込みプレイヤーの魂を燃え上がらせた。




[や]





[ら]


竜のう○こ
大地に突如として現れる三竜が通りすがりに落とすモノ。
破格で引き取られる他、食事効果も強力。
酒場の客に言わせると雄大な竜の尾や爪から分泌される大変ありがたいものらしいが、
光り輝き大地に滴るその御姿はどうみてもう○こです。本当にありがとうございました。
ゲーム内ではこれらを求めて竜を追う者の事を「ドラゴンフォロワー」と呼ぶという。しかしどうみてもう○こ拾いです。本当にありがとうございました。
別に謎の老人に渡すと竜の卵に取り替えてくれるわけではない。




[わ]

綿毛
今作のゲームオーバー画面に舞うものの事。転じて、全滅した事。
「俺の2軍PTが操作ミスで青い鳥につっこんで綿毛を飛ばした」といった様に用いる。
「watage」と書く人もいる。
Ⅲのケサランパサランを指す事も。
関連:hage




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最終更新:2023年07月09日 11:41