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神大ラリー2008結果
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JAF中部・近畿ラリー選手権第2戦/JMRC近畿ラリーチャンピオンシリーズ第1戦
神大ラリー2008は、2008年8月30日~31日兵庫県朝来市(あさごし)生野地区および峰山地区にて開催されました。
昨年まで、JAF中部・近畿ラリー選手権の初戦は、姫工大ラリーが毎年4月にこの地域で開催されていましたが、事情により開催できなくなったため、近畿地区ではこの神大ラリーが初戦となり、参加台数が何台集まるか心配されていましたが、蓋を開けてみると、近年では最高の50台のエントリーが集まりました(うち選手権外クラス5台)。
さらに、昨年公開されたラリー映画「SS」の関連で、俳優の哀川翔さんも参加するということで、スタート会場やサービス会場が大変盛り上がっていました。
競技の方は、今年からクラス区分を3クラスに変更したこともあって、例年不成立や成立に苦労するクラスもありましたが、今年は第1戦から各クラス問題なく成立するようになりました。
また、コース設定では、例年の姫工大ラリーのコースと神大ラリーのコースをミックスした設定になっており、低速コースから2車線の高速コースまでバラエティに富んでいて選手の評判も上々でしたが、その分レッキに時間がかかり体力的な負担も大きかったようです。
さて、ラリーの結果は、Cクラスでは、全日本選手の島田雅道選手と今年からマシンをエボ7にスイッチした高山仁選手と久々に出場の堀江拓選手の三つ巴に争いになり、他の選手を引き離す展開になりました。結局、高山選手が、SS4でトラブルを起こし、1ステ島田選手がリードしましたが、今度は島田選手がエンジントラブルで、ペースダウンを余儀なくされましたが、1ステの貯金をうまく使い逃げ切りました。高山選手は、SS4で堀江選手に引き離されましたが、2ステ全SSでベストタイムをマークし1秒差で逆転しました。4位には、第1戦で優勝した愛知の田邉亘選手がここでも1秒差で滋賀の那須文章選手をかわしました。6位には、愛知の村上健選手が入りました。
Bクラスでは、前戦の富山で中部近畿地区戦デビューウィンを果たした、塩谷敏史選手が初めての近畿ラウンドに望みましたが、今回も速いところを序盤から見せつけましたが、SS3で、クラッチ、デフ、ドライブシャフトが根を上げ、このあとは、完走するため我慢の走りに切り替えましたが、結局の序盤のマージンをうまく使い逃げ切りの連続優勝を果たしました。2位以下の上位には、いずれも近畿の選手が入り、6位にようやく愛知の山村浩三選手が入賞しました。
Aクラスでは、なんと13台中9台がシティという車種構成のなか、地元のベテラン関根選手が、余裕で逃げ切りました。2位争いは、接戦となりましたが、親子で出場の日村公明選手が、中部の若手で唯一のEPで孤軍奮闘する岩井謙治選手を1秒差でかわしました。
DE-Cクラス 左から 2位 高山仁選手/松本大地選手(代理)、1位 島田雅道選手/横川紀仁選手、3位 堀江拓選手/塩谷大地選手
DE-Cクラス 左から 4位 田邉亘選手/黒木崇史選手、5位 那須文章選手/藤田憲一選手、6位 村上健選手/内野稔秀選手
DE-Bクラス 左から 2位 荒井純司選手/大橋正典選手、1位 塩谷敏史選手/高橋巧選手、3位 安江広和選手/赤坂高司選手
DE-Bクラス 左から 4位 荒井淳之選手/馬瀬耕平選手、5位 岡所次郎選手/中居肇選手、6位 山村浩三選手/内田園美選手
DE-Aクラス 左から 2位 日村公明選手/日村雅志選手、1位 関根康生選手/松原正文選手、3位 岩井謙治選手/丹羽貴裕選手
DE-Aクラス 左から 4位 金澤一好選手/三好明宏選手、5位 里 貴之選手/石田一輝選手、6位 武内洋信選手/摩島繁治選手
最後に、今回出場された哀川翔さんの閉会式でのスピーチがYouTubeに公開されていますので、ご紹介します。
http://jp.youtube.com/watch?v=fkmEugdV5cE
関係者ブログ・TEAM FORD Official Blog