アーラ




「私にだって、出来ることはあるはずです。この「力」はその為にあるって、信じます」

フルネーム アーラ
種族 HUMAN
性別 FEMAL
身長 158
誕生日 不明
所属 Space Allied Forces第3番艦「ソーン」
所属Ship Ship3
クラスレベル HUNTER
IDネーム tenbin
Last Update 2013-04-19 23:42:57 (Fri)

備考

アエルアスターの実子。年齢は15歳。
自身が赤子の頃、アエルとアスターは彼女を巻き込むまいとある夫婦の下に預け、そして彼女はその夫婦を両親と思い込み成長してきた。
が、10歳の頃に両親から真実を聞かされ、アエル(人間時)、アスター、アーラ(赤子)が写った形見の写真を渡され、お守り代わりとしてそれを常に持ち歩いていた。
アエル、アスターが庭園内でも非常に有能且つ強力無比な戦闘力を誇っていた事もあってか、その後は「本当の父さんと母さんの分まで強くなりたい」という漠然とした想いが募るようになり、我流ながら徒手空拳の訓練を行う。やや荒削りではあるが、確実に才能は受け継がれており、その実力は周囲に一目置かれていた。
5年後に育ての親共々戦争に巻き込まれ、育ての親が死ぬ場面を目の前で見たショックにより意識を失う。しかし目を覚ませば何故かシップ第3番艦に倒れており、後に警察に保護される事となる。
保護されてしばらくは身辺の取り調べが行われたが、何かが出てくるわけでもなく。また親を亡くしたとの証言から精神的に不安定な状態にあり、そのまま病院を通じて孤児として施設に入所する。
ある日、園外散歩として街中を歩いていると、写真の母によく似たキャストを発見。思わず追い掛けては呼び止め、写真を見せる。すると、それはまさにアエルその人だった。
互いに驚愕し、どう接すればいいのかわからない状況だったが、キャストであるはずのアエルが涙を流すのを切欠に、アーラもまた涙を流し抱き合い、間違いなく親子であると確信する。
その後はアエルに無理を言ってこれまでの大凡の経緯、人物関係を教えてもらい、また一緒に暮らしたいと彼女が言い出した為に、アエルは養子として施設から彼女を引き取る。
更に、一緒に父親を探したいと必死に頼み込むものだから、アエルは已む無くアークス適性試験への推薦状を書き、彼女はそのまま試験に合格。母と同様ハンターとして、またルームメイトとして暮らしていく事となる。

以上の経緯はアーラがアエルと再会した折に話した内容である。だが、実はそのほとんどがアーラの嘘であり、事実とは何もかも異なっているということをアエルは知る由もない。

アーラとは「翼」を意味する。

アスター襲撃事件を知り、昏睡状態となったアスターの仇を討つために那智探偵事務所を襲撃。しかし感情が抑えきれず力が暴走し、アーラも誰も殺したくないという想いを抱く。
ユキヒトが機転を利かせアーラの暴走を押さえ込み、その場は沈静化。アーラはその場にいた全員にアエル、アスターの事情を説明し和解するのだった。


性格

一言で表すならば「奔放」。ハッキリ言って普段の言動や行いは両親とは似ても似つかない。(育ての親が違う為に当然と言えば当然ではあるが)
他人をからかうのも割りと好きであり、どちらかと言えば周囲を振り回すタイプ。また、時に毒舌家にもなる。(初対面のユキヒトにおんなたらしのさいていたんていと言ってのける)
アエル同様こちらの世界の常識には疎く、首を傾げる事もしばしば。尤も、どちらかと言えば全てが新鮮に見えるこの光景をやや楽しんでいるようにも見える。
15年共に過ごしてきた育ての親の死はトラウマと化しており、その悲しみを押し殺さんと無理矢理元気を装っているふしもあり、アエルもそれについては気に留めている。
また、アエル、アスターについては確かに本当の親として認識してはいるが、それでもまだ実感が湧かず、意識しなければつい「アエルさん」「アスターさん」と呼んでしまいそうにもなり、誰も知らぬ所で苦悩する。しかし両親への愛情は確かであり、共に暮らすアエルをとても大切に思っている。
こう見えて母に似て努力家でもあり、鍛錬は欠かさず行う。特にこちらに来てからは毎日のようにアエルに訓練を見てもらい、メキメキと腕を上げている。アエルとアスターが生きていようとも、二人の分まで強くなりたいという想いに変化はないようだ。
ちなみに眼鏡はお洒落としてかけているだけであり、伊達である。



異能と記憶

+ ...
アエル、アスター同様アーラもまた『花』としての力を所持しており、彼女のそれは『炎熱操作』である。
炎を生み出し操る、と説明するまでもない程シンプルな力ではあるが、その実非常に強力な力であり、その気になれば人間など焼くどころか瞬時に『溶かす』事すら可能。アスターの重力操作同様飛行能力も所持しており、同時に周囲の熱に対して耐性を持つ。
アエル曰く『娘が本気を出せば、私もまた本気で当たらねば抑えきれない程の力』であるようだ。
力には件の戦争に巻き込まれた時に覚醒する。が、戦争中では極度の緊張状態、つまり精神が不安定な状態で覚醒した為に半ば自我を失い暴走状態となり、その際に兵士諸共育ての親すらも殺害している。(SS参照)
アエルのように死亡した際にこちらの世界に新しい身体として生まれ変わったのではなく、あくまで暴走が収まり気絶した際にこちらに飛ばされてしまった。その為、懐にしまってあった写真も共にこちらの世界に飛ばされている。また暴走状態にあっても写真は燃やす事は無かった。(メタ的な事を書くと炎操作って発動すればぶっちゃけ服やら髪やら全部燃えますが、それやったら色々とアウトなのでもうご都合主義で服や髪ごと炎になるっていう設定で)
また、本人はショックで殺人を犯した事の記憶を失くしており、また育ての親の死も敵の兵士によって殺されたのだと、無意識的な記憶の改善が成されてしまった。
しかし那智探偵事務所襲撃の際に記憶が完全に戻っており、どうにか受け入れる事に成功している。












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最終更新:2013年04月19日 23:42