Loiloidia


「ん、行くのぉ?

……気休め程度で良いなら、連れて行って?」


登録名  Loiloidia(ルルーディア) 
種族  human 
性別  female 
身長  158cm 
所属  ARKS / T.E.A.M Vesuva 
誕生日  非公開 
所属Ship  第3番艦 Thorn 
クラスレベル  Fi 75/Hu 32 Te 75/Bo 75/Fo 30 
Theme  『キラーチューン』 / 東京事変 
IDネーム  白銀 桜 
Last Update 2015-08-24 17:01:21 (Mon)




Portrait


淡く赤みのかった金髪に、ボルドーの柔和そうに見える目尻の下がった顔立ち。左目の下に小さくほくろ有。
割合小柄ではあるが、女性らしいラインを描く姿態を惜しげもなく露わにし、『花は見られて咲き誇るのよぉ?』とは当人談。
化粧っ気は少ないが、鮮やかな赤のルージュを引き、花のように甘い香りの香水を纏わせている。
普段の一人称は“あたし”。時折“私”を使うこともあるが、ごく稀。
語尾を伸ばし気味の少し低めの声で、笑みを含んだように何処か楽しげに話すが、口をつく言葉はその限りではない。
性格は気まぐれで適当、他人にあまり関心を見せず、名前も進んで覚えようとはしない悪癖持ち。
たまり場であるバーでは腕を知られていることもあり、キッチンに立つ姿も見ることが出来るが、酒のグラスを片手に茶々を入れつつ、雑談に興じていることの方が多い。
セリスィ、アソス・スト・マニキとルームシェア中。


+ ...
敢えて生年月日は非公開にし、登録名も本名を使わずにいる。
本名はオミフリ・リアカーダ。
オミフリは“霞”という意味で、アークス入隊以前に呼ばれていた通り名のようなものでもあった。
現在はどういった経緯かは謎のまま、本部から支給されたサポートパートナーの名となっている。
自らの素性を明かせないでいるのは、過去を容認しきれていない当人の未熟さのため。
しかし、少しばかりの心境の変化があったのか、聞かれれば過去の話をすることもあるようだ。

本来、情の篤い世話焼きな性質でありながら、感情を顕わにしたり、素直に気持ちを伝えることは苦手。
自分の心が動かなければ他人に深入りはしない、と決めているために名前を呼ぶ人間は限られている。それ故に、一部の人間に対しては努めて誠実であろうとし、更にその中のごく少数にだけは気を許した、甘いほどの対応を見せることがある。

料理の腕はそこそこあるのだが、得意料理は『あるもので適当に』。
結構な酒豪で味にもうるさめ、秘蔵の酒は自室に隠してあるらしい。
自分でシェイカーを振る位のことは出来るが、自分1人が飲む時はグラスにウォッカと氷をだばぁするだけと、妙なところで大雑把。
ライムが多めのモスコーミュールがお気に入りで、モロス氏に『いつもの』と覚えて貰っている。


Style

未だ自らを素人と称し、実際周囲に比べても非力であることを自覚するため、積極的に前線に立つことは少ない。
しかし、研修時代にお爺様ことバーガンディ氏と出会い、最前線において周囲をサポートする姿に感銘を受けて以来、複合職の“良いトコ取り”を好むようになった。
バウンサーライセンスを取得後は、テクターをメインとした、支援に特化する形で前線に立つように。
愛用のブーツ・オブ・セラフィで飛び回りつつも、補助テクニックで周囲のサポートをし、最前線でのレスタを強みとしている。
元々ファイターとしてチェイス系スキルやスタンスをフル活用しながらも、テクターとしてテクニックによる周囲の支援を主とした戦術を好んでいた過去もあり、戦闘においては自ら手を下すのではなく、周囲の制圧力を引き上げることを第一に置いている。
愛用する得物は細身のツインダガーやダブルセイバー、タリスやウォンド、ジェットブーツ。いずれも軽量で体に負担の少ないものが多い。

Backward

<about Ep1&Ep2>
Theme:『MISS X DAY』/a flood of circle
アークス入隊以前から長らく続いていた悪夢の影響から、珍しくバーで取り乱す姿を見せた。
そのまま凍土へ向かい、数人に見守られつつ『忘れ物を届けた』後は、銘を刻んだ『守り刀』の朧を手にすることはなくなり、代わりに同じ朧だが、無銘の業物を手にする姿が見られていた。
以降、少しふっ切れたような表情も見せつつも、時折回収した古ぼけた端末を弄んでいたが、とある緊急任務へ向かった際にパラレルエリアの旧市街地址(後に64番艦アリーヤであることが判明)へ赴くことになってしまった。そこで壊れていたはずの端末の電源が入る、謎の事態に遭う。
気味悪がりながらも充電も済ませ、いつでも中を見られる状態になったとはいえ、それ以上操作する気にもなれないのか、日頃はトランサーの奥底に放り込まれている。
+ ...
告げられた想いに応えきることが未だ出来ずにいるが、贈られた耳元を飾る“お守り”は肌身離さず着けている。
最近は耳元を無意識のうちに指で触れる癖がついたようだ。
特に多くを語ることはないが、ごく自然に寄り添う姿は唯一信頼を寄せている証拠、かもしれない。


+ ...
<アークス以前>
Theme:『青い鳥』/鬼束ちひろ
13歳の時に『10年前の死闘』で両親を喪い、孤児に。
市街地を彷徨ううちに親切な老夫婦に引き取られ、仮の名前を名乗りながらもごく普通の学生生活を過ごす。
この老夫婦の下と専門学校で料理を学び、一時は自分の店を持つまでの腕前になっている。
しかし、この老夫婦とも死別。更に店の出資者でもあったアークス所属の男の行方不明が数年のうちに相次ぎ、一時は繰り返す悪夢とアルコール依存で立ち直れないほどに衰弱してしまう。
けれど、遺された店を維持するためにリハビリを行い、依存は残り気味ではあるが、日常生活を送れるまでに回復。ささやかながらも店が軌道に乗り始めた矢先、市街地がダーカーの襲来を受け、それに巻き込まれてしまう。
そこを偶然セリスィに救出され、この避難の最中、フォトン適性が発覚。
以降、戻れなくなった市街地の店を建て直すためと自らに言い聞かせ、アークスに所属を決める。

<about Ep3>
Theme:『MOTTO』/back number
ショートだった髪を伸ばし、巻いて下ろして華を添え。
傍らに寄り添い、誰にも譲らぬ自分の居場所でのんびりとグラスを傾け。
時折カウンターに立っては、気まぐれに他にお節介を焼いてみたり。
悪夢の残滓も振り捨てて楽しげに、『今、ここに在ること』に笑んで見せ。
元々の足癖の悪さを存分に生かしつつも、周囲の支援に飛び回る日々。

+ ...
Theme:『MISS X DAY』/a flood of circle
悪夢からは解放されたものの、古ぼけた端末を捨てられないまま過ごしていたある日、サポートパートナー・霞の反応消失の連絡が入る。数日後発見の知らせを受け、訝しみながらナベリウスの指定座標へ向かうも、そこは壊世地区と呼ばれる区域だった。
単独で向っていたルルーディアが手当たり次第に打ったSOSがバーの仲間に届き、急遽捜索が行われる。
捜索は壊世地区の広範囲にわたり、ようやく確定した座標に駆け付けた面々の耳には、聞き慣れない男の独白が届く。
それは、数年前、任務中に消息を絶ち、死の淵に立った男の最期の言葉だった。
独白が終わり、集まった一同の前。気を失っていたルルーディアはそれを断つように、手にした晶花クリスブリューテを一閃させる。迷彩が解け、無名の朧が現れると同時に、半分に断たれた端末と片目を断たれたサポートパートナーが残された。
ようやく過去のことを、少しずつではあるものの笑みと共に語れるようになったルルーディア。
喪われるだけではない日々を、彼女は笑って歩き出す。




+ ...







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最終更新:2015年08月24日 17:01