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バス

語義的には、装置間通信のために共用する一まとまりの通信線のことを指す。DCCではキャブやブースター等を接続するシステム用のものを特にバス(システム・バス)と呼ぶ他、在線情報等をコマンドステーションに送り返すフィードバック・バスや、キャブの接続だけに使うバス(コントロール・バス、キャブ・バス)等もある。
線路へのフィーダー線や線路そのものもデコーダに取っては信号線に他ならず、広義のバスと考えることができる。欧米では実際にそう呼ぶことも一般的なので、英文資料を読む際には要注意。この意味では電源バス(Power bus)、線路バス(Track line bus)とも言う。またシステム・バスは従来キャブ接続が主要な目的だったことから、今でもキャブ・バスと呼ぶこともアル。

最近のシステム・バスの特徴としては、いわゆるネットワーク機能があることが挙げられる。具体的には複数の端末を接続でき、バスを通る信号の制御ができ、多くの場合双方向に通信ができる。単なる信号線共有を超えて多くの機能をDCCシステム全体に供給するために進化してきたものといえるだろう。
また、開発会社だけでなく数社で同じバスを採用するケースも多い。他社の装置を相互に接続できる可能性が高くなることから、ユーザーとしては歓迎すべき傾向である。

現在システム・バスとして比較的広く使われているのは以下の通り。残念ながら各バス相互には互換性はなく、一部の規格間で変換装置があるだけである。

LocoNet
Digitrax社の開発したバス。
XpressNet
Lenz社の開発したバス。
CAN
ZIMO社が採用する、制御機器向けの汎用ネットワーク。
ECoSLink
ESU社がCANをベースに開発したネットワーク。ZIMO社と互換性はない。
Cab bus
NCE社のバス。名前に反してキャブ接続専用ではなく、汎用のバスである。
SX-Bus
Selectrix用のバス。