フィードバック
語義としては、入力と出力を持つシステムにおいて、その出力が入力や操作に影響を与えるしくみがあるとき、これをフィードバックという。
DCCにおいては、たとえば
BEMFのような仕組みもフィードバックと呼べるが、通常は入力側である
キャブ(スロットル)または制御装置である
コマンドステーションに対して、出力側であるデコーダの動作情報を送ることを指す。具体的には車両の走行速度やポイントの開通方向等を知るための仕組みがフィードバックと呼ばれている。
フィードバックとはすなわちデコーダ側からの情報送信に他ならず、通常のキャブ側からの操作情報送信と組み合わせると、相互通信していることとなる。近年フィードバック機能に対するユーザーの要望も増えてきたことから、
双方向通信(
BiDi等)として整理する動きが盛んであり、特に欧州メーカーのデコーダでは
BiDi搭載が進んできている。
最終更新:2007年06月14日 18:12