わかりやすいように点数をつけてみます。

例を出します。
これは「バッシュにトゥルーを撃ってしまった弓スカ」に対する注意です。
0点から100点までを書いてあります。
どれが何点ぐらいか、あなたも一緒に考えてみてください。

「おいトゥルー撃つなよ」
「弓は皿スカ狙えよ」
「カスはキャラデリしろ」
「おいバッシュにトゥルー撃つなよ」
「攻撃被るから弓撃たないで」
「弓は敵の濱口消して」

「バッシュにトゥルーを撃ってしまった弓スカ」に対する注意分を簡単に羅列するだけで、既に6通りも存在しています。またこの他にも、注意を超え、説明になっている軍範も加えれば、それは10通り近くなるのではないでしょうか?
戦場におけるタブーは無数に存在します。
そしてそのいくつもに対する注意が無限に存在します。
ただ、ネツ民は注意があまり上手くないようです。
注意において重要なことは、次に繋げること。
注意されたプレイヤーが次に繋がる注意をすることが重要です。

それでは点数をつけていきます。

0点
「カスはキャラデリしろ」
10点
「おいトゥルー撃つなよ」
「弓は皿スカ狙えよ」
30点
「おいバッシュにトゥルー撃つなよ」
「攻撃被るから弓撃たないで」
「弓は敵の濱口消して」

これが答えです。

0点グループはそもそも注意になっていないこと。
10点グループは、的を得ない1つのことを注意しているだけである。
30点グループは、1つのことを注意して、1つのことを説明しているだけである。

そしてこの全てに言える事は、総じて口が悪いということ。
まず、命令口調はNGです。
誰しもが楽しむためにゲームをしているわけですから、楽しみを削ぐ行為はどのような形であれマイナスに働きます。
また、誰しもがどのプレイヤーも同じ実力としてプレイしているわけですから、同等のプレイヤーに命令される筋合いはないと考えるはずです。

ではどのような注意が100点なのか。

ポイントを説明します。
①やってはいけないこと・タブーを書き入れる
②★どうすればよいかを追加する★
③簡潔に

つまり、“自分が言われた時、直そうとする言い方”であれば良いのです。

何故こんなに噛み砕かなければいけないのか?
自称中級者、自称上級者の方々はそう思うでしょう。
ただ、相手の気持ちになって考えてみて欲しい。
タブーをしているプレイヤーに当てはまることは、多くが以下のことです。

「何が良くて何がダメなのかを知っても、どうすればいいのかがわからない。」
「困ったときに、何をすればいいのかを教えてくれればそう動ける」

物事には、過程があって結果があるのですが、注意は結果のみを教えていることが殆どです。
ですがそれでは、その時その状況でしか直すことができません。
また、異なる時でもその状況と似ているのであれば、誤っている事も正しいと信じそのままプレイしてしまうことでしょう。

「バッシュにトゥルー撃つと攻撃被るから後ろの皿スカ狙って」

この辺が80点クラスでしょうか。
向上心があるプレイヤーでしたら、“単語によって連想”します。
同じ一文でも、連想することによって応用が多々利くようになります。

バッシュ⇒4秒 致死率NO1 ラインが動くとき
トゥルー⇒貫通 攻撃被り 弱攻撃
攻撃被り⇒即死させられない PWの無駄 殺せない
皿スカ ⇒濱口潰し ウォリ狙いは非効率 やわらかい

「致死率の高いバッシュ時に弱攻撃の弓を撃つのは非効率であり、攻撃が被ってしまえば他味方の大攻撃のPWが無駄になり、自身の弓もPWが調整出来なくなり、瀕死で逃げられた場合に本来の仕事であるキル取りが出来なくなる」

と、どんどん単語を入れ替えて連想することによって、1つの簡単な説明が3つも4つも学ばせることが出来るものになっていきます。

ただしこの説明が80点なのは、応用が利かないプレイヤーであった場合、「バッシュ以外にトゥルーを撃たなければいい」と解釈される恐れがある為です。
多くのダメ注意は、誤解釈されることにあります。

「おいトゥルー撃つなよ」
⇒いつ撃てばいい?パワシュならいい?レインならいい?貫通は弱い?
「弓は皿スカ狙えよ」
⇒HP減らせばいいのかな。キル取りは任せればいいか。オリは放置でいいか。

1つを注意して、2つや3つの誤解釈を連想させるのは天と地の差が出ます。

また、軍範はtellではないので前線の自軍全員が聞くことが出来ます。
1つの注意でも、多数に伝えることができるなら、効率は格段にあがるのではないでしょうか。
またそれが良い注意の仕方であれば、ネツの勝率に必ず反映されるのではないでしょうか。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年06月13日 09:22