索引


逢魔ヶ時(おうまがどき)

  • 登場作品:学怖S,探偵局,特
⇒「逢魔ヶ時


オカルト同好会(-どうこうかい)

  • 登場作品:探偵局,AMC1,AMC2,流神A,鳴七


屋上(おくじょう)

  • 登場作品:学怖,晦,学怖S,VNV,AMC1,AMC2,学恋2,特,追加,学恋V,極,秘密,稲in
  • 種族:スポット
  • 関連人物:荒井昭二,相沢信彦《魅了》,園部茜
  • 関連用語:自殺,人体実験
 ビルなどの建物には必ずある、最上階の上の屋外部分。
 大抵はクーラーの室外機やアンテナなどが設置されている。
 特に用がなければひなたぼっこでも出来そうな広い空間であるが、ともあれ地上遙かに高い位置にあるため、万が一転落しようものならかなりの確率で命はない。
 当然それらを防ぐために金網でフェンスが作られているが、自殺しようとする人々はいとも簡単に乗り越えてしまう。

 昔の学校などでは屋上で太陽の観察や実験を行ったものだが、現在では基本的に立ち入り禁止として扉に鍵がかけられたり、そもそも階段そのものを封鎖してしまったりというケースも多い。

 が、こんな学内の危険地帯も学園サイドは放置していることが多い。
 [制作サイドも利便性を考えると、中々手放せないところではある。]
 基本的に人の集まらない僻地のため、秘密の待ち合わせなどに絶好のスポットである。
 荒井など人込みを好まない者はここで一人過ごすことを密かに楽しみとしているようだ。暗く陰ある者はここにいるだけで一葉の絵画となる。

 同時に、学校内で何か(例:)に追われたり、何か(例:三時の怪人)を追いつめた際に最後行き着くことが多い場でもある。
 周縁地帯(境界)であるが故に、そこで落ちて終焉を迎えるのも必然か。

 また、目撃者や遺書が存在しない場合は事故死か自殺か他殺かわからないことも多く、そういった謎がシナリオ上のフックとして展開を大きく左右するなんてこともあるのだ。

 変わったところでは給水タンクにまつわる怪談もある。

 『学怖(S)』荒井三話、荒井五話、岩下六話、福沢二話に登場。


 荒井三話「飛び下り自殺の人体実験」。


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 岩下六話「幸せの石・ルーベライズ


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 福沢一話「同級生・早苗の奇怪な行動」。
 『学怖S』追加分岐。


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 福沢二話「血なま臭い水の謎


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送り犬(おくりいぬ)①

  • 登場作品:送り犬
⇒「送り犬

送り犬(おくりいぬ)②

  • 登場作品:AMC1,学恋,送り犬,極
  • 種族:妖怪
  • 関連人物:仙田秋成,白井まどか《正体》
 送り犬とは全国的に伝わる妖怪。
 地域によって見られる送り狼とは行動も同質でほぼ同義。
 「アパシー・シリーズ」では兵庫県に伝わる伝承がクローズアップされている。

 夜の山中でつかず離れず付いてくる犬(もしくは狼)であり、転んだり立ち向かったりすると襲いかかられて喰い殺されてしまう。しかし転んでも「どっこいしょ、ひとやすみでございます」などと休憩する様を装えば襲ってはこない。そうして無事に家までたどり着いたら履き物か食べ物を放り投げてやると山に帰っていくという。
 女性を家まで送り届け、あわよくば関係を持とうする下世話な男性を意味する「送り狼」はこの言葉が語源とされる。

 これらの寓話は実際の山犬、狼の習性を都合良く解釈しているだけ、とする説もある。
 つまり、山犬や狼には獲物に選んだ相手をひたすら付け狙う習性があり、転んでしまった場合は相手が弱ったと見て襲いかかり、「どっこいしょ」などの大声を上げれば威嚇されたと思って一度距離を離す。そして相手が自分の家までたどり着いてもまだあきらめきれずに周囲をうろつき、相手の匂いの付いた履き物か食料を与えられると狩猟本能を満たされて山に戻っていく。とまあこんな調子である。

 [日本の固有種であるニホンオオカミは最近50年の目撃例が無く、絶滅したとされている。そのせいなのかどうか、鹿や猪、猿などの狼を天敵としていた野生生物の増加が目立つ様になっている。
 絶滅の要因としては様々だが、西洋と同じく害獣として狼狩りが行われたり、狂犬病や西洋から持ち込まれた犬の病気、ジステンパーの流行などがあげられている。]

 『極』「人肉食堂」に登場。
 しゃべる猫の料理に舌鼓を打ち、今度は食堂のおばさんに犬肉料理を作ってもらおうともくろむ主人公。
 そのためには肝心かなめの食材がなければいけないと思った彼は、野良犬を探し捕まえようとする。

 しかし、道具も知識も持たない男子高校生にたやすく捕まる成犬がそうそういるわけもなかった。
 主人公は真っ白い柴犬相手にいいようにあしらわれつつの追いかけっこを敢行するものの、いつの間にか送り犬たち(美穂、秋成、まどか)の待ち受ける人気のない廃墟へ迷い込んでいた。(もっとも、誘い込まれた可能性の方が高いのだが……)

 この際、普通なら意思疎通ができないはずの送り犬一同と主人公との間にはなぜか会話が成立した。
 原因は食べてしまいたいほどに犬への愛情が深いためと「秋成」は分析しているが、その意見が的を射ているかは不明である。

 それからは、二者が出会ったが幸いか不幸かはいざ知らず、彼らは普段はお山をテリトリーにしつつ、時折人里に下りてきては仲間を加えに来たり餌となる人間を喰らいにやってくるという事情を、冥途の土産とばかりにのんきな口調で教えてくれた。
 そして、いざ食事の時間となるや、それまでなぜか人間の姿に見えていた送り犬二名は一変。妖怪としての姿を目の当たりにした主人公は、送り犬の狩場に迷い込んでしまった自身が辿る末路を悟るのであった……。

 なお、『極』製品版のこの場面では2007年の「怪聞堂」名義からペンネームを二変三変させつつ、一貫して『送り犬』のデザインを担当しているイラストレーター/漫画家の「御前伶咲」氏がスチルを提供している。
 補記しておくと、スチルでは「美穂」だけは人間の姿で描かれている(ただし表情は狂気に彩られている)のだが、これをどういった意味で解するかはきっとプレイヤーの解釈に委ねられているのかもしれない。


おしるこドリンク

  • 登場作品:学怖,学怖S,VNV,AMC1,学恋,学恋2,特,学恋V,秘密,鳴七
  • 種族:アイテム(食品)
  • 関連人物:日野貞夫《嗜好》
  • 関連用語:毒物混入
 岩下七話「白髪鬼・白井の秘密の研究」に登場。
 元は会もたけなわ、到着が遅くなったことと疲れた語り部達をねぎらうべく日野先輩が用意したペットボトル飲料の内「最後の残り物」である。
 坂上がこれを選ぶと、なんとこれが「おしるこドリンク」。

 日野先輩の大好物ということが判明する。

 これが後の展開や日野様のキャラクターとミスマッチであったことからファンの間では「日野=おしるこの男」の図式が成立し、公式も大いにネタにするに至る。
 もはや彼の差し入れは空気を読まず「おしるこドリンク」一択である。

 では、少々箸休めにおしるこドリンクの魅力について語ることにしよう。

 日野様も愛好の清涼飲料水、紳士のたしなみ。冷やして飲むのがよろしいようだ。
 調理した小豆を練り上げて作られる漉し餡(こしあん)を使用した煮物、『汁粉(しるこ)』を一般のドリンクとして販売しようというアイデアから生まれた画期的なドリンクジュース。
 舌を酔わせて喉を潤し、疲れた脳みそに染み渡って癒しと活性を与えるその甘味は甘党にはたまらない至高の一品であり、一口飲めばその甘露が口の中に和の風味を響かせる・・・。
 [ともすれば「水ようかん」などと同種のものであり、割とイケるのかもしれない]


 日野家には常に常備しているらしく、彼は類似する新商品のチェックにも余念が無い。

 『学恋』倉田編「日野」ルートに登場。
 後輩の失態に対する穴埋めとしておしるこドリンクに関する都市伝説の検証に部活の後輩を巻き込む。白玉が入っているかどうかなんて、
 この際に倉田の方が飲んだドリンクの本数が多いのは内緒である。
 [しかし、内容は別に取っておいて後で]

 『学恋2』新堂編夜イベント「」に登場。
 日野さんのことをおしるこ野郎と思い込んでいた先入観といえばそれまでだが、実は渡された手土産が実は姉妹品のキムチドリンクであったために、アンチ辛党の新堂さんは四苦八苦する羽目になる。

 『学恋V』では更に進んだおしるこキャンディーを大量に主人公に半ば強引に渡す。


 『秘密』「あの手紙の相手が何か知っているはずだ」ルートに登場。
 スンバラリア星人をはじめ宇宙人に注目したルートも採用されたことが予告された『秘密』だが――、彼らが出演するこのルートは大方の予想を裏切りシリーズおなじみのワードをまさかの新解釈の下で運用するガッチガチのホラーへと仕上がっている。

 具体的には、かなり冒涜的でグロテスクなシチュエーションが連続する形となった。
 そんなわけで牧歌的な響きを持つこの「おしるこドリンク」もこのルート内ではまさかの使い方をされている。
 ただし、日野先輩が現れて坂上におススメしてくれるという扱われ方はまったく同じである。
 一体それのどこが問題なのかは、実際のゲームをご照覧願いたい。


踊り場(おどりば)

  • 登場作品:学怖,晦,学怖S,追加,鳴七
  • 関連人物:風間望
  • 関連用語:赤い靴の女の子,旧校舎の照魔鏡
 階段の途中に広く取られた平坦な場所のこと。
 学校では立ち止まって減速させることで事故を防止したり、身だしなみを整えるなどの目的を兼ねて鏡を設置していることが多い。
 ⇒「旧校舎の照魔鏡

 とは言え、「鏡」を除けば基本的には各階に移動する際に通り過ぎるだけの地点である。
 多くのシナリオ中でも特にピックアップされるわけではないが、何者かに突き飛ばされるなどの理由で怪我をした人間が転がっていたり、霊が出没したりとことさら注目される機会もなくはなかったりする。


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 『晦』良夫六話「7つの不思議な話」に登場。


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 『追加版』『鳴七』「うしろの正面」に登場。
 珍しくも聞き手であるハズの坂上修一は「七人目」として自身の知る怖い話を語る。
 その話の主題は坂上の行く先々に階段の踊り場の角の隅に挟まっている人物がいるという奇妙な体験についてである。
 なんでも、その場所に挟まったものは単純な幸福感とは到底言い切れない圧倒的な感覚に支配されるらしい。
 そのため誰にも渡さず手放しがたいほどの執着を覚えるのだと、実際にその場所に収まってみた坂上は証言している。

 そんな彼らに遭遇した当初は異様さに気圧された坂上だったが、目撃するたび観察し、自分自身も体感するうちに階段の踊り場にそう言った魔力が生まれる条件や法則性を見出していく。


 (執筆者募集中) 


旧校舎の照魔鏡

  • 登場作品:学怖,学怖S,学恋2,特,極,鳴七,稲in


オバケ販売機(-はんばいき)

  • 登場作品:晦
  • 種族:スポット(都市伝説
  • 関連人物:前田良夫《噂,犠牲者》,成田《犠牲者》
  • 関連用語:生首,髑髏,ゴキブリ,ミミズ《出没》,石の話,ランダム分岐
 良夫五話「オバケ販売機」に登場。
 前田本家から良夫の通っている小学校までの通学路に置かれた謎の自販機。本体にロゴも何も入っておらず、肝心の出てくるジュースも変な商品ばかり。
 ロクな話は聞かないが、特にドクロマークが描かれた缶を引いてしまうと、呪いをかけられて死んでしまうと言う噂が流れているらしい。

 ちなみに押せるボタン(選択肢)は三種類のみ。
 これはグラフィックで見えるサンプルの数と同数で、それも左から銀・青・黄の単色と妙に警戒をそそるようなデザインばかりである。
 かと言って、この色を当てにすると馬鹿を見る。
 何せ、このシナリオは「ランダム分岐」を採用しているので、何が出てくるか(=どんな分岐・展開になるか)が無作為に決定されるため。

 さて良夫五話では、この噂を聞きつけて試してみた小学生「成田」を主人公として語られる。
 彼が押して出てくるのが大量のミニ生首であるならまだ良い方、死んでも絵面はまだヤバクない。
 問題なのが異物混入系の話で「ゴキブリの卵」や「白いキノコ」を飲み込んでしまった成田は文字通り内側から破壊される。
 苦手な人はとことん苦手な話で、生理的嫌悪感が非常に強い。


おふるど様(-さま)

  • 登場作品:晦
⇒「おふるど様


お守り(おまもり)

  • 登場作品:学怖,晦,学怖S,特,小学怖,極,新生2,鳴七
  • 種族:アイテム
  • 関連人物:風間望,大川百合子,ほか多数《所有》
  • 関連用語:パワーストーン
 「お守り」とは不運や災厄から逃れるための「厄除け」、開運・願望成就などを目的に神仏などの超常的な存在に由来する物品を一切合切総称しての呼び名である。[RPG的に言えばアクセサリー欄で装備できて状態異常などを防いでくれるもの。]
 それらに加えて四葉のクローバーやウサギの後足などのラッキーアイテムなど、民間信仰やジンクスに由来するものも含む。

 たとえば、アミュレットなど邪な者から心身を守ることを目的として身に着ける護符に。
 神道系の解釈によれば神様の分霊と力の一部を宿し、神社で器物として授与してくれる御神札、お守りなども好例である。

 「イワシの頭も信心から」というが、たとえそれが日用品に過ぎなくとも、それっぽいいわれや信じる気持ちさえあればなんでもお守りに変じると言い換えることもできる。もちろん術者が本物ならマジックアイテムとしての効力も期待できる。
 逆に言えば、個々のお守りに対して価値を認めるのはその個人に限られる。大多数の他人にはガラクタということもままある。

 シリーズ中では身代わりとして呪いや霊障などにさらされた場合、持ち主に変わってお守りが引き受けてくれる。
 または、持ち主がお守り自体に強い思い入れを持っており、その強い思い自体が災厄や足枷と化す。
 などのシチュエーションでよく用いられる。

 『学怖(S)』風間三話、岩下六話に登場。


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 風間三話「霊界の占い師こっくりさん」。
 「こっくりさん」はともかくとして風間さんに無礼な態度をとって怒らせてしまった場合、成り行きもあってこっくりさんのルールを破ってしまい、あわや呪いが降りかかるのではないかという恐怖が主人公を襲うことになる。

 ところが一安心、なんと! 風間さんはたったの千円で助かるためのお守りを売ってくれるという。
 見た目こそ原価五十円くらいのただの消しゴムだが、霊験あらたかなお山の清流で清めたという触れ込みである。
 もちろんあなたはこのお守りを、風間さんの迫力(または押しの強さ)に負けて買ってもいいし、買わなくてもいい。

 ……、金額はショボいけど霊感商法じゃ? と思ったあなたの危惧はきっと正しい。
 主人公も千円札が手を離れた直後に、よく考えて後悔していたりする。
 ただし、先ほどの一件にはよくよく考えてみれば怪現象が関わっている可能性もあると主人公は考えている。

 それに加えて風間さんに霊能力があることとお金に目がないことは両立する可能性はなくはない。
 よって、風間さんの話と甘く見ていたプレイヤーを一話目からして先行きを不安がらせることに成功したのかもしれない。

 岩下六話「幸せの石・ルーベライズ」。


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 『晦』泰明三話、由香里四話に登場。


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 泰明三話「女優・北崎洋子の秘密」。


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 由香里四話「オカルトアイテム」。


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 『特別編』細田シナリオ「夜泣き石」に登場。


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 『小学怖』月曜日「死を呼ぶゼッケン」に登場。


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 『極』「招霊騒動」に登場。


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 『新生2』「赤い靴下」に登場。
 坂上修一と病院の同室だった「寺田」さんのベッドには、孫からもらったというお守りが置かれていたようだ。

 そのお守りは回り回って坂上のベッドに置かれることになったのだが、奇しくもその忘れ形見は坂上が深夜に体験したという、謎の黒い影を跳ね返してくれたと考えられる。黒い影の正体は不明だが、霊的な存在とみなせばそう取ることもできるだろう。
 ……とまぁ、これは坂上も辿り着いただろう好意的かつ一般的な解釈である。
 ちなみに坂上の直感に従えば、謎の黒い影の正体が寺田さんであることはまずないと思われる。

 [ただし、悪意に満ちた解釈をすればお守りが置かれたタイミングと時を合わせて、坂上が黒い影に襲われたという計算になる。
 あくまでも仮定に過ぎないのだが寺田さんが孫から贈られたのはお守りなどではなく、彼の身を害するための「呪物」であった可能性もある。寺田さんが坂上に神社仏閣について聞いていたことや保険金についての話をしていた点もなんだか不穏である。

 オレンジ色のくたびれたお守りの中身が真っ二つに折れていたのは、厄を引き受けた反動なのか、それとも……?
 ひょっとしたら寺田さんは薄々勘づいていたのかもしれない。坂上が気付いていない以上は真相は闇の中でしかないのだが。]


折り紙(おりがみ)

  • 登場作品:晦
  • 種族:アイテム
  • 関連人物:伊三男,平太,舞,
  • 関連用語:神,降霊,紫陽花,百合
 折り紙とは紙を折って、様々な動物や道具等へ複雑に形取る遊び。
 専用の紙がなくてもその辺のチラシ一枚あれば遊べる手軽さがウリで、一般的には子どもの遊びと捉えられがちである。

 しかし、対外的には日本を代表する手芸と認識されることもあり、奴(やっこ)や鶴だけしか折れないと言うのも少々格好が付かないかもしれない。
 実際、創作折り紙の世界では「悪魔」を初めとして一枚の紙から折り取られたとは信じがたいほど精緻なものは数多い。

 和子一話「折り紙の由来」に登場。
 前田本家のある地域で「折り紙」は「降り神」との「掛詞(かけことば)」と伝えられており、いわゆる降霊、巫女の神懸かりに使われていたらしい。
 時代を下ると、災いを載せ禊に使った流し雛のように舟を作り流すことも行われていた。その目的は鎮魂や禊と地域によって分かれていたようである。



オルガン(おるがん)

  • 登場作品:学怖,学怖S,鳴七
  • 種族:アイテム
  • 関連人物:岡崎幸枝
  • 関連用語:旧校舎,ルーベライズ
 オルガンとは楽器の一種。
 大きく遡って中世をみると、オルガンとは教会のものだった。
 非日常的な舞台を用意することによって無知蒙昧な農民を支配するための権威付けとして宗教音楽が利用されていたのである。
 巨大なパイプオルガンを動かすには人手と財力が要り、工場生産によってピアノなどの鍵盤楽器が一般家庭に普及するまでには相当の時間を経なければならなかったという。

 『学怖(S)』岩下六話「幸せの石・ルーベライズ」に登場。
 この話ではオルガンにはかつて旧校舎で惨事にあったらしい女生徒の地縛霊が「美しい女生徒」として登場するのだが、その女生徒のグラフィックは印象の強いマイナーキャラとして有名な「富田」さんと同じものである。
 もしや彼女の叔母などなんらかの彼女の親族がこの高校に通っていて被害にあった可能性などを考えてみると楽しいかもしれない。

 それと、ここでは語り部選択曲「迷信」のオルガンアレンジが聴ける数少ない場所であるのでBGMマイスターは時折聴き入るのもいいかもしれない。

 『鳴七』「命の値段」に登場。


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最終更新:2023年11月05日 17:29