Z2コラム9

ZODIAC2 コラム No.9 Z1キャラクタープロファイル



  • タキケン

どうもみなさんこんにちは、久方ぶりでなんとなく後ろめたいタキケンです。(ぉ)
今までコラムを任せっぱなしでごめんなさい。m(_ _;)m >総指揮

今回はついにコラムもネタ切れモードか!?と思わせるような話題ですが、
題して「Z1キャラクタープロファイル」です。
Z1で活躍した3人の人物について、彼らにまつわるエピソードや思い出なんかを書かせていただくことにしました。
はい、とっても苦し紛れです。当初のコラムと主旨違いますし。(爆)
そんな話題なので、Z1を未プレイだったり、まだ途中だったりする方にはネタバレな上わけがわからん
といった内容だったり・・・つまりクリアした方限定のようなコラムになってしまうのですが、そこは
どうかご勘弁を。(汗)

『カイル・スカイラー』
24歳になる探検家・・・って、ふと気がついてみるとなんだか珍しい職業をやってますよね。
大学時代はきっと登山サークルだったんだろうと思います。(根拠なし)
暮らしていけるだけの収入がちゃんとあるのかと心配になりますが、某エンディングではそこそこ立派な一軒家で
クリスマスパーティーしてたりするので、案外裕福な暮らしをしている模様です。
Z1では物語の主人公として謎解きに、戦闘にと縦横無尽の活躍をしてくれました。
ひとりぼっちでも・・・(何)

「…なんだかすっきりしたな」
(科学センター1階、女子トイレにて。知らない人が見たらちょっと誤解を招くような・・・)

「…先を急ぐか」
(洋館2階、音楽室にて)

「熟睡…できるはずもないか」
(湖のほとりに張ったテントの中で)

しかしまあ、見ているだけで作ったこっちがもらい泣きしそうなこの孤独感、きっと彼にしか出せません。(ぉぉぉ)

思えば「主人公があまり喋らないから、なんだか自分が探検しているような気分になっていい」なんて意見がありました。
この状況で喋りまくってるカイル君だったら現在のDL数は一桁違ってるかとも思いますが(下の方に)、
やはり一人クールに探索を進め、要所でぽつりと独り言を言う彼の姿あってこそ、のZ1と言えるんでしょうね!
      • ごめんよ、カイル。(苦笑)

そんな風に自分を押し殺してまで(?)ゲームを盛り上げてくれた、そんな献身的な彼にまつわるエピソードなら
それはもうたくさんありすぎてどれを紹介していいか迷うくらいあるはず!・・・
えっと・・・

      • ごめんよ、カイル。(爆)

『エイミー・ウェスト』
23歳。他の二人と比べるとひとつ年下だったり。何気ないことですが、これには知られざる深い事情がありました。

陽炎:「3人とも同じ年、っていうのはなぁ・・・う~ん、エイミーはひとつ年上にしよっかな?(笑)」

○○○○:「いや、それなら絶対年下にするべきです!法で決まってるんです!」

細かい設定まで熱く議論を交わし、とことんこだわるZシリーズ。奥の深さには自信があります。

そんな前置きは置いといて・・・(ぉ)
彼女がゲーム中に初登場するのは教会からですが、その教会の製作を任されていた私。
さて張り切って取り掛かろうか・・・というところでさっそく問題が。

タキケン:「そういえばエイミーってどんな性格なんですかね?」

陽炎:「あ、言われてみれば・・・まあ、好きなように決めちゃっていいですよ。(笑)」

「おまかせ」が多いのは何もイラストだけじゃない素敵な総指揮です。(爆)
何はともあれ、好きなように決めてしまっていいのなら・・・と考えてみた結果、
「基本的には明るく快活で、いつも周囲には元気に振舞っているが、実際はか弱く繊細な心を持っている。
しかし、芯は強く本当に危険が迫った時は気丈に立ち向かえる強さもある、したたかな女性」(長)
とすることに即決。(何)
そしてポニーテール。(何故) 公式設定です。(大嘘)

とにもかくにも、私としてはそんな風に彼女を描いてみたつもりなのですが、果たしてみなさんの目には彼女は
どんな女性に映ったんでしょうか?
上の文を見て「自分が持った印象とはずいぶん違うなぁ」と思った方も当然いらっしゃるでしょう。
もちろん上の話は私から見た彼女だというだけで、公式設定でもなければ真実でもなんでもありません。
人物の捉え方なんてきっと千差万別。みなさんがそれぞれに感じたものがその方にとっての真実、果ては
その方にとってのゾウディアックなんだろうな・・・と思います。そう考えてみると、なかなか面白いものですよね。
ちょっと大袈裟ですか?(笑)

陽炎:「いや、私はショートカットの女性をイメージしたんだけどなぁ」

○○○○:「だから法で決まってるんだと何度言わせたら(略)」

  • おまけ?
個人的には彼女を描くにあたり「本当はか弱い」というイメージはまあ出せたかなぁとか思ってたりするのですが、(ぉ)
某総指揮が担当したあるシーンで今更ながらそれに真っ向から反する問題点を発見。(何)
グリズリーベアー第二戦でのワンシーン、湖へと追い詰められたジェイクにエイミーの助けが入るところ。
あんまり詳しい描写がないんで正確にはどうなってるのかわからんのですが、よくよく冷静に考えてみると・・・

  • テントのほとりから60メートル彼方の目標物へストックをぶん投げた。(しかも当たった)

  • そっと近づいてストックを投げつけた後、熊をも凌ぐ全力疾走でテントまで逃げ切った。

このどっちかは成し遂げちゃってませんか? >総指揮
思えばこの戦闘、テントが破壊されてしまうと彼女の悲鳴とともに画面が暗転し「GAMEOVER」と出てきますが、
これにはもっと深く重い意味が含蓄されている気がしてなりません。
GAMEOVER画面ひとつにもこんな深みを持たせるZシリーズ。奥の深さには自信があります。

『ジェイク・ボーガル』
24歳。カイルと同じく探検家として各地を巡る男。
登山サークルではカイルのよきライバルとして競っていたに違いありません。(想像)

「(何でそんなことがわかるのかねぇ…)」
(教会1階、『役に立ちそうな物は見当たらない』との状況説明に対して)
とゲームの根本に関わるようなきわどい発言で製作者をドキっとさせたりするナイスガイです。

「俺が言わせたんじゃありません!あいつが頭の中で勝手に言ったんです!」(←製作者の言い分)

そんなジェイク君の性格もエイミーと共に「おまかせ」されてしまったのですが、(笑)
私が最初に漠然と思い浮かべた彼のキャラクターがずばり「お調子者」。
いっつもエイミーとは口喧嘩ばかりしていて、そのたびにカイルがやれやれといった感じで中に入って・・・
そんな日常風景がパっと頭に浮かんだ後は、彼のセリフはそれこそ頭の中で彼の方から勝手に喋ってくれるような感覚で
どんどん書いていけたのを覚えています。だから上みたいなセリフもたまにあるんですが。(ぉぉぉ)

思えば彼は本編では何かに憑かれてみたり(ぉ)、某エンディングでは同情を禁じえない役回りをやらされたりと(何)、
ある意味それで固定ファンを獲得できそうなほどに生き様が徹底していました。(爆)
実際、彼のような人物は非常にいじりやすいんですけどね。(ぉぉぉ)
製作者ながら彼には申し訳ない念で一杯です。ええ。

そんな扱いをしてしまった手前ですが、もちろんこのキャラにも私なりの思い入れがあったりします。
むしろ一番深いと言っても過言ではないかもしれません。
例えば教会の託児室にてマジックミラーが使われていることを彼が解説するシーン。

ジェイク:「礼拝堂で司祭や牧師が教えを説いているときに自分の子どもが泣き出したりしたら迷惑にならないように
ここに一時避難するわけだ。ガラス越しに礼拝堂が見えるからここで子どもをあやしている間にも説教が聞けるって
わけだな。ガラスじゃなくてマジックミラーになっているのは俺も初めて見るが…」

エイミー:「へえ、そうなんだ」(←明らかに棒読み)

二人の距離みたいなもんがこの会話に如実に表れてるような気がして、書いてて涙を禁じえませんでした・・・(ぉぉぉ)

「俺が言わせたんじゃありません!彼らが頭の中で勝手に言ったんです!」(←製作者の言い分)

そんなジェイクも某エンディングでは幸せな日々を過ごせているようですね。
製作者というより一人の人間として彼にエールを送ってやりたくなります。どうぞ末永くお幸せに・・・(笑)

さて、気づけばしょうもない話をずいぶん長々と語ってしまいましたね。(汗)
Z1を極めたというみなさんも何か新たな発見はあったでしょうか?(ないって)
そうそう、このコラムを書いていて、ふとこんな企画を計画していたことを思い出しました。
名付けて『ゾウディアックイラストコンテスト』。
人物の公式なイラストがないなら集めてしまえという魂胆で考えてみたのですが、応募総数0通という未来が容易に
想像されたためあっさり断念した、そんな企画です。(笑)
でも、たとえイラストがなくても、文字だけの世界であっても、このゲームのことを思い出すたびに彼らの活躍が
走馬灯のように私の頭の中を駆け巡ってきたのです。
夕暮れ時の公園で一人石を積むカイルが、錠前にハンドガンをぶっ放すエイミーが、ギラギラした目で林を駆けるジェイクが、
目を閉じればそれこそ市販のゲームのムービーよりも美しく、鮮やかに私の脳裏に浮かんできました。(末期症状かと)
そんな彼らの活躍あってこそのゾウディアックです。
本当に、ありがとう・・・
作った後で心からそんな風に思えるような作品に、またできたら・・・
ただ今そんな想いを胸にZ2の製作に取り組んでおります・・・

さて、コラムも書き終わったし製作を再開するか!( ̄∇ ̄)ノ

タキケンの持ち物:提出期限をとうの昔に過ぎた○○ステージスクリプトファイル(未完成)

次回コラムは「Z1モンスタープロファイル」か「お詫び:スタッフ除名処分のお知らせ」のどちらかをお送りします。


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最終更新:2012年04月04日 16:59