ZODIAC2 コラム No.8 前作のアンケート結果
こんにちわ。
先日締め切りを6日ほど過ぎながら、
担当ステージ部分のスクリプトを85%完成の状態で提出した陽炎です。
とにかく疲れました…。
これでもまあ、製作は順調です。(笑)
さて、ご存知の方も多いと思いますが、前作「ゾウディアック」のHP上では、アンケートCGIを設置しています。
なるべくユーザーからの声を次回作に反映しようと設置したのですが、
今回はそのアンケート結果の一部をここで公開したいと思います。
まず第一問目は…
「ゾウディアックをプレイした感想を聞かせてください」
これに対する回答は、以下のようになっています。
非常に面白かった |
343 票 |
69.3% |
面白かった |
129 票 |
26.1% |
普通くらいだった |
15 票 |
3.0% |
あまり面白くなかった |
2 票 |
0.4% |
つまらなかった |
6 票 |
1.2% |
面白くなかったと感じた人でアンケートに答えてくれる方は基本的に少ないと思いますので、
これが正確な値とは言えないのですが、それでもなかなかの結果ではないでしょうか。
有難うございます。
次に、「初めて見たエンディングはなんでしたか?」という質問。
Tエンディング |
266票 |
53.8% |
Hエンディング |
139票 |
28.1% |
Pエンディング |
63票 |
12.8% |
Fエンディング |
26票 |
5.3% |
掲示板では「Wエンディングを最初に見た」という方もおられましたが、
そういう場合を除くと、上のようになっています。
かなり、偏っていますね。
特にTエンディングは、半数以上の方が最初にご覧になられたようです。
今作ではなるべく全てのエンディングが均等になるように、努力したいと思います。
「山越えルートと洋館ルート、好きなのはどちらの方ですか?」という質問は…
山越えルート |
164票 |
33.2% |
洋館ルート |
330票 |
66.8% |
主に洋館ルートを担当した私としましては、嬉しい結果です。(笑)
でも山越えルートの、あのホラーらしくない雰囲気も好きなのですけど。
最後に、「もし次回作が出るとしたら、プレイしてみたいですか?」という質問。
プレイしてみたい |
474票 |
96.0% |
プレイしてみたくない |
20票 |
4.0% |
有難うございます…。
最初はその存在を誰も知らなかった前作と違い、
今作は少しではありますが、「期待」があるのですよね。
それだけ成功するのも前作より難しくなると思いますが、全力で頑張りたいと思います。
さて、アンケートでは、必須項目ではなかったのですが、
ユーザー自信が意見や感想を書ける、自由回答の欄がありました。
実にアンケートに答えてくれた方のうち過半数の方から回答を得られたのですが、
その中からちょっとだけ紹介してみたいと思います。
「もっともっと恐怖を感じる作品をZODIAC2として制作して下さい。仕事中(会社)に、はまっていました。サイコーでした。」
「戦闘を減らして、暗闇の描写を増やしたらもっと怖くなったかなーっと思います。」
「パズルとしては良くできていて楽しませて頂いたのですが、恐いゲームがしたいという欲求は満たされませんでした。」
ゾウディアックはジャンルは一応「ホラーアドベンチャー風サウンドノベル」ですが、
あまり「ホラー」の部分は深く追求していません。
どんなゲームを作りたいのかと聞かれたら、私は「ホラー色が強くてとても怖いゲーム」ではなくて、
「謎解きや戦闘が面白いゲーム」と答えます。
ゾウディアックも同じことです。
「ホラー」の部分は決しておまけではないのですが、
「アドベンチャー」や「サウンドノベル」に比べると、優先度は落ちてしまいます。
2では前作よりはホラー色を強めてみたいのですか、
身震いするような怖いゲーム…というようにはならないと思います。
「フリーソフトでよくぞここまで・・・って感じです。」
「フリーウェアでこれだけできるんだから、すごいなあと思いました。」
「これほどすごいゲームが、フリーソフトとは、感謝感激!」
「フリーソフトなのに…」という感想は、結構ありました。
フリーソフト、シェアウェア、(プロの)市販ソフトと、色々種類はありますが、
どの種類でも「面白いゲームは面白い」というのが私の考えです。
アマチュアにはプロのようにオープニングに壮観なCGムービーを使ったりできませんし、
フリーだとシェアよりスタッフが集まりにくい、そしてフリーは途中でやめるスタッフもいる…
といった違いはもちろんありますが、それは「作品の面白さ」にはあまり関係がないと思います。
…とまあ、珍しく真面目に語ってしまいました。すみません。(笑)
最後に、アンケートに答えてくださった多くの方々に、感謝申し上げます。
最終更新:2012年04月27日 18:48