Z2コラム3

ZODIAC2 コラム No.3 ゾウディアック2のシステム



陽炎

皆さんこんにちわ。
なんだかタキケンが毎回張り切ってコラムを書いているので、
なかなか出番がない陽炎です。
一応これでも製作総指揮してます。(笑)

さて、私はゾウディアック2で前作に引き続き、プログラムを担当しています。
私達はプログラム…と言っていますが、
ツールを使っている時点でプログラミングではないのかもしれませんね。
確かにプログラミング言語に比べると遥かに簡単ですが、
”物を作る”というコンセプトは同じなので、今後もそう呼ばせていただきます。

出だし早々話がそれましたが、元に戻します。
前作のプログラマーはタキケンと私の2人だけだったのですが、
今作ではアマゾニアも加わって3人になりました。
その分仕事が楽になる…かと思ったら、あまりそうでもないようです。(笑)

今作で私は、メジャーステージを1つとマイナーステージを1つ、
それにメインシステムの構築を担当しています。
今作でのプログラミング面での新しい試みが、このメインシステムの構築です。

前作では、メインシステムと呼べるものは存在しませんでした。
それぞれのステージを分担してひとつひとつ作っていって、
どちらかと言うと、行き当たりばったり型。
このやり方にはひとつ欠点があります。
ずばり、バグに弱い。

前作ではもう涙も枯れ尽きるほどのバグの多さでしたが、
それらの原因を見つけるのも一苦労でした。
プログラムの書き方もバラバラで、
時には全てのスクリプトを再点検しないといけないという事態もありました。

そんなのもうコリゴリ……じゃなくて、
やっぱりバグはできるだけ減らそうということで、今作ではメインシステムを構築しました。
これによりバグが発生しにくくなるどころか、
発生しても原因がつかみやすいという利点ができます。

ということで、前置きが長くなりましたが(←前置きだったのかい)、
要は今作ではシステム面でも前作から大きな飛躍を遂げている、ということです。
そのうちHPに「システム」コーナーでも作って重点的に紹介していこうと思うのですが、
その前に皆さんにはお先に概要をお教えしましょう。
コンセプトは、「いつでもどこでも」です。

まず、アイテムの使用。
前作では、アイテムの使用はほぼオート(自動)でした。
特定のアイテムを所持しているときに特定の場所を調べると、
「○○を使用しますか」という質問とはい/いいえの選択肢が。
今作では、そういったものは極力減らしていくつもりです。
その代わり、今作ではいつでもどこでもアイテムを使用することが可能です。
「男子トイレ」で「白紙の本」を使う、などという芸当も可能になります。
もちろん、何も起こりませんが。
意外なところでこんなアイテムが、あら~ビックリ、なんていう展開も
出てきちゃったりしちゃったりするかもしれません。

そして、体力ゲージの表示。
これにより、いつでもどこでも、主人公の不健康度をチェックできます。
体力ゲージが赤く点滅していたりしたら、かなり不健康です。
体力ゲージがありますから、もちろん"アレ"も登場します。
それなしではあまりゲージの意味がありませんからね。

最後にメモ機能。
前作では、謎解きのヒント文などを紙に手書きでメモをしていた
ユーザーがたくさんいらっしゃったようです。
それでは確かに不親切ですので、今作では「メモ機能」を搭載しています。
いつでもどこでも、"主人公が書いた"メモを閲覧することができます。
これで少しは資源の節約にも繋がることでしょう。


今お伝えできるのはこんなところです。
完成品をぜひお楽しみにしていてください。


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最終更新:2012年04月04日 16:47