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委員長の危ない味覚
委員長の味覚についていまいち引っかかる俺は、自分の気持ちのモヤモヤをハッキリさせるべく食事に誘ってみた
もちろん二人きりではデートの様で気まずいので伊万里も呼んである
俺達三人は委員長のオススメである狂狂亭に来た
外から伺っても店内は暗く見える
「営業中って書いてあるね…ホントかな?」
「はい この店はいつもこうですよ?」
中に入ってもお客は誰もいない様だ
「オススメは?」
「もちろん醤油ラーメンです ラーメンの基本ですからね」
委員長のテンションが少し上がっている様な気がする
「醤油ラーメンを三つ下さい」
しばらく待つとテーブルにラーメンが運ばれてくる
見た目はごく普通のラーメンだが匂いは変だ
「何の匂いだろう…」
一口食べて違和感を覚える
今までに体験した事の無い、それでいて記憶にあるような感覚
「うん この味です!」
そう言いつつズルズルとおいしそうに麺を食べる委員長を横目に俺と伊万里は困った表情で目を合わせた
もちろん二人きりではデートの様で気まずいので伊万里も呼んである
俺達三人は委員長のオススメである狂狂亭に来た
外から伺っても店内は暗く見える
「営業中って書いてあるね…ホントかな?」
「はい この店はいつもこうですよ?」
中に入ってもお客は誰もいない様だ
「オススメは?」
「もちろん醤油ラーメンです ラーメンの基本ですからね」
委員長のテンションが少し上がっている様な気がする
「醤油ラーメンを三つ下さい」
しばらく待つとテーブルにラーメンが運ばれてくる
見た目はごく普通のラーメンだが匂いは変だ
「何の匂いだろう…」
一口食べて違和感を覚える
今までに体験した事の無い、それでいて記憶にあるような感覚
「うん この味です!」
そう言いつつズルズルとおいしそうに麺を食べる委員長を横目に俺と伊万里は困った表情で目を合わせた
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