ヒロインがヤンデレのギャルゲみんなで作ろうぜ!

if みずき

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もしみのりんが伊万里と結婚したら


~みずきの場合~

ピンポーンピンポーン…ガチャ。
み「久しぶり、稔っ!」
稔「おお久しぶりだな。元気だったか?」
み「うん! 稔も元気そうだね!」
稔「ははは、ボチボチな。あ、傘立ては無いんだ。そこにかけといてくれ」
み「分かった」
稔「まあよ、まだこのマンションに引っ越したばかりで何も無いけどさ。今日はゆっくりしていけよ」
み「うん」
タッタッタ、ガチャ。
稔に連れられてリビングに入った。
そこで出迎えたのは…。
伊「あっ、みずきち久しぶり!」
み「あ、いま………り…」
ソファに座り、こちらを振り向く伊万里だった。
今日は明るくするつもりだったが、彼女のお腹を見てそれは一変した。
伊「うわぁ、元気だった? みずきち!」
み「う、うん」
稔「俺だけじゃなくて伊万里が会うのも久しぶりなんだな」
伊「そうだよ。えと、結婚式以来だっけみずきち?」
み「う、うん……。それより伊万里…そのお腹…」
伊「フフ、結構おっきくなってきたでしょ?」
稔「医者にはあと一ヶ月って言われてる」
み「そう……なの…それが稔から搾取した……種……」

伊万里は膨らんだお腹を大事そうにさする。
伊「結婚してからなかなか出来なかったんだけどね、やっとさ…」
稔「毎日二人で頑張ったもんな」
伊「な…も、もおバカみのりん! そおいうこと言わないでよ恥ずかしいから!」
稔「はは、悪い悪い」
み「……ブツブツ……」
伊「そうそう、まだ男の子か女の子かは聞いてないんだよね」
稔「楽しみはとっておきたいからな」
伊「そういえばみのりん、子供の名前考えてくれた?」
稔「あ、いけね」
伊「あーひどいなあ。ボクの考えた名前全部ダメって言うくせにそれだもんなー!」
稔「いやその、考えてたけど良いのが浮かばなくて」
伊「本当に?」
稔「ほんとほんと。これでもその手の本とか読んでるんだぜ?」
伊「ふうん…まあいっか。でも覚えといてね、ボクは産まれてくる子供にさ、お父さんとお母さんが二人で一生懸命考えた名前なんだよって言いたいんだから」
稔「俺だってそうさ」
伊「フフ、早く産まれないかなあ…」
稔「はは、気の早いやつだな。ああそう言えばみず…」
み「……イマリコロスイマリコロスイマリコロスイマリコロスイマリコロス…」
稔「み、みずき?」
み「……イマリリュウザンシロリュウザンシロリュウザンシロイマリリュウザンシロイマリリュウザンシロイマリリュウザンシロ……」
稔「おいみずき?」

み「え、な、なに稔?」
稔「あ、いや…今日は夕メシは食ってくだろ?」
み「う、うん、もちろん!」
伊「じゃあボク早速作るからちょっと待っててね、すぐに…」
み「いいよ伊万里! 身体辛いんだからゆっくりしてて」
伊「え、でも夕飯が…」
み「そんなのあたしが作ってあげるよ」
稔「おいおい、お前は客人なんだぞ」
み「いいのいいの。二人とも疲れてるだろうし。伊万里も辛いでしょ?」
伊「そんなことないけど…」
み「それにあたし料理上手くなったんだから、腕を見せたいの!」
伊「…そう?」
み「うん。任せて!」
伊「じゃあお願いしちゃおっかな」
稔「いやはや、なんだか悪いな」
み「いいってば。二人ともゆっくり休んでてね」
み「今だけ………ね」


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