ヒロインがヤンデレのギャルゲみんなで作ろうぜ!

伊万里18

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妄想少女


稔「なあ伊万里、今日は寒いな」

伊「み、み、み、みのりん!?
  それはボ、ボクに暖めてほしいという、いや、そ、その」

稔「なぁみずき、そう思うだろ」

伊(は、ボクったらなんてことを考えてたんだ!
  しかもみのりんスルーした!?)



み「今日は寒いな……」
い「そうだねー」
み「ポケットに入れてても手が冷たいぜ」
い「そ、そうだねー」
み「北風のばかやろうー」
い「ね、ねぇみのりん。手冷たいなら、ボクの手で暖めてあげよっか?」
み「え?」
い「二人で一緒のポケットに手入れたらきっと暖かいよ? みのりんの上着、ポケット大きいし」
い「い、いや、なに恥ずかしいこと言ってんだよ」
い「あれれ、みのりん照れてる? もしかして照れてる? ただ手をつなぐだけだよー」
い「他に人が見てる通学路の往来でそんな恥ずかしいことできねっつってんだよ。おまえと手をつなぐのが恥ずかしいワケじゃないっつの」
い「急におしゃべりになるのは動揺してるショーコだよ?」
い「うっせ、余計なこと気にすんな」
い「へへーん、隙あり! みのりんのポケットに進入成功ー!」
い「おわっ、お前なにしやがる」
い「みのりん城は崩落したでござる。堪忍するのだ!」
い「あーあー、うっさいうっさい」
い「あれ、嫌がらないの?」
い「案外お前の手が冷たかったからな。暖めてやる」
い「あ……えへへー。じゃあお願いしちゃおうかな」
い「うおっ、冷たっ! テメェ、指からませんな!」
い「いいじゃんいいじゃんー」
い「ったく……」

み「なに一人でブツクサ言ってやがる」
い「へっ?」
み「寒いからさっさと帰るぞ。今日の夕飯は鍋だ。鍋にする。鍋しかない」
い「あ、あれ? 恋人つなぎは?」
み「ああ、食材がないから買って帰らないとマズいな。じゃあ俺スーパー寄りに戻るから、じゃあな!」
い「え、えええ! み、みのりーん! 待ってよー!」



伊万里「みのりーん、一緒にかーえろー」
稔「ああ、そうだな。……あのさ、伊万里」
い「? どうしたの?」
み「その、みのりんってのやめにしないか」
い「ええ~、みのりんはみのりんだよう」
み「俺らももういい年だしさ、さすがに人前でその呼ばれ方ははずかしいっつーか、な」
い「でも、ずっとこの呼び方だったし、今すぐになんて変えられないよう」
み「しかしだな……。俺らはもう結婚して何年にもなるわけだし体面を考えるとだな……」
い「う? あ、あれ?」
み「んだよ、今年で婚約8年目だろ? もう俺らも30だ。さすがにそういうのはなぁ……」
い「えと……、う、うん! そうだよね、ボクたち結婚してるんだもんね! いつまでもみのりんじゃあ変だよね!」
み「ボクってのも気にしてほしいんだが……まぁそれはもういいわ。で、だ。じゃあ、改めてくれるのか?」
い「うん、いいよ。えっと、なんて呼んだらいいかなぁ。……やっぱり、あ・な・た?」
み「それでいいよ。変にひねるよりずっといい」
い「えへへ……あなた、今日のお夕飯はなにがいいかな?」
み「ぬ……俺から言わせといてアレだが、なんかこそばゆいぞ……」
い「人前で顔赤くしてる方が恥ずかしいと思うよーだ」
み「うっせ!」
い「あはははは」
み「笑うなっつの。……ふ、ははははは」
二人「ははははは」



夢オチ余裕でした。(伊万里談)


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