ヒロインがヤンデレのギャルゲみんなで作ろうぜ!

みぞれ

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
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55 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 00:15:36.52 ID:AfzEmOTW0
  冬、雪がそこそこに降るこの夜見市でも雪が降らずに雨が降ることもある。今日はそんな日。
  天気予報が外れて今日は雪でも雨でもなく「みぞれ」の天気で、傘を持ってきていない人物には非常に過酷な日となった。

  みぞれがやむことを信じて待つもの、同じ方向の友達の傘に入れてもらい一緒に帰るもの、
  寒さに耐えてずぶ濡れになりながら帰るもの…。大体がこのうちどれかだった。
  若干名の悪友が「濡れ透けサイコー!!!」とか「ずぶ濡れおっぱい!おっぱい!」とか叫び、
  人波(に自然と出来たスペース)をすり抜けて行った様な気がしたが気のせいだろう…。

  さてどうしようか… >>58


58 :エコーACT3:2008/12/08(月) 00:17:37.52 ID:Ib/SPHAT0
  ハァハァガリガリガリガリ

60 :【=kei】広報+ディレ1 ◆keixS5wtzc :2008/12/08(月) 00:19:20.58 ID:9IayZrQb0
  エコーwwwww

61 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 00:20:48.36 ID:AfzEmOTW0
  ちょwwwwwww

62 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 00:20:56.63 ID:/43eDgHH0
  てめぇww

63 :エコーACT3:2008/12/08(月) 00:23:50.04 ID:Ib/SPHAT0
  うわごめんwwww
  !>>56>>57と十秒ちょっとの差
  てかそれ以前に安価見えてなかった(汗)

64 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 00:29:25.81 ID:/43eDgHH0
  最安価?
  それともエコーACT3?

65 :【=kei】広報+ディレ1 ◆keixS5wtzc :2008/12/08(月) 00:32:27.52 ID:9IayZrQb0
  ガリガリガリで?w

66 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 00:33:33.98 ID:/43eDgHH0
  そうか
 「ハァハァガリガリガリガリ」が安価内容だな
  よし頑張れ


67 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 00:36:42.81 ID:AfzEmOTW0
  ハァハァガリガリガリガリ
  人もまばらとなった廊下の先にある一室からその音は響いていた。

  その音を聞くうちに俺はあることを思い出した。
  かつて漫画研究会の人間にすばらしいネタが舞い降りたらしく、狂気というにふさわしいほどの速度で思いの丈をマンガにしたそうだ。
  内容は『ふじょし』や『ふけい』が好むものだったらしいが、描いた本人は当分の間自宅謹慎となったらしい。
  婦女子や父兄が好むものならそれほどのものとは思えないが…

  行ってみようか?止めてみようか?


71 :エコーACT3:2008/12/08(月) 00:46:30.12 ID:Ib/SPHAT0
  ハァハァkskksk

72 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 00:56:39.17 ID:/43eDgHH0
  当然行く
  男に迷いなど存在しない


73 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 01:23:13.94 ID:AfzEmOTW0
  やはり行ってみよう、鬼が出るか蛇が出るか…。俺はその部屋の扉を開け、中に一歩踏み込んだ。

  中には人影が二つと金属製のよく分からないものがあった。
  人影の正体は一人は日向先生で、もう一人は意外にもみずきであった。
 「みのる~、どうしたの?」
  みずきが気づき声をかけてきた。みずきの反応で先生も気がついたようだ。
 「稔君!ちょうどいいところに来たわね!こっちの自転車をこいで貰えるかな?」
  先生は有無を言わさず、自転車に俺を座らせてこぐように指示した。

       ――数分後――

 「ん~、やっぱりいまいちねぇ…」
 「ひぇんへい、いっ…いったい…何を…」
  息も絶え絶えに質問をしてみると、やっぱりというか当然というかそういう答えが返ってきた。
 「対地球侵略者用電磁砲よ! 自転車じゃ無理だから普段はローレンツ力の教材として使おうかな?ブツブツ…」
  残念そうな先生を尻目にどこかみずきは嬉しそうだ。
 「ひさびさの工作がこんな大物なんて♪ 次は大容量のキャパシタを造ってみませんか?」

  どうやらみずきも先生の毒牙に掛かってしまったみたいだ… 出て行こう…

  さて、みぞれはまだやまないが、ブラブラしようか? それとも雨がやむまで待とうか…

  >>77 or 書き込み日時が1:30に一番近い人


74 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 01:28:15.97 ID:7gcful9y0
  雨が病むまでまとうではないか


75 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 01:59:15.18 ID:AfzEmOTW0
  やっぱり雨がやむまで待とう…

       ――1時間後――

 「やまないな…」
  1時間あればずぶ濡れになったとしても家には帰り着いただろうに…
  そんなことを考えながら、昇降口で立っていると背中に気配を感じた。
 「藤宮君、まだ残ってたんですか?」
  振り返るとそこには委員長の姿があった。
 「委員長こそなんでまだ…?」
 「私は図書室に新しく入った本をずっと読んでましたから…」
 「新しい本って、どんな本?」
 「あの…あまり一般受けするような本では…」
  少し困った表情を浮かべる委員長、一般受けするような本ではない?どんな本だろうか…
  考えながら視線を下に移動させると、委員長は傘を持っていた。恥を忍んでいってみることにした。

 「委員長、途中まで傘に入れてくれないか?」
 「えっ……、い、いいですよ…」
  恥ずかしそうな表情にちょっとドキッとしてしまった。
  意識しすぎてしまったせいで、相合傘の間の会話はあまり覚えていない。

 「ここでお別れですね…」
  気がつくとお互いの家への分かれ道になっていたようだ。
 「それじゃまた明日」
  雨は小降りになっていたが、濡れて帰ると明日が大変だけど…

    濡れて帰る
    雨宿りしながら帰る

  >>80 or 2:10分に一番近い人


77 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 02:16:55.75 ID:7gcful9y0
  起きてるが連投どうなのかと思って自重してた

  濡れて帰ってくれ


78 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 02:40:57.56 ID:AfzEmOTW0
 『迷うだけに時間を使うぐらいなら走りながら考えろ!』
  自分にそう言い聞かせてダッシュで帰ることにした。
  一心不乱に商店街を駆け抜ける。不思議と人にぶつかることも無く、あっさりと家に着くことが出来ると思った。
 「あっ!」
  気がついたときにはもう回避できるような状態ではなく、同じ学校の人にぶつかってしまった。
 「いたた… 急ぐのもいいけど余所見はいけないなぁ… 稔君」
  大丈夫ですかと声をかけられる前に、逆に注意されてしまった… あれ?何で俺の事を…

 「余りがあるから、傘貸してあげるよ? でもシャワーのほうが先かなぁ?」
  おっとりとした声の主はやはり先輩だった。シャワー?
 「ボーっとしてどうしたの? ひょっとして一緒に入りたい…とか?」

  どうする!

  一緒にお風呂に入りたいです
  一緒にベッドに入りたいです

  自重不要で2:50に近い人 or >>85


79 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 02:42:56.95 ID:CvurTHfCO
  今北

  連投おk
  書きたいだけ書いてくれ。
  スレが落ちたら避難所、製作速報板にあるヒロインがヤンデレの~スレに投下してもおk。
  見てくれる人は見てくれるし、貴重な資料としてwikiの方で半永久的に保存される……といいな


81 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 03:26:59.52 ID:AfzEmOTW0
 「えっと…一緒におf」

 「み~の~り~ん~~~~!!!」
  どこからとも無く声が聞こえてきたと思ったら体が数メートル吹き飛ばされた気がした。
 「みのりん!みのりん!みのりん!大変だよ~!!!」
  伊万里よ、大変なのはこっちだ。というかあまり馬乗りになってガックンガックン揺らすな。重いぞ。
 「わかった、わかったから揺らすな!」
  とは言ってみるものの、パニック状態の伊万里を言葉で平常に戻すのはかなり難しい。仕方が無い奴だ。

  さわさわと伊万里の内股に手を這わせるとぴたりと揺れが収まった。あと一息だ。
 「伊万里、パンツ丸見えだぞ」
  俺の肩にあった手が一瞬にスカートに向かい、めくれないように押さえた。
 「今のは嘘だ伊万里。で、何が大変なんだ?」
 「…! えっとね、そだ! ひめお姉さまがカンカンに怒ってるんだよ!」
 「『みのるくんおそいー! おなかすいたー』って!」
  正直姉さんは我侭だ。特に俺には好き放題言ってくる。大急ぎで戻らないともっと大変なことになる…
  かばんの中に入れて気がつかなかったが、ケータイには20件を超える連絡が入っていたようだ。

 「先輩、ずぶ濡れの伊万里をお願いしていいですか?」
 「いいけど… 稔君も風邪には気をつけてね」
 「ありがとうございます!伊万里、先輩のところで暖めてもらえ!」
  そういい残して俺は全速力で家に戻った。

82 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 03:28:48.45 ID:AfzEmOTW0
 「えっ? ちょっとみのりーん!」
  先輩に引きずられながら、伊万里の声が聞こえたような気がするが、多分気のせいだ。

 「ただいま!姉さんっ!」
  疲労困憊の体にムチを打って玄関のドアを開けると、玄関に体育座りをしたちっこい置物が転がっていた。
  否、置物ではなくまぎれも無い姉だ。

 「おーそーいー… ごーはーんー…」
  恨めしそうな声でエサをよこせという小動物(姉)。愛らしいが、今はクマ以上に強暴だ。
 「ほらっお土産あるから許してよ」
  カバンの中から濡れないようにビニール袋でぐるぐる巻きにした紙袋を姉に差し出した。
  見る見るうちに姉の表情が和らいでいく。
 「わぁ!みのるくん、ありがと~♪」
  袋の中身は甘納豆。納豆なのに甘いとかそういうギャップが好みだそうだが良く分からない…
  だが、しばらくの間は時間が稼げそうだが、甘納豆がなくなるまでに
  ある程度作らないとまた猛獣に逆戻りだ。
                             ~Fin~












  凜々「あっあれ?私は…?」         ググレ「私もいないようだが…」




「えっ? ちょっとみのり~ん!」
 ボクの願いもむなしく、いつもどおりみのりんは行ってしまった。
 ひめお姉さまが関係するなら仕方がないけど、やっぱり置いて行かれるのはさみしいよ…。
「どうしたの伊万里ちゃん?」
「ううん、なんでもないです」
「そお…?」
 なぜか蓬山先輩に引きずられながら、ボクは蓬山先輩の部屋に連れてこられた。

「伊万里ちゃん、ここがあたしの部屋ね」
「うわぁ、広い…。蓬山先輩、ひょっとしてここで一人暮らしですか?」
「そうよ。それより風邪引いちゃうから早くあがってね?」
 蓬山先輩の部屋は結構高そうなマンションにあって、そこで一人暮らしをしているみたい。
 雨に濡れた体をタオルで拭きながら、なんとなく部屋を観察してみたけどボクの部屋よりずっと大きい。
 こんなところで一人暮らししてるってうらやましいと思ったり…。
「あと、お風呂沸くまであっちの部屋で待っててね。濡れた服を入れるバスケットも用意してるからね」
「わかりましたー」

 部屋に入るとすぐ目の前にハロゲンヒーターがあって、オレンジ色の明かりがついていた。
 すぐ隣には新しいタオルと、濡れた服を入れるためのバスケットがあった。
 でも気恥ずかしいくてためらったんだ。女性の先輩だけど、成り行きで他人の家で服を脱ぐなんて…
『ガチャ』
「伊万里ちゃーん、お風呂沸いたよ」
 考えていたら蓬山先輩が部屋に入ってきた。
「伊万里ちゃん、まだその格好なの!?早く脱がないと風邪引いちゃうよ!」
 一瞬『先輩も濡れたままの格好なのに』と思った一瞬、スカートが引っ張られる感じがした。
 ボクがもう一度蓬山先輩の姿を捉えたときにはボクのスカートが下ろされていた。

「ーーー!」
 びっくりして固まっていると蓬山先輩はテキパキと脱がしていった。
 ブレザー、スカート、シャツ…。ボク全部脱がされちゃうのかな…?
 脱がされるってなんだかドキドキして変なカンジ…

『くしゅっ!』
 ボクを下着姿にしたところで、蓬山先輩がくしゃみをひとつした。
「ちょっと寒くなっちゃった。伊万里ちゃん、一緒にお風呂入っていいかな?」
「ハァハァ… は…はい…… ハァハァ…」
 ボーっとしててとんでもないことを了解してしまった気がする。
「ん? ほらほら早く早く!本当に風邪引いちゃうよ」
「えっ?えっ?あぁ、はい!」
 返事をすると蓬山先輩は服を脱いでお風呂場に行ってしまった。

 お風呂場に入ると蓬山先輩が湯船に浸かっていた。湯船にぷかぷかと肌色スイカが浮いていた。
「はぁ、大きい…」
 ため息をついて自分の胸に視線を落とす。
「どうしたの、伊万里ちゃん?」
「なんでもないです…。ちょっとだけ自信がなくなっちゃったくらいで…」
「自信がないときにこそ胸を張っていこうよ」
「あは、あはは…」
『その胸を見て自信をなくしたんです』とは言えず、どこか乾いた笑いが出た。
 その後、蓬山先輩と体を洗いあったり、突っつきあってふざけながらお風呂で体を温めた。

『ごきゅ、ごきゅ』
 体にバスタオルを巻き、暖房をガンガン効かせた部屋で二人して腰に手を当てて牛乳を飲む。
「蓬山先輩はいつもお風呂上りとか飲んでるんですか?」
「ん~、おいしいから飲むことが多いかなぁ?」
 これが大きくなる秘訣なのかな?帰ったらちょっとためしてみよう。
「そうだ、伊万里ちゃん!そろそろ夕食時だけど晩ご飯を食べていかない?」
「えと、たぶん家のほうで晩ご飯の支度をしてるだろうし…」
「でも、制服もぜんぜん乾いてないよぉ?」
 干している服を触ってみてもまだ生乾きでとても着て帰れる状態じゃなかった。
 このまま着て帰ってしまっては体を温めた意味もまったくなさそう…
「それとも、アタシの服を着て帰る?」
 たぶん蓬山先輩の服を着て帰ることになると、また自信をなくしそうになると思う。
 ………考えるだけで、また自信がなくなってきた…。
 第一、下着もどうしよう…。仮に蓬山先輩のを着けたとしても、合うのは下だけ…。
 ううん、蓬山先輩はお尻も大きいし、多分合わないから下着なしで帰ることになりそう…。

 とりあえず、服が完全に乾くまでバスタオルだけで過ごすことになった。
 ボクだけバスタオルのままだと悪いということで、蓬山先輩もバスタオル姿で付き合ってくれることになった。
 上下に揺れる肌色スイカが目に入るたび、テンションが下がっちゃうけど…。

「いただきまーす」
 結局ボクは蓬山先輩の部屋で晩ご飯を食べることになった。
 メニューは昨日の残り物を温めなおしたものだったけど、みのりんが作ってくれた料理よりもおいしかった。
 たぶん、ひめお姉さまよりも料理ができるんじゃないかと思いながらご飯をほおばった。
 ご飯を食べながらいろいろボクたちは話した。
 昨日見たテレビのこと、進学のこと、最近どんなことをしているのかとか、将来の夢のこと…
 蓬山先輩の夢がかなうといいなぁと思っていると、時間が時間が結構たっていた。
「あの蓬山先輩、時間が遅くなってるのでそろそろ戻らないと…」
「あらあら、そうねぇ…。服も乾いてきてるしお開きにしちゃおうか」
 テキパキと食器を片付けていく蓬山先輩を手伝おうとすると、
『服を先に着ててね』と言い、キッチンに向かってしまった。

「おじゃましましたー」
「気をつけてねぇ」
 マンションの玄関まで蓬山先輩に見送ってもらったけど、
 玄関までとはいえ先輩に見送ってもらうのはどこか悪い気がする…。

 みぞれだった天気も小雨に変わっていた。
 みのりんは大丈夫かなぁと思いつつ家に戻ってみると、特に何事もなさそう…
 あっ、何か鈍い音はした! みのりんがひめお姉さまに何かぶつけられたのかな?
 ボクが行っても何もできないけど、明日学校に行くときにみのりんを慰めてあげよう。

 たぶん、強烈にいじられちゃうだけだと思うけど…         ~Fin~



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