稔「お姉様……」
日付が変わろうとしている宵。いつものようにせつなげな表情を浮かべ、弟の稔が部屋のドアを開けた。
姫「あら、またきちゃったの? ここのとこ毎日じゃない」
稔「ごめんなさい……。でも、僕……」
ちょっと意地悪をしただけで涙目になる所がまた可愛い。
姫「ううん、いいのよ。おいで。今日も一緒に寝よう?」
言いながらベッドに移動し、掛け布団をめくる。ドアの近くで所在無さげにしていた稔も嬉しそうに中に入ってきた。
日付が変わろうとしている宵。いつものようにせつなげな表情を浮かべ、弟の稔が部屋のドアを開けた。
姫「あら、またきちゃったの? ここのとこ毎日じゃない」
稔「ごめんなさい……。でも、僕……」
ちょっと意地悪をしただけで涙目になる所がまた可愛い。
姫「ううん、いいのよ。おいで。今日も一緒に寝よう?」
言いながらベッドに移動し、掛け布団をめくる。ドアの近くで所在無さげにしていた稔も嬉しそうに中に入ってきた。
二人して布団に潜ると真っ先に稔が抱きついてきて、胸に顔をうずめた。
姫「稔くん、えっちだよね。しょうがないなぁ」
頭を抱えてあげて、稔ともっとひとつになる。髪の毛からシャンプーの香りがしている。
ちゃんとお風呂を済ませてあるということは、計画的に部屋に来たようだ。
稔「んぷ……」
苦しそうに身もだえしたので思わず腕の力を弱めた。
姫「あ、ごめんね。ちょっと力入りすぎちゃった」
稔「大丈夫だよ、お姉ちゃん」
姫「こら、こういうことするときは、お姉様って呼ばなきゃダメでしょ?」
稔「ご、ごめんなさい……お姉様」
すぐにしゅんとなる気弱さが愛しくて、手を腰に回してそっと稔くんの体を引き寄せた。
稔「お姉さまぁ……」
それに耐え切れなくなったらしく、稔くんが顔を寄せてきた。男の子の香りが漂ってくる。
手の平ほどの距離にある童顔が、とろんと官能に溶かされていた。
姫「おいで……ん、ちゅ……ちゅる」
始めは唇が触れるだけの軽いキスだったが、すぐにそれは情熱的なものへ変わっていった。
言葉を放てないほどの激しい口づけ。酸素を求めて唇を開いたとたんに、舌が口内に侵入してきた。
姫「ちゅむ……ぢゅ、くちゅ、んむ、稔くん……ちゅる、積極的だね」
ひたすら流し込まれる唾液を飲み下し、隙をみてこちらからもそれを送り交換しあう。
稔「おねぇちゃぁん……キス、キスぅ……」
この行為の虜になってしまったのはいつからだっただろう。もう覚えていない。
でも、まぁいいか。稔くんが大好きなことは変わらないんだから。
姫「稔くん、えっちだよね。しょうがないなぁ」
頭を抱えてあげて、稔ともっとひとつになる。髪の毛からシャンプーの香りがしている。
ちゃんとお風呂を済ませてあるということは、計画的に部屋に来たようだ。
稔「んぷ……」
苦しそうに身もだえしたので思わず腕の力を弱めた。
姫「あ、ごめんね。ちょっと力入りすぎちゃった」
稔「大丈夫だよ、お姉ちゃん」
姫「こら、こういうことするときは、お姉様って呼ばなきゃダメでしょ?」
稔「ご、ごめんなさい……お姉様」
すぐにしゅんとなる気弱さが愛しくて、手を腰に回してそっと稔くんの体を引き寄せた。
稔「お姉さまぁ……」
それに耐え切れなくなったらしく、稔くんが顔を寄せてきた。男の子の香りが漂ってくる。
手の平ほどの距離にある童顔が、とろんと官能に溶かされていた。
姫「おいで……ん、ちゅ……ちゅる」
始めは唇が触れるだけの軽いキスだったが、すぐにそれは情熱的なものへ変わっていった。
言葉を放てないほどの激しい口づけ。酸素を求めて唇を開いたとたんに、舌が口内に侵入してきた。
姫「ちゅむ……ぢゅ、くちゅ、んむ、稔くん……ちゅる、積極的だね」
ひたすら流し込まれる唾液を飲み下し、隙をみてこちらからもそれを送り交換しあう。
稔「おねぇちゃぁん……キス、キスぅ……」
この行為の虜になってしまったのはいつからだっただろう。もう覚えていない。
でも、まぁいいか。稔くんが大好きなことは変わらないんだから。
カタカタカタカタカタ
稔「なにさっきからケータイいじってるの?」
姫「んー、ケータイ小説を書いてみようかと思って執筆中」
稔「またヒマなことしてるなぁ……」
姫「お姉ちゃんの夢だからね。ヒマなことって言っちゃダメー」
稔「小説家になるのが夢なんて初耳なんだけど」
姫「まさにドリームだよねー」
稔「また意味のわからないこと言って……」
姫「んー、ケータイ小説を書いてみようかと思って執筆中」
稔「またヒマなことしてるなぁ……」
姫「お姉ちゃんの夢だからね。ヒマなことって言っちゃダメー」
稔「小説家になるのが夢なんて初耳なんだけど」
姫「まさにドリームだよねー」
稔「また意味のわからないこと言って……」