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まだまだ寒さの厳しい2月

クラスメイトや幼馴染とふざけ合う気ままな毎日
これまで同じように繰り返してきた日常
これからも変わらないと思っていた

でもそんな日常は
あっけなく崩れてしまったんだ

それは喩えるなら
ピアノの鍵盤に指を置いているようなもの

きっかけは何だったのか
ふとした拍子に押してしまった運命の鍵盤
その一音はやけに反響を残して世界を崩していく

何かが変わっていく日常で
それでも変わらないのは「彼女」の――



【夜明けを待つ君へ】



今思うと俺はずっと硝子のピアノに向かい合ったまま日々を過ごしてきた 

      ふとした拍子に押してしまったその運命の鍵盤は

たった一音にしてはやけに反響を残して世界を崩していったんだ

      こんな俺でも誰かに愛されるというのは心地いい

         その愛し方が少し----------違うだけ

            ただそれだけ・・・・・





「恋を患う乙女達。愛と病は紙一重」

蒼き木々が風に揺られ、
遙かなる空を雲が奔る。



昔からいた、この町。
仲の良い友達に都会からも近い町並み。
全てが平和だった。全てが穏やかだった。

その平穏は一つのきっかけで崩れだす。

慕ってくれていた後輩のあの娘(こ)がある日――
クラスが一緒のあの娘がある日――
幼馴染で仲の良いあの娘がある日――
可愛い姉のようなあの娘がある日――
頼りにしていた大人の女性(ひと)がある日――

それは狂気に縁取られ、
        歪んだ愛情が生み出した、
                  滑稽な物語。



今思うと俺はずっとスイッチに親指を乗せたまま日々を過ごしてきた
ふとした拍子で押してしまったその運命の鍵盤は
一音にしてはやけな反響を残して世界を崩していったんだ

こんな俺でも誰かに愛されるというのは心地いい
その愛し方が少し――違うだけ……ただそれだけ



どこにでもあるような町。どこにでもあるような暮らし。
――【キッカケ】は些細な事。
変わりようもなかった、ありふれた日常。
――君は私のなの! 私のじゃなきゃだめなの!
少しずつズレた歯車。気付かない異変。
――嗚呼、もう。まだ殴られないとわかんないのかな……。
小さな隙間はやがて大きくなり。世界を根本から崩す。
――先輩の事なら何でも知ってますよ。
反転した空間。見渡す限り地獄の沙汰。
――貴方になら私の命、ゴミにされてもいい。

純粋すぎる想いの果てに掲げるキョウキの名は、愛情。
恋が悲しみを呼び、愛が憎しみに変わる。
喜劇の開演は今此処に。



きれいな花には毒がある
かわいい花には鎖がある
凛々しい花には棘があり
見慣れた花には嘘がある



きれいなお姉さんは好きですか?
病んだ娘は好きですか?
貴方は『血』を愛せますか?
愛し方が少し――違うだけ……ただそれだけ
貴方がスキです。このセカイの、誰ヨリモ――
貴方のために病んで行く――
死にたいくらいに君が好き、
恋心あきらめますか、それとも人間やめますか
愛されるよりも 愛したい 狂気(マジ)で
普通の恋愛 彼女たちはそう思ってます



貴方のことが好きだから、本当の私を知ってほしい。
 貴方のことが好きだから、貴方のことをもっと知りたい。
  貴方のことが好きだから、身を粉にして尽してしまいたい。
   貴方のことが好きだから、貴方と私だけの世界に行きたい