ヒロインがヤンデレのギャルゲみんなで作ろうぜ!

伊万里、外、冬

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匿名ユーザー

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注意

性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です
これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません


 「ねえ、みのりん…」
顔を赤らめながらこちらに耳打ちしてくる伊万里。
どうやらそうとう恥ずかしいようだ。
 「ん?なんだ、寿司よ?」
ボタンを一つ一つ外しながら答える俺。
伊万里はもじもじと手を動かしながらうつむいている。
さっきまであんなに元気だったのに、いざ始まるとなるとこうだ。
とってもしおらしくなってしまう。
 「やっぱりはずかしいよぅ」
ゴニョゴニョと言う伊万里。
 「大丈夫だって。ここは裏道だし、影になってるから誰からも見えないって。」
そういう俺はもう一度あたりを見回した。
最近日が沈むのが早くなり、8時だというのに真っ暗だった。
近くの街灯だけが赤々と付いているが、人通りはなかった。
近くには大きな道路もなく、心配と言えば通りがかる人くらいなものだ。
 「な、誰もいないだろ?」
コクリとぎこちなく頷く伊万里。
だが、その目は泳いでいた。
まだ決心がついていないようだ。
 「でも…」
 「でも、何だ?」
俺の問いかけに対し、黙ってしまう伊万里。
相変わらず顔は真っ赤だ。
目線は俺の足あたりをうろうろしている。
 「大丈夫だ。俺は処女との経験もある。」
突然の俺のカミングアウトに目を見開いて驚いている伊万里。
…というより、処女だったのか?

しばらくすると伊万里は俺に擦り寄ってきた。
どうやら安心したようだ。
そこでさらに安心させるために伊万里を抱きしめる。
細く柔らかい。
髪からのいい香りが鼻をくすぐった。
 「みの…りん…」
目がトロンとしてきている。
頬はうっすら上気していた。
 「伊万里」
短く俺は言うと、着ていたシャツを脱がした。
あまり大きくないふくらみを隠している布が露になった。
さすがに外は寒いようでブルッと震えたが、二人で抱き合っているのでそれほどではないようだ。
続いて俺もシャツを脱ぐ。
…寒い。
おまけに今日は風が強い。
風速1mにつき体感温度は1度下がるらしい。
それに今は上が裸の状態だ。
余計に寒い。
外なんかでやらずにどこかで宿を取ればよかった。
 「寒いね…」
それは俺が言った、と脳内で伊万里の言葉に突っ込む。
寒さに震えながらも伊万里の顔は少し嬉しそうだった。

やっぱり裸になるのはきついかも知れない。
そう思いながら俺は伊万里に尋ねる。
 「なあ、やっぱり服着たままにするか?」
伊万里はコクコクと頷いた。

シャツを着る伊万里。
なぜかこちらに後ろを向けている。
さっきまでブラをしっかり見せていたのに、なぜ恥ずかしがるのだろうか?
…まあいい。
 「あ、ボタンは付けなくていいからな」
慌てて俺が言うと伊万里はビクンとなった。
その後いそいそと手を動かしている。
いくつか付けてしまったのだろう。

 「みのりんってあったかいね…」
俺の胸に顔をうずめながら伊万里がつぶやく。
…なぜだかすごく恥ずかしい。

 「伊万里…」
俺がつぶやくと伊万里は目を閉じた。
こういうのは雰囲気が大事だ。
最初は軽く触れるくらいのキスから始める。
それを何回かしたあとに今度は舌を入れてみた。
 「んんっ!」
最初は驚いて抵抗していた伊万里だったが、観念したのかされるがままになった。
そのまま舌で歯茎など伊万里の口の中を駆け巡る。
 「んっ…」
時折伊万里の甘い息が漏れる。
そろそろいいだろう。
唇から口を離し、下を肩に這わしていく。
そのまま耳を攻めながら手で成長途中のふくらみをやさしくなでる。
 「あっ…や…」
少しビクンとはねる細い肢体。
それでも容赦なく責め続ける。
そろりそろりと手を下に持っていく。
 「んっ!だめだよっ!そんな…トコぉ…」
言葉では抵抗しながらもそこはしっかりと濡れていた。
そのうち服の上からではなく直に触り始めると伊万里はまたビクンと跳ねた。

 「…お前初めてなのに結構濡れてるじゃないか」
そういうと顔を真っ赤にしながらブンブンと首を振る。
 「ち、違うもん。濡れてなんか…んんっ!」
クリクリと大事な場所を刺激する。

 「何をしている、そこの少年」
いきなり後ろから声を掛けられた。
この声、それにこの口調は…
 「だ、ダディさん!?」
さっきまで目を瞑っていた伊万里が起き上がる。
 「あ…」
と途端に座り込み、シャツのボタンをつけ始めた。
ダディは伊万里のあらぬ姿を見てしまったにもかかわらず平然としていた。
 「ところで、少年。お楽しみ中すまないが、よい子は帰る時間じゃないかな?」
ちょっと空気嫁よダディと思ったが、仕方なく従うことにした。
なんていったてダディの目が槍のように刺さってきたからだ。
 「それに伊万里、初めてはもっとよく考えてから奉げたまえ」
いきなり話を振られた伊万里だが、『はい』と元気なく返事をした。
 「ではまた会おう、少年」
ハハハハハという笑い声とともにダディは夜の闇に消えていった。
しばらくポカーンとしていたが、時計を見ると9時過ぎになっていた。

伊万里が俺の袖を引っ張りながら言った。
 「ねぇみのりん…続き…」
俺はため息をつきながらも伊万里の唇を引き寄せた。


          • Fin-----


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