「凜々02」(2008/09/27 (土) 16:43:43) の最新版変更点
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長岡→白百合 ひんぬー。
長「おっぱい先生おはようございます! あ、おはよう、ひんぬー」
白「喧嘩売ってるんですか?(こめかみピクピク)」
長「売ってないよ! ひんぬーは褒め言葉だよ! 大好きだよ!」
白「な、ちょ、いきなり何を……というか背中おすんじゃありません!」
長「急がないと遅刻するぞー?」
白「あたなとわたくしは別のクラスでしょう」
長「いいからいいから行くぜー」
白「ちょ、こぉらぁ! 押すなぁ!」
----
毒「おまえがいるおかげで俺は輝けるんだ!」
白「そう、大人しく燃え尽きればいいのに」
毒「そうやってけなしてくれると嬉しいよ!」←さわやか笑顔
白「毒男、犬畜生と呼ばれたくなかったら早くこの教室から出ていきなさい」
毒「(これは……! なんというわかりやすい前フリ……!)」
白「…………。犬、わたくしと百合の分の飲み物を買ってきなさい」
毒「かしこまりましたぁ!」
みの「なんて幸せそう笑顔なんだ毒男……」
----
最近一人でいることが多くなった。
別にクラスで孤立しているとか、そういうわけじゃない。
仲の良い娘はそれなりに居るし、こんな私を慕ってくれている後輩もいたりする。
それでも、この心の穴だけは埋めようがないのだ。
原因はわかっている。
だけれども、解決策が見当たらない。
あるいは、罰か呪いか――。
「凜々先輩? どうしたんですか?」
その声で、私は我に返った。どうやら隣で眠っていた後輩が目を覚ましたらしい。
呼ばれなければ気が付かない程に、意識の内側へ入ってしまっていたようだ。
「ん、何でもないわ」
そう言って髪を撫でてやると、彼女はくすぐったそうに瞳を閉じた。
そのまま、布団を身体いっぱいに被せてやる。幾ら部屋の中が暖められているとはいえ、真冬の、それも深夜では寒いだろう。
ましてや身にまとうものなど何もない状態なのだから。
「先輩はいいんですか? そのままじゃ風邪引いちゃいますよ」
布団から頭半分だけを出しながら、澄んだ瞳で後輩が私を覗きこんでくる。自ずと上目使いになっているところが可愛い。
「私はいいの。貴女はご自分の心配をなさい」
とは言え、やはり身体の半分を外にさらけ出したままでは、あまりよろしくない。
しかし、今の私にはどうしても彼女と同じベッドの上で眠ることなどできなかった。
----
今日はあの人と会う大事な日。凜々はその人を前に胸の高鳴りをおさえられなかった
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「あ……あの、今日はよろしくおねがいします」
深々とおじぎをする凜々。しかし、その人は何が気に食わないのか、冷たい目で憮然と凜々を見返すだけだった。
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「そろそろ、いきましょうか?」
返事はない。凜々は苛立ちのあまり叫んだ。
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「なんでいつもそうなんですか! いつも私をそんな目でみて! 一体私の何が嫌なんですか!」
ごめん……とその人が言った気がした。なんだこの人も照れくさかったんだ。
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「なんだ、心配して損しました。じゃあ、いきますよ?」
………
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「……キロ……ふ、増えてる……」
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長岡→白百合 ひんぬー。
長「おっぱい先生おはようございます! あ、おはよう、ひんぬー」
白「喧嘩売ってるんですか?(こめかみピクピク)」
長「売ってないよ! ひんぬーは褒め言葉だよ! 大好きだよ!」
白「な、ちょ、いきなり何を……というか背中おすんじゃありません!」
長「急がないと遅刻するぞー?」
白「あたなとわたくしは別のクラスでしょう」
長「いいからいいから行くぜー」
白「ちょ、こぉらぁ! 押すなぁ!」
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毒「おまえがいるおかげで俺は輝けるんだ!」
白「そう、大人しく燃え尽きればいいのに」
毒「そうやってけなしてくれると嬉しいよ!」←さわやか笑顔
白「毒男、犬畜生と呼ばれたくなかったら早くこの教室から出ていきなさい」
毒「(これは……! なんというわかりやすい前フリ……!)」
白「…………。犬、わたくしと百合の分の飲み物を買ってきなさい」
毒「かしこまりましたぁ!」
みの「なんて幸せそう笑顔なんだ毒男……」
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最近一人でいることが多くなった。
別にクラスで孤立しているとか、そういうわけじゃない。
仲の良い娘はそれなりに居るし、こんな私を慕ってくれている後輩もいたりする。
それでも、この心の穴だけは埋めようがないのだ。
原因はわかっている。
だけれども、解決策が見当たらない。
あるいは、罰か呪いか――。
「凜々先輩? どうしたんですか?」
その声で、私は我に返った。どうやら隣で眠っていた後輩が目を覚ましたらしい。
呼ばれなければ気が付かない程に、意識の内側へ入ってしまっていたようだ。
「ん、何でもないわ」
そう言って髪を撫でてやると、彼女はくすぐったそうに瞳を閉じた。
そのまま、布団を身体いっぱいに被せてやる。幾ら部屋の中が暖められているとはいえ、真冬の、それも深夜では寒いだろう。
ましてや身にまとうものなど何もない状態なのだから。
「先輩はいいんですか? そのままじゃ風邪引いちゃいますよ」
布団から頭半分だけを出しながら、澄んだ瞳で後輩が私を覗きこんでくる。自ずと上目使いになっているところが可愛い。
「私はいいの。貴女はご自分の心配をなさい」
とは言え、やはり身体の半分を外にさらけ出したままでは、あまりよろしくない。
しかし、今の私にはどうしても彼女と同じベッドの上で眠ることなどできなかった。
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今日はあの人と会う大事な日。凜々はその人を前に胸の高鳴りをおさえられなかった
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「あ……あの、今日はよろしくおねがいします」
深々とおじぎをする凜々。しかし、その人は何が気に食わないのか、冷たい目で憮然と凜々を見返すだけだった。
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「そろそろ、いきましょうか?」
返事はない。凜々は苛立ちのあまり叫んだ。
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「なんでいつもそうなんですか! いつも私をそんな目でみて! 一体私の何が嫌なんですか!」
ごめん……とその人が言った気がした。なんだこの人も照れくさかったんだ。
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「なんだ、心配して損しました。じゃあ、いきますよ?」
………
ノl(l!゚ ヮ゚ノリ「……キロ……ふ、増えてる……」
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