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W編002話-01

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~大河物語シナリオ W編2話 【霧の中の獣】 1/4
参加者一覧

GM   :SmokingWOLF(編集)
ペンテ  :とちさん
ムサシ  :k(航)さん
リュグエル:vanさん
ルピリア :めいとらさん
ペンテ ムサシ リュグエル ルピリア


~大河物語シナリオ~  【霧の中の獣】

GM   :よろしくお願いしまーす。

一同   :よろしくお願いしますー。

ちなみに今回はシルメアリさんとアニタさんが観戦です。

【いつものウディタ亭から】

GM   :ウディタ亭、時刻は15時頃。

      皆さんはウディタ亭1階の酒場でのんびりしています。
      ちなみに2階より上は宿スペースで、皆さんが住んでます。

      日付はシルメアリさんが誘拐された日から4日後、
      1階にいるのは皆さんとシノンさんだけです。

      新しくギルドに加入したルピリアさんを迎えてしゃべってる頃でしょうね。

リュグエル:「なんと! メアリさん誘拐されとったんですか!」

GM   :シノン
      「ああ、びっくりしたが、何とか解決したらしい」

      詳しくはリプレイで出るらしいぞってことで。

ムサシ  :「誘拐ですと? 穏やかではないでござるな」

ルピリア :「えっと……誘拐ってあのあれ……えっと!きっこうしばりとかするやつ!?」

GM   :シノン「(゚д゚;)」

リュグエル:「(きっこうしばり……?人間とは不可解ですな……」

ペンテ  :「なに!? ちょっと、ボクは4日前、どこに行ってたの?」

GM   :シノン「まあまあ、おまえらは別件でいなかっただろうに」

ペンテ  :「エルフの森に行きたいー」

GM   :なんて話してると、ウディタ亭に所属する黒髪のエルフ、
      シェーダが2階から降りてきました。

ペンテ  :「エルフの森に行きたいー」

ペンテ  :「エルフの森に行きたいー」

ペンテ  :「エルフの森に行きたいー」

シルメアリ(観戦):(連呼してるww)

ルピリア :「なにこいつ、こわれてる!あはは!」

ムサシ  :「これがえるふふぇち、というやつでござるか」

GM   :(エルフリクエストにお応えして出てきたのに……)

      シェーダ「……」

      シェーダは階段の下までやって来ると、何をするでもなく、じっと立ってます。

ペンテ  :「は、シェーダさんに手を出すと呪われそうで怖い」

すごい、完全に推理が合ってる!

GM   :いつもなら指定席に座りますが、今は何をすればいいのかまったく分からなくなっているようです。

      シェーダは悲しそうな顔をして、階段の下でおろおろしてます。皆さんの方を見ています。

ペンテ  :「……お? いつもと違う雰囲気」

      「どしたの、シェーダ?」

リュグエル:「どうしたんです? いつもの陽気(過激)なシェーダさんらしくない」

      おいでと手招きします。

GM   :リュグエルに手招きされると、シェーダはそのまま近くまでいって立ち止まります。

ルピリア :「なんかよくわからないけどいっしょにジュースのも!
       おかねは誰かが出してくれるよきっと!」

GM   :シノン
      「そうだぞ、昨日から何も食べてないだろ、せめて何か飲んだらどうだ」

      そういってシノンさんがシェーダにジュースを出してます。

      しかしシェーダは手を付けようとせず、まるで動かないことが最善であるかのように
      思っているような様子です。

ムサシ  :「(何やら穏やかではない雰囲気でござるな)」

リュグエル:「なにかあったときにはみんなでワイワイ食事でもしながら話すと、気が晴れますよ」

      手にしていた干しトカゲを渡します(親交のしるし)

GM   :とりあえず皆さんはどう見てもおかしいよなーということに気付いたっぽいので、
      もし何らかの診察を行いたい人は、『機敏』か『精神』で判定してください。

      『機敏』の場合は風土病や伝染病などの病気や、薬・毒による影響の判別。
      『精神』の場合は心理的、魔術的な要素も含めた判別が可能です。

      (また、体をどのように調べたか各々描写/申告してください。
       それによって、分かる情報や今後の展開が少し変わってきます)

GM   :まあどっちを知りたいか決め打ちでどうぞって感じで。

ペンテ  :「シェーダ??」恐る恐るローブをめくります。機敏で。

     ダイス (6+5) + 機敏7 = 18

GM   :ちょっとローブww

ルピリア :精神で診察!なんかあったにちがいない。
      ダイス (4+1) + 精神2 = 7

GM   :とりあえずペンテは確信できます、病気や薬の影響だと判断できる症状は一切ありません。
      非常に健康体です。おかしくなったとしたら、病気や毒以外の要因でしょう。

リュグエル:(少し状況と皆さんの様子を見ています)

ムサシ  :霊的視力で全体を見ます、機敏必要?

GM   :霊的視力で見るだけなら判定必要ありません。シェーダの体がぼんやり光ってますね。

ムサシ  :「何やらシェーダ殿から魔術的な何かを感じるでござる」

ペンテ  :「今日のパンツは何色かなー?」(ちょっと調子に乗ってる)

GM   :黒でした。

ルピリア :分かったのかよ!?w

リュグエル:「ゴン!(無言の鉄槌)」 >ペンテ

ムサシ  :「どごん!(無言のげんこつ)」>ペンテ

ペンテ  :「おー、さすが、アダルトな魅力ですが、抵抗しないと面白くな、痛っ」

ルピリア :「なんかロコツなやつがいた!」

GM   :ルピリアさんは目を見たり脈を取ったりと一般的な診察な感じでいいでしょうか。

ルピリア :目で心で見る洞察的な感じでお願いします!

GM   :ではルピリアさんは詳しいところは分かりませんが、心理的な要因でもないと思いました。
      魔術的な影響である可能性が高いと思いました。

ルピリア :「(うわー、こんなことならもっと学校で勉強しておけばよかった)」

ペンテ  :(これはもしや、エルフの森にいけなかったから神様がチャンスをくれたんだね!?)

ルピリア :シェーダさん抵抗しないのねえ。

シルメアリ(観戦):(いまならシェーダさんなんでもし放題)

リュグエル:「シェーダさん?私の声が聞こえますか?」

GM   :シェーダ「はい、聞こえます」>リュグエルさん

ムサシ  :「(シェーダ殿……というより中身が別人のような感じでござるな)」

      「シェーダ殿、自身の名前を言えるでござるか?」

GM   :シェーダ「シェーダです」 割とはきはき言います。

      ちなみ体をぺたぺた触っていた人は分かります、シェーダは手帳サイズの日誌を持っていますね。

ペンテ  :「どれどれ?」(日記をペラペラとめくります)

GM   :日記にはたとえば1日前の夕方の日記に
      「そうだ しらべないと    なにを?」 とか書いてあるページを見つけたり、
      森に行った帰って来たちょっとやばかったーみたいな内容が書いてあります。

      ちなみに日記を取り出してもシェーダは何も言いませんし、不快なそぶりも見せません。
      むしろ、それを見て私がどうすればいいか教えて欲しい、という雰囲気さえ感じます。

リュグエル:「どうしたんですか、さっきから様子がおかしいですよ? 
       それにこの日記はシェーダさんの日記ですか?」

ペンテ  :とりあえず、日記の最後のページを見てみよう!

GM   :1日前 夜
      「ねむ  
             にんじん」

      で終わってます。

ルピリア :にんじんwww

ペンテ  :妊娠!?

シルメアリ(観戦):(どうみても:かゆ うま)


【やって来た魔術士フレア】

GM   :そんなこんなでガヤガヤやってると、ウディタ亭の外から
      魔術士のフレアがプルプル震えながらペンテさんの方を見てます。

      ちなみにフレアはこんな感じの人です。
      

ペンテ  :「ん? お姉さん、ボクに会いにきてくれたの?」

GM   :フレア
      「さっきから見ていればまたスカートの中に顔突っ込んだり……ななな何やってるんですかー!」

ペンテ  :「すきんしっぷ!」

ルピリア :「ロコツなほうのね!」<すきんしっぷ。

ムサシ  :フレアさんに付いては「奪われた魔杖」を見てね!

GM   :ちなみにフレアは、以前ルポンに杖が奪われた件を解決して以来、
      みんなの冒険談を聞きに、ときどきウディタ亭に遊びに来ていますね。

ペンテ  :「いやぁ、黄金の竜を倒すのは大変だったなー」

GM   :(フレア華麗なスルー)

      さて、フレアはマスターにジュースを注文してますが、どうしますか?
      日記をチェックしてもいいし、シェーダの体を調べても構いません。

ペンテ  :えーと、フレアのパンツの色を確認します!

GM   :また!?

ペンテ  :え? 他に何をしろと?

ムサシ  :ペンテにサマーソルト。

ルピリア :「もうなんか節操がなさそうだから今のうちにそこのちびっ子にちゅーこくする!
       このルッピーのスカートのぞいたら殴るよ!?物理で殴るよ!?」

ペンテ  :「だから、ちょっとしたスキンシップなのに……」

ルピリア :「スキンシップならどうせなら触れってばよ!」

ペンテ  :さ、さわっちゃったらR-18にならないかしら、ドキドキ。

ムサシ  :日記の方にも霊的視力でなにかしら情報がないか調べます。

GM   :日記に魔力は特にありませんね。
      見るなら日記の二日前あたりから様子がおかしいことに気付きます。

リュグエル:魔法的な影響を及ぼしていることは、周知されたことでよろしいですか?

      ペンテさんを引き剥がしてフレアさんに、シェーダさんの様子がおかしいこと、
      魔術的な影響がある事を相談します。

GM   :フレア
      「えっ……分かりました、見てみましょう」

ペンテ  :じだたば、じたばた。

GM   :そう言ってフレアはシェーダの体を診察し始めます。

      「そこの人、誰か知りませんがありがとうね」
      という目でフレアがリュグエルさんを見ています。


      さて、フレアがシェーダの袖をまくり上げたところで……。

      「きゃあ!」と言ってシェーダから離れます。

ルピリア :「ほええ!?」

ペンテ  :「え? なんかあった?」

GM   :フレアの顔が真っ青です。
      「う、うそ……こんな……絶滅したはずじゃ……」

ルピリア :「ぜつめつ!?やっぱりなんかのビョーキなの!?」

ペンテ  :「いや、たしかに黒髪のエルフは珍しいですけどね」(うんうん)

GM   :見ると、シェーダの腕にはこんな模様が浮かび上がっています。
      

ムサシ  :聖痕?

ペンテ  :「脚じゃなく腕だったかー」

GM   :「こ、この人に触っちゃった人……いますか……?」

      フレアは半笑いで聞いて来ます。

ペンテ  :「いやもう、べったり」

リュグエル:(贄……)

ルピリア :「へっ!? えーと、さ、さわってない……はず!」

リュグエル:特に判定をしていないので、触ってないと思います。

ムサシ  :見てただけなので触ってないです。

GM   :ではひとまずペンテさんだけということでフレアは一瞬胸をなで下ろします。

ペンテ  :なんで!? 酷い!!

ルピリア :www

リュグエル:(あ、でもペンテさんを引き剥がしたら、触ってる可能性が)

ムサシ  :(あ、ペンテ殴ってる、サマソしてる))

GM   :が、またキリっとした顔で言います。

      「いえ、その子に触った人は大丈夫ですよ」

リュグエル:「はい?」

GM   :「この女性に触った人は、もう……。
       これはたぶん……カースビーストの呪いです。

       カースビーストとは、魔術史にも残っている古代の人工生物です。
       攻撃することで『呪い』を伝染させ、仲間を増やすんです。

       ……『呪い』は時間経過で進行していき、徐々に精神と体をむしばんでいき……
       そして最後には、同じカースビーストになってしまうそうです」

ルピリア :「なにそれこわい!」 顔色が悪くなる。

GM   :「私も……たぶん……もう……」

      フレアは涙目になってます。

リュグエル:「大変だ! 治す方法はあるんですか?」

GM   :「治すには、この『印』を持ったカースビーストを殺すしかないと思います」

      「かつて、住人全員がカースビーストになった村もあるそうで、
       過去に国をあげて『根絶』が行われたんです……そう、"感染者ごと"」

ルピリア :「んなあっ!それどこの村!?どこ村!?どこ村よ!?」

ペンテ  :「……毒の次は呪い、シェーダってそういうのが当たる体質なんだね」

リュグエル:「シェーダさん、接触されたほかの方々を覚えていらっしゃいますか?」

GM   :シェーダ「……帰ってからはずっと上で……その前に学者のおじいさんと会いました……」

ペンテ  :「難しい話になってきた。(頭からシューと湯気が立ち上ります)

ムサシ  :「シェーダ殿が色々挙動不審なのは精神を蝕まれているってことでござろうか」

ルピリア :「えっと、それって、シェーダさん本人が殺さないとダメなの? 
       それとも呪いかけた本人をぶっころせばいいの?」

GM   :フレア
      「そこまで詳しいことは分からないんですが、
       呪いをかけた獣を倒せば同じ印を持っている感染者が全員治ると聞いています」

      ちなみにフレアの知識にあるカースビーストの詳細は以下の通りです。


  【カースビースト】
      獣化の呪いをまき散らし、仲間を増やしていく古代生物。
      姿は『半獣』のものから『完全な獣』まで確認されていますが、
      どれも必ず、それぞれ異なる『印』が体のどこかに浮かび上がっています。

      カースビーストに触れられた人間は、一定時間ごとに
      ランダムの能力値による目標値判定を行い、失敗すると呪いが1レベル進行します。
      レベルごとに現れる影響は以下の通りです。

       レベル0 : 潜伏期間。霊的視力で見ると体に薄く魔力をまとっている。
       レベル1 : 呪いの初期段階、印が身体のどこかに浮かび上がる。
       レベル2 : 意志薄弱化や凶暴化など、精神への影響が出始める。
       レベル3 : 周りの人間に触れると感染するようになる。
       レベルが『精神』値より高くなる(前提:レベル3以上) : カースビースト化が始まります。

      最終的には完全な獣、または半獣の姿となり、
      新たな印を持つカースビーストとして活動し始めます。
      しかし、その前に『呪いの元』となったカースビーストが死亡すれば
      同じ【印】を持つ全ての者の呪いが解除され、獣化が始まっていた者も元に戻ります。

      何もしなくても呪いが徐々に治ったケースが確認されていますが、
      その理由ははっきりしません。

      


ペンテ  :「でけぇ!」

リュグエル:(でかいな!)

ムサシ  :(思ったよりカースビーストが聖獣っぽい)

ルピリア :じゃあシェーダさんはもう(呪いが)レベル3なんだね。

GM   :少なくともレベル3以上だろうなあということは分かります。

ルピリア :「これは……このエルフを連れ回してそのカースビーストを
       手当たり次第ブッコロでなんとかなるかなー?」

GM   :そして恒例の能力値公開タイム!
      フレアによると、書物から推定されるおおよその能力は以下の通りということです。

      カースビースト(獣型)
      【能力】 HP100 武勇7(攻撃時11) 機敏3 精神1。

      【スキル】 鉄腕 なぎ払い 隠密x? 回避 カウンター 霊的視力

本当は、<なぎ払い>は無制限です。

ムサシ  :(HP100かーボスだなー)

ルピリア :「あれ?でも絶滅したって……」

ペンテ  :「んーと、それで、フレアお姉さんはなんで泣いてるの?」

GM   :フレア「私もいま感染したから……じゃだめですか」

ルピリア・リュグエル:「あっ」

GM   :「お願いです、早急にあの『印』を持ったカースビーストを倒してください。
       援助が必要なら私のポケットから出します。
       たぶんもう、街の中にも感染者が出た可能性が……」

リュグエル:「時間がありません! 
       とりあえずここにいる皆さんはシェーダさんを倒すために
       協力してくださると言うことで良いですね?」

ルピリア :「“シェーダさんを倒す”!?」

ムサシ  :「!?」

リュグエル:(日本語がおかしいw)

GM   :シェーダ「……」 不安そうな顔でリュグエルを見ました。

      でも特に逃げる気配もありません。

リュグエル:「感染された方々を救う事に協力してくださるということでよろしいですね?」

GM   :フレア「もちろんです……でも、私自身も早く隔離しないと」

ペンテ  :「へー、大変だね、お姉さん。わかった、ボクお姉さんの為に頑張るよ!」

      (自分がシェーダに触ったコトを忘れてる)

GM   :ということで、シェーダに服越しでも触れた人は、レベル0の呪いにかかっています。

      では最初の呪いロールです。ペンテさんは『武勇』で目標値10を判定して下さい。

ペンテ  :やったー!    ←やったー!?

      ダイス (2+3) + 武勇1 = 6  失敗!

ムサシ  :いきなり進行してるー!?

ペンテ  :武勇の判定が成功するはずない、あははははっ。

GM   :ではペンテさんは1D6を振って下さい。

ペンテ  :(コロコロ……) ダイス1

ルピリア :ダイス一個だと……!?

ムサシ  :( ゚д゚ )……。

これは体のどこに印が出たかという判定でした。
胸・お尻・手の甲・内もも・背中・腕 にランダムで印が出ます。

GM   :では呪いレベル1になり、ペンテさんの体に印が浮かび上がります。
      胸がモゾモゾするなあと思って見ると、そこにはさっきの印が……。

ペンテ  :脱ぎますか!? 脱げばいいんですか!?

GM   :全部脱ぐ前に分かりますよ。

      フレア「キャー!」

ムサシ  :「……ペンテ殿は縛っておいたほうがいいのではないだろうか」

リュグエル:「両腕を体にくっつけてロープでぐるぐるまき、
       手首だけ稼動するようにしておけば、仕事してくれるでしょう」

ペンテ  :「ほら、ほら、なんか出てきたー、ねぇ、これ、なに、ねぇ、なに?」

ルピリア :今のところ呪いレベルは シェーダ3以上、フレア0、ペンテ1ってことかな。

GM   :2D6でコロコロ…… ダイス (3+2) = 5

      1D6でコロコロ…… ダイス3

      フレアが自分の右手の甲を見て震えています。そこには印が……。

ルピリア :フレアもレベル1になったと……。

ペンテ  :「これ、カッコ良くね? タトゥーってやつ? ロックな感じ?」

リュグエル:「あなたの常識がアンロックですよ!」

ルピリア :「っていうかとりあえずオマエはもうスカート入るな!いろんないみで!」

GM   :(まったくです)

ルピリア :「なんか旅しててそこらへんの宿入ってお話をしてたつもりだったのに、
       やばい場面になっちゃったなあ。じゃあルッピーも首突っ込むよ!
       どんどん感染広がってるし、逃げ切れるとも思ってないし!」

ペンテ  :(あ、ルッピーって一人称だったんですね! 今更w)

ルピリア :一人称ですw

GM   :さて、ペンテさんが全裸でロックな感じでいると、
      ウディタ亭の入口から去っていく足音が聞こえます。

      ウディタ亭の入口で気配を絶って、話を聞いていた誰かがいたようです。

ムサシ  :「!? 誰でござるか!?」

GM   :ムサシがウディタ亭の外に出ても、もう人混みに紛れたのか路地に入ったのか、
      気になる人物の姿はありません。

ムサシ  :「(わざわざ気配を絶って聞き耳を立てていた……?)」

ルピリア :「あれ絶対逃げるの慣れてるヤツの逃げ方だよね」

GM   :ムサシは、その誰かは<隠密>スキルの使い手かなと思いました。

ルピリア :ああ、やっぱり……。

リュグエル:GM、どんな感じの人物だったか覚えてそうですか?

GM   :分かったのは気配だけですね。

      何か知りたい場合は注目したムサシさん、機敏か精神で振ってみて下さい。

リュグエル:(ムサシ殿たのみますぞ)

ムサシ  :ダイス (1+1) + 機敏4 = 6  ファンブル!

      アフン。

リュグエル:ブッ!

ペンテ  :って、素敵なタイミングでファンブル。さすがムサシ!

ムサシ  :「ああ、目にゴミが!」

GM   :ではムサシは目にゴミが入ってまったく何も分かりませんでした。

      フレア
      「あの……もしその人が呪いをこの街に持ち込んだことが知られたら……
       またはそう思われたら、どうなるか分かりますよね?」

ペンテ  :「んー、どうなるんだろう?」

GM   :「一番簡単な解決法は、見つけた端から感染者を……」

リュグエル:「むぅ……一大事ですな……」

ムサシ  :「ほぼ間違いなく感染者を処分するでござろうな……」

GM   :フレア
      「カースビーストは仲間を増やすため、必ず近場の森に潜んでいると思うんです。
       退治するチャンスはあるはずです」

      「せめて、その場所が絞れればいいんですが……」

ペンテ  :「大丈夫、お姉さんの事はボクが守るよ!」(自分も対象者である事を忘れてる)

GM   :さて、その後ろではシェーダが日記に手を付けて何をすればいいか迷ってます。

ペンテ  :「とりあえず、シェーダは自室に戻って寝てればいいと思うんだ」

ルピリア :「ああ! フレア、もう感染してるならその呪いマークを見せてメモらせてくれない? 
       こんな印ついてる獣みなかったかどうか町の人に聞き込みぐらいはできるっしょ!」

リュグエル:「とりあえず、ペンテさんはシェーダさんを部屋の中へ連れて行ってあげてください。
       フレアさんは一緒に言って、ペンテさんを見張ってください。
       ペンテさんは、シェーダさんを部屋に連れて行ったら、『速やかに』戻ってきてください」

ムサシ  :「いやいや、昨日どこで何をしていたか聞くでござる」

ルピリア :「あ、そっか!感染した人が“何か”と接触してなきゃおかしいもんね!」

GM   :シェーダが関係あるか分からないけどという感じで、自信なさげに日記を差し出してきます。

ルピリア :日記に気になる記述はあるかなっと……。

GM   :低下した意志力で何とか判断力をふりしぼっている感じです。

ルピリア :辛そうだ。

GM   :では2日前あたりに気になる記述がありますね。

      2日前 帖朝
      「私たちは通称『霧の森』に向かって移動していた。
       地元の元でさえ誰も入らないという謎の地だ。
       今回の依頼は、ここの植生を調査すること。
       見かけた植物の葉を集めて回ればいいらしい」

      「私は、共に依頼を受けた狩人のカイナと仲良くなった。
       青い腕輪をしている。『青い腕輪のカイナ』と名乗っているらしい。
       私もこれにならって、『黒いエルフのシェーダ』と名乗ってみようか」

リュグエル:(ふむふむ)

ペンテ  :「わかりました! ボクも赤い彗星のペンテと名乗ってみます!」

ルピリア :性欲が三倍になるのか<赤い彗星。

ペンテ  :(だ、だって、青巨星、黒三連星ときたら赤名乗るしかないじゃないですか!?)

ムサシ  :「青い腕輪のカイナ……聞いたことある人はいるでござろうか」

GM   :うわさ話判定ですね、機敏か精神で12以上なら何か知ってることに。

ルピリア :ダイス (3+1) + 機敏4 = 8  失敗
ムサシ  :ダイス (3+2) + 機敏4 = 9  失敗
リュグエル:ダイス (1+1) + 精神5 = 7  ファンブル!
ペンテ  :ダイス (1+6) + 機敏7 = 14 成功!

GM   :(゚д゚;)

リュグエル:アフン。

ムサシ  :(期待値なんてなかった)。

シルメアリ(観戦):(今日はファンブルさん頑張りすぎ)

ルピリア :2ダイスで12は難しいなあ

ルピリア :いつこっちにファンブルがくるかドキドキですね。

ペンテ  :「なんだ、みんな、そんな事も知らないの?」

ルピリア :ってペンテ成功してるwww 機敏7だもんね……。

シルメアリ(観戦):(ペンテ恐ろしい子)

GM   :(出目ひどすぎる……)
       ペンテは盗賊繋がりで話を聞いたかもしれません。
       カイナは狩人としては若いんですが、腕の腕前は人類の限界一歩手前だそうです。
       いつも一人か二人でこなせる仕事ばっかりやってるそうです。)

リュグエル:(あまり重要そうでないシーンでファンブルを稼いで、
       重要なシーンでの期待値を、ですね……)

GM   :まあその道ではちょっとした有名人ですね、カイナ。

ペンテ  :「あうー、このペンテを差し置いて人類の限界一歩手前とは……!」

GM   :2日前 昼
      「山を登り、霧の森へやって来た。
       依頼そのものは簡単だったが、ほとんどの仕事を終えたとき、
       巨大な獣が私たちに襲いかかった」

ルピリア :巨大な……獣……。

GM   :フレアが「こ、これじゃ……!?」 と言ってます。

      さて、日記はまだ続きます。

      2日目 昼(続)
      「戦ったのは、私の知識にはない生き物だった。
       体高は人間より大きく、獣の頭にはアザ――いや印章のようなものがあった。
       それは十字を、欠けた丸で囲ったような印だった(右図)
       なんとか追い払うことはできたものの、私とカイナは二人とも負傷してしまった」

      2日前 夜
      「私たちは慌てて霧の森を離れ、山を下りた。幸い、追っては来ないようだった。
       傷の手当てもかねて、山の麓の宿に泊まる。

       その日の夜は悪夢にうなされた、抵抗できぬまま獣にもてあそばれ、
       喰い殺される夢。目覚めると、腕にあの印が浮かび上がっていた。
       これはなんだろう、街に帰ったら調べなければ……」

ペンテ  :「ほんまカイナ!?」

ルピリア :「なんかさむくなってきた」

GM   :1日前 帖朝
      「明るくなってすぐ出発し、街に帰った。
       依頼人の学者に調査内容を報告し、報酬を受け取った。
       カイナはほとんど傷が癒えたものの、獲物に負けたことが悔しいのか、
       かなり荒々しくなっているように見えた。彼女は自分の宿に帰って行った。
       自分の方は、疲れているわけでもないのに、何もやる気がしない。
       とにかく今日はウディタ亭で休もう」

      1日前 昼
      「なんでだろう、やっぱり動きたくない。ずっとベッドの上にいる。
       なにかをしようと思ってたのだけれど。お腹が減ったのもどうでもよくなってる」

      1日前 夕方
      「そうだ しらべないと    なにを?」

      1日前 夜
      「ねむ  
             にんじん」

      日記はそこで終わっている。

ペンテ  :「あ、大事なこと忘れてた! カイナって女の子カイナ!?」

GM   :カイナの名は、ムサシはピンと来たかもしれません。
      東夷の女の子っぽい名前かなと思いました。

ムサシ  :「カイナ……?もしかしたら拙者と同じ国の者かも知れないでござる、
       拙者の国では【腕】の意味を持つ言葉でござる」

GM   :はい、そうですね>「腕」という意味

ペンテ  :なんか俺屍で中ボスで出てきたなぁ、右カイナ、左カイナ。


【15:00 盗賊ギルドへ】

ルピリア :「うーん、まずはそのカイナって人をあたってみたほうが良さそうな気がする。
       他になんか気づいてることあるかも?」

      「……どこにいるんだろう?」

ペンテ  :有名人ならどこにいるか分かりますか?

GM   :ではここから情報収集をする場合は、1つにつき1時間かかるとします。
      分散して調べてもいいですよ。

ペンテ  :「分からないといっても、盗賊ギルドの情報網を使えば、うへへへ」

GM   :ただし2D6時間ごとに呪いが一段階進みます。

      最初は……。
      ダイス (2+6) = 8 時間後

      今は15時です。今日の23時になると次の呪いの判定を行います。

ルピリア :とりあえずルピリアはペンテ監視目的で一緒に行動を取る方針でいく。
      感染してるし、聞き込み中に誰かのスカートに潜り込んだら迷惑かかるどころじゃない!

リュグエル:では、こっちはカースビーストの弱点とか対処方法を調べ、
      可能な限りの準備を整えてみようと思います。

ペンテ  :冗談はこのへんにして盗賊ギルドに行きます。

GM   :ではペンテさん1時間消費ですね。

ルピリア :ペンテについていっていい?っていうかついていけるのか?

ペンテ  :「ルーピーも来る?」

GM   :ペンテさん次第。ってルーピーw

ペンテ  :「たぶん、あんまり歓迎されないと思うんだけど」

ルピリア :「いや、ルッピーね、ルッピー。行くに決まってるでしょ、アンタなんかやらかしかねない」

ルピリア :「歓迎されない、ねえ……ルッピーはそれでも行くよ」

ムサシ  :そういえば依頼を受ける場所ってウディタ亭以外にもあったり、
      依頼自体が被ることってあるんですか?

GM   :他にもギルドがあるとは思いますが、依頼がかぶったりはしないと思います。

      ではペンテとルピリアは盗賊ギルドに来ました。

ペンテ  :じゃぁ、ちょっと目隠ししてついて来て貰おう。

ルピリア :め、めかくしって……。

ペンテ  :非合法組織だから、いちおーw

シルメアリ(観戦) :非合法なのですか。

GM   :(合法的な盗賊って何)

アニタ(見学) :(フォーチュン・クエストの盗賊的なのを想像してました)

シルメアリ(観戦):(大河物語的にいえば狩人にあたるのだろうか ニュアンス的に)

ルピリア :ルピリアが自分で目隠ししたってことでいいのかな 触ってたら感染してるし。

ムサシ  :レベル3じゃないのでまだ感染しないはず。

ルピリア :あ、そうか。3以上が感染元ね、OKOK。

GM   :かつ、カースビーストになって暴れ回るボーダーラインです>3

ペンテ  :いつものおっちゃんと話をすればいいんですか?

GM   :ギルドの人「おお、ペンテか……後ろのは……まあいいか」

ペンテ  :「えーと、情報買いに来たよー」

GM   :ギルドの人「で、何が聞きたいんだ? 忙しいんだから早くしてくれ」

ペンテ  :「カイナっていう女の子のパンツの色を教えて下さい!」

ルピリア :「ルッピーきいてていいの?……っておい!」

GM   :ギルドの人
      「調べようと思えば調べられるが、金払うくらいなら
       おまえが自分で調べた方が早いんじゃないのか」

ペンテ  :「居る場所が分からないとパンツの色も分からないじゃないか!(ドンドン)

GM   :ギルドの人「あー、あとスリーサイズもわからんからな」

ペンテ  :「さすが、おっちゃんも好きだねー」

GM   :ギルドの人「おまえなあ、フリーの冒険者が健康診断やら身体検査すると思うか? え?」

ペンテ  :「いや、だって、盗賊ギルドだよ、卒業アルバムとか名簿はすっごい集めてるんじゃないの?」

ルピリア :「うわー、ペンテっていつもこんなことをこんな場所使ってまで訊いているのか。筋金入りだねえ」 
      顔が引きつってる。

GM   :ギルドの人「さあ、あと20秒以内に本題に入らねえと情報料取るぞ」

ペンテ  :「すみませんでした」

      「カイナの居場所を教えてください(てへ)」

ルピリア :てへ。

GM   :ギルドの人
      「だいたいカイナはこの国のヤツじゃねえからアルバムもクソもないんだが……場所か?」

      「泊まってるのは『精霊の風』亭……
       あ? 今はいないようだな、荷物を全部持って街を出たらしい。
       特に依頼を受けてる様子はないが……」

ペンテ  :「な!?」

ルピリア :「えー やばいんじゃないのそれ 夜逃げか何かだよきっと」

GM   :ついさっき、10分くらい前だな。

ルピリア :「どっち向かったか分かるかな……訊いてくれる?すぐに追いかけたいんだけど」

GM   :「北のミストマウンテンから帰って来たらしいが、またミストマウンテンの方に馬を走らせてったぞ」

ペンテ  :「ルーピーじゃなくて、ルッピー追いかけるよ!」

ムサシ  :(ルーピーwwwひどいwww)

ルピリア :「よし、北だね!行こう!すぐ行こう!」

      「ギルドのおっちゃんありがと!(目隠しで顔わからないけど!)」

GM   :という情報を掴んだあたりで盗賊ギルドは終わりでいいですか?

ルピリア :ルピリアは以上で!

ペンテ  :あれ、お金いらなかった?

GM   :ペンテさんがダッシュで逃げていったのでペンテ、1万。って書いてますね。

ルピリア :これは確実にツケ……。

GM   :ツケられたのでいつか払ってください。

ペンテ  :うーん、さすが盗賊ギルド、金にはシビアだ……。


そして次はムサシ・リュグエルの情報収集。

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