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~大河物語シナリオ 第四話~ 【放蕩剣士拉致事件】 1/3 &sizex(5){&bold(){参加者一覧}} GM    :ねおしのさん イヌカイ  :ペリカンさん ラリアーティ:あとりさん アニタ   :hizさん シェーダ  :SmokingWOLFさん ミルフィ  :こぺるさん ペンテ   :とち(←編集しました) -[[キャラクター詳細>PC 第004話]] ---- #contents() ---- GM    :さて、今日でセッションも4話目。        全何話になるか判りませんが、1クールのアニメなどで言ったらそろそろ導入が済んできたって        ところですね! と、いうわけで始めさせていただきたいと思います &sizex(5){&bold(){ ~大河物語シナリオ 第四話~ 【放蕩剣士拉致事件】}}        ギルドに所属している君達はいつものように冒険者の店に集っている。        新規メンバーもちらほら見え、和気あいあいと歓談している所だ。 シェーダ  :「これからお世話になります、シェーダと申します。以後お見知りおきを……         占いのご用があれば受け付けますよ」        皆さんにご挨拶。 ラリアーティ:「美味しい! カジ兄の言った通りだ!(もぐもぐ)         ギルドのみなさんこんにちは、今回ギルドに入ったラリアーティです。         普段は狩り暮らししてます。いつも兄がお世話になってるみたいで!         よろしくお願いしまーす」 ミルフィ  :「ちょっとよろしくて、お兄様はこちらですの?」        と、ギルドの人達にはなしかけます        「はっ、失礼いたしましたわ。わたくし、コッペの妹のミルフィと申しますの」 シェーダ  :「狩り暮らしのラリアーティさんと酒場警備員さんの妹さんのミルフィさんと         イヌカイさんですね、把握しました」 ラリアーティ:「(わあーっエルフ! 他の森のエルフさん初めてみたかもしれない !! どきどき)         初めましてよろしくお願いしどんがらがっしゃーん」 アニタ   :「あ、はじめましてアニタです。都会に憧れて故郷から旅してきました。         右も左もわかりませんが、よろしくおねがいします」 イヌカイ  :「皆さんはじめましてですね。綺麗な方が多くて緊張しますよはっはっは」と適当にご挨拶        (エルフが3人も集まっているのはかなり珍しい光景なのではないかと落ち着きません) ミルフィ  :「名誉ある王国に仕える兵士になったというのに、サボりの罰として掃除当番ばかり…         わたくしサボってばかりのお兄さまに文句を言いにきましたのよっ」        と聞かれてもいないことをペラペラと喋り続けます。 ラリアーティ:「ミルフィさんのお兄さんってあのコッペさんですよね?         兄のカジエルがいつもお世話になっているみたいで。」(ぺこり) ミルフィ  :「そうですの? 酒場で入り浸っては飽きたらず、一体何をしているのやら……」 ペンテ   :「あ、ボク、ペンテね。」 アニタ   :「こんにちは、ペンテさん」話しかけながら、自分と身長を比べます。        (背が高い人だらけで落ち着かないのでペンテの横にすわります。) ペンテ   :「うぁ、アニタ、ちっちぇー。ボクの腰くらいの身長しかない」(テーブルの上に立ってます) シェーダ  :「私は元サーカス団の一員でして……」(今頃気付いたけど6人もいる!) イヌカイ  :「シェーダさんの話はウルフールさんから聞いてますよ。踊りがそれはもう綺麗なんだとか。」 *【双刀の剣士】 GM    :前回の事件で、カーソ村に行き事件を解決した君達。        いや、前回の冒険には行っていない人の方が多いかもしれない。        自己紹介をすませながらも今までの冒険のあらましを仲間たちから聞き、        自分も同じように名を上げたい、稼ぎたいなどと思い思いに考えていた。そんな矢先。        見慣れない姿の、一人の男がふらりと入ってくる。        東洋の剣士風でどこか軽そうな雰囲気だ。        双刀を持ち、武術の心得がある者にはそれなりに腕が立つようだと分かる。 &ref(tenka.png) シェーダ   :「えー、踊りというより手品と占い……おや?」 GM/剣士? :「冒険者の店ってここッスかね…?」          きょろきょろと君達を見回して彼は言う。 ペンテ    :「たぶん、そうなんじゃないかなー?」         椅子にすわって、がっこんがっこん遊んでます。 イヌカイ   :(マスターが答えそうだと思ったので問いかけはスルー)」 シェーダ   :「依頼でしたらそこにおられるマスターにどうぞ……占いなら私に」 GM     :マスターはカウンターの奥にひっこんで居ないようです シェーダ   :「い、いない!? まさかマスターが残像の使い手だったなんて          ……私の負けですね……フフ……」 イヌカイ   :「おや、マスターがいない。          今は席を外しているようですが急な用件なら我々がギルドメンバーですから          お伺いしましょうか?」 ラリアーティ :「こらっチョロ様(ペット)おもむろにお客様と思われる人に跳びはねない!          すみませんすみません…」 ミルフィ   :「誰ですの? あなた、そんなことよりお兄様を知りませんこと?」とはなしかけます GM/テンカ :「お、お兄さん…? いや、わかんないッス…ええと、申し遅れましたッス。          俺、テンカっていう剣士ッス。          ここに来ればお金が稼げるんじゃないかなーって思ってきたッスよー」         悩み事が無いかのような顔でにへら、と笑い、そう言う。 イヌカイ   :「ははあ。それならやっぱりマスター向けですね。          いつも依頼を斡旋してくれてるのはマスターですから。」 ペンテ    :「あー、このギョーカイ、思ったよりツライんだよ、あんちゃん、だいじょうぶかなー?」 アニタ    :「立ち話もなんですから、こちらへどうぞ。」(ペンテの椅子をすすめます) ペンテ    :おぅ、椅子がなくなった。テーブルに座るから大丈夫! ラリアーティ :「新メンバーですか!? ここのギルドはおいしいって          熟練(?)ギルドメンバーの兄も言ってました!」 イヌカイ   :「おいしい!?(カジエルさん、どんな話をしていたんだ……)」 シェーダ   :「おいしいでしょうね。          今度の職場はまだ人死にが出てないからいいよと元団員におすすめされました」 GM     :「そーなんスよ。美味しいって噂を聞いて! キツくてもがんばるッスよー!」         ガッツポーズを君達に示してみせる彼。         で、ここで判定になるわけですが『テンカ』の名前を聞いた時。         精神判定で目標値は13でお願いします。         百科事典とかあれば問答無用で分かります シェーダ   :ダイス6+精神7=13で成功です         「テンカ様、どこかで聞いた名ですね……」 ミルフィ   :(14です) ラリアーティ : 失敗!(もぐもぐと料理を食べながら場を見守っています) ペンテ    :(ひとの料理をつまみ食いしていよう) イヌカイ   :「シェーダさん、何かご存知なんです?」 GM     :ではシェーダとミルフィには分かる。         『テンカ』とは騎士の名門アリガ家の長男であり、         本来ならこんな所に顔をみせる筈もなく、         騎士の家を継ぐための修行を重ねている筈の人間だ。 ミルフィ   :「あら……? あなた、騎士の名門家の方ではありませんの?          どうしてこのようなところに?」 アニタ    :(ピクッと反応します。金の匂い……) GM     :アニタに薦めてもらった椅子に座り、きょろきょろと君達の事を見回すテンカ。         「あちゃ……しってる人が居たッスか……」         困ったように頭をかき         「実は、やむにやまれぬ事情があるんス……」         と言って真顔になる。 シェーダ   :「堅苦しいのがお嫌いなんでしょうか……と思いましたがそうでもないようですね」 GM     :「…家業を継ぐのが嫌になって。独り立ちしたいんス」         真顔でとんでもない事を言ってくるテンカ。 ペンテ    :(酒場の中を走り回ってます) ミルフィ   :「(なんですの、あのホビットは)」 シェーダ   :「私にはとてもすばらしい目標に思えます。          一度は一人で運命に立ち向かうのも、よろしいことですよ」 GM     :「おお……お姉さん話がわかるなあ!!」 アニタ    :「私も応援しますよ。自分の夢に向かって頑張る男性は素敵です。」         (とりあえず手助けして、恩をうるのがよさそうだ) ラリアーティ :「えっ……素晴らしいおうちとご家業があるのに、それを捨てるのは勿体ない気も……」 イヌカイ   :「しかし、いきなり出てきて、家の方は大丈夫なんですか?」 GM/テンカ :「うっ……いや、その、実はひとりだちするって事で          セルフ餞別に家宝持ちだしてきちゃったんス…きっと父上マジぶちきれなうッス」         家宝らしき双刀を持って肩を落とす彼。 イヌカイ   :「なう……」 ペンテ    :テンカの服とか武器は上質なモノですよね?         (家宝、珍しそうなモノなのでキャッキャいいながらちょっかいだします) ラリアーティ :「なんと、お父様に無断で…!?」(驚愕の表情を隠しきれません) GM/テンカ :「やっぱり不味いッスかね……。」 シェーダ   :「あなたの保護者はあなたを追ってくるでしょうか?          それとも家宝を追ってくるでしょうか……?          どちらにしても追跡は免れそうにありませんね」 *【シェーダの占い】 イヌカイ   :「夢を持つのはいいのですが、色々しがらみってものがありますからね……」         イヌカイは最近商売上でうまくいっていないようだ シェーダ   :「イヌカイ様、困っておられるのでしたら占いますよ(有料で)          占って欲しい方はよろしければお申し付けください。2D6をどうぞ」          なぜか手元に超簡単な占いランダムチャートがあります。          暇つぶしに便利そうです イヌカイ   :5+4でした。 シェーダ   :1D目が種類で2D目が方向性です         「イヌカイさんには今、『栄光』との『親和』が近付いているようです……          あなたのこれまでの功績が評価されて、          意外な人から栄誉が与えられるときが迫ってるかもしれませんね。」 イヌカイ   :「なんだか分かりませんが楽しみにしておきますよ、ははは」         (土地と建物と営業権利書がほしくてほしくてたまりませんが          高価でとても手が届かないレベルなのであまり期待していません) ラリアーティ :「シェーダさんって占い師さんなんですね!          わ、わわわ私も占ってもらってもいいかしら」         美しい同族のシェーダにどきどきしながら近づきます         5+5=10 シェーダ   :「ラリアーティさんも『栄光』との『親和』ですね……          皆さんに栄誉が与えられるときが近付いているのかもしれません」 ラリアーティ :「おお…私も良い結果が出ましたね!          何か大きな仕事を成し遂げられる時が来るのでしょうか、楽しみです」 アニタ    :「あ、わたしもいいですか?」そっと手の平を差し出します。         6+4 シェーダ   :「アニタさんには『幸運』との『親和』が迫っているようです……          もうすぐあなたにとって超ラッキーなことが起きると出ていますが、          でもそれに舞い上がっていると、          そうして得たものも一瞬で失われてしまうから気を付けてください……          幸運の大切さに気付くか気付かないか、活かすか消費するかもあなた次第です」 アニタ    :「わあ、うれしい!」 ペンテ    :「なんか楽しそうなことしてる。ペンテもー!」         6+1 シェーダ   :「ペンテさんには『幸運』との『対立』が……!          あなたはものすごい不幸に見舞われるけれど、          あなた自身の強さでいつか立ち直ることができると出ています」 ペンテ    :「んー、なんか分からないけど、たぶん、だいじょうぶってコトだね」 ミルフィ   :(おしよせる不幸(パン)) アニタ    :(パンの準備は万端です) ミルフィ   :「あら、占いができますの?どんな運勢を占ってくださるのかしら。」         (ああ……そういえばお洗濯をベランダに干しっぱなしでしたわ!          今日の天気の行方を占いたい……! わたしは3+3です)」 GM/テンカ: 「あ、俺も占いお願いしたいッス!」         不安そうに占いに頼る。3+1でした。 シェーダ   :3+1も3+3も同じ……         「テンカさんとミルフィさんには『力』との『対立』が近付いていると出ていますね……」 ミルフィ   :「よくない出目ですの?(やっぱり今日は雨がふるのかしら……)」 ラリアーティ :(ミルフィさんにお兄ちゃんとの直接対決フラグが) シェーダ   :「あなたがたは近々、強い力と対峙する瞬間が来るかもしれません。          それは敵かもしれないし、味方かもしれないけれど、          とにかくその力を恐れたり頼りにしすぎず、          よくその目でよく見定めることが大切ですよ          ……敵でも味方でも、力の陰には弱点が付きものなのですから」          どんな結果も解釈次第……注意さえすればどんな災いもたいてい防げるものです」          タロットをぱらぱら ミルフィ   :(ゴクリ) GM     :「力との……対立ッスか……な、なんか不吉ッスね」         表情をくもらせた彼はしかし、         「でもありがとうッス!俺、言われたとおりしっかりやろうと頑張ってみるッスよ!」         と言って顔をほころばせる。         さて、テンカと君達がそんな話をしていると何やら黒服の男が冒険者の店に入ってくる。         「ここにテンカという男は居ないか」         それを見たテンカは慌てて机の下に身を隠します。         「きっと家からの使いに違いないッス…連れ戻されるッス……!」 イヌカイ   :「いやあ、このギルドにそんな人はいないと思いますけどね。どうでしたっけマスター?          マスター……いない……」 アニタ    :「これで顔を隠して!」         とっさに【アイテム袋】からフードを取り出してテンカにかぶせます。    【アイテム袋】消費スキル    「こんな事もあろうかと」と、その場で必要なアイテムを取り出すことができます。    ただし普通に町などで入手できるものに限られます。    魔力のある物や数値的な効果のある物は入手できません。 シェーダ   :「……占いで探してさしあげてもよろしいですよ」         タロット広げたまま占いポーズです ペンテ    :「テンカなら、ここに……」 ミルフィ   :(パンをー!!) イヌカイ   :(パンをー!はやくー!) アニタ    :(アイテム袋が無駄に……! GM     :ではそんな慌ただしい様子を見て、黒服の男はテンカの姿に気付く。         「あっ……! こんな所に!」 イヌカイ   :「あー、まー、仕方ないですね。」 GM     :「やめっ……別人ッス……!怪人フードマンッス……」          フードを目深にかぶった彼はもごもごと言い逃れようとするが          流石にモロバレだ。 ミルフィ   :「(愉快な方ですわね)」 ラリアーティ :(怪人フードマンにくすりときました) ペンテ    :「テンカってフードマンなの? え? 名前どっち?」 アニタ    :(見捨てるべきかどうか考えています シェーダ   :「テンカさん、依頼さえ出してくだされば、          私たちは協力したい者たちを募って今すぐにでもお助けできますが」         きっとそれどころじゃないんだろうなあ、         と思いつつゴソゴソ杖の準備をしてます。 イヌカイ   :「でもお金持ち相手に事を構えるのはちょっと……」         いつの間にか卑屈なキャラになっているようです GM     :黒服の男「ああ…もういい。さっさと来い」         テンカ 「あうう…いや、ありがたいッスが自分の家の事ッスから…              自分でなんとかしてみるッスー!」         テンカはフードをかぶり、抵抗しながらもずるずる引きずられていくよ ペンテ    :「またねー、フードマ~ン、なんだか、騒がしい人だったね」(うんうんと頷いて) アニタ    :「待って下さい!」(このままでは褒美が出ない!) ミルフィ   :「あっちょっと黒服さん、お待ちになって」 GM     :アニタとミルフィの声は黒服の男には届いているはずだが歩みを止めない。         テンカ「うー…皆さんご迷惑おかけしたッスー」         ずりずりと引きずられていく ミルフィ   :「あら、引き止めないほうがよろしくて? それならよろしいのですけど」 ラリアーティ :「うう……大変そうだけど頑張ってくださーい!」         見送る振りをしつつ、ペットのチョロ様を使ってこっそり追跡を試みる。 ペンテ    :「ん??? みんなどうしたの? 追いかけろって言うなら、追いかけるけど???」 GM/黒服  :「これはウチの問題です。尾行などはやめていただきましょうか」         冷たい声で言うよ ラリアーティ :「がーん!(ばれていた…!?)」 GM     :それでも尾行させるというなら敏捷での対決となります。         バレた場合は不味いことになるかもしれません シェーダ   :隠蔽スキルがあったらこっそりついていけるかもですね。         (しかし誰もなさげでした……) ラリアーティ :(ペットは機敏1なので、ばれていたら無理はさせず、で) ペンテ    :(足なら速いけど、ダイスを振るとなると危険だなー) アニタ    :(単独で追いかけて見つかった場合のリスクを考え、追いかけるのは諦めます) シェーダ   :「私はテンカさんの意志を尊重しましょう」         酒場の外に出て後ろ姿を見守ってます。 ミルフィ   :「(ああ……あのひきずられていく姿……兄にそっくりですわ……)」 イヌカイ   :「うーん、本当に困りきってたわけじゃなさそうですしねえ。」 ペンテ    :(追いかけろっていう雰囲気じゃないから、誰かの料理をつまみ食いしよう。)もぐもぐ。 ラリアーティ :あーっそれ私のローストビーフ!(便乗もぐもぐ) GM     :ではそれから小一時間たった頃。         さきほどまでのちょっとした騒動も落ち着き、お昼時。 イヌカイ   :(この人達10時のおやつ感覚でローストビーフを!?) ラリアーティ :(くいしんぼうです) アニタ    :「テンカさん、大丈夫でしょうか。」 シェーダ   :「今さらですが……あの人達が本当にテンカさんのお家の関係者だったらよいのですが」 イヌカイ   :「まあ本人も抵抗してませんでしたし。顔見知りだったんでしょう」 ミルフィ   :「それでわたくしのお兄様をどこに隠したんですの?」         イヌカイに問い詰めます GM     :店に身なりの良いスーツの男が駆け込んでくるよ。         「ここに…!テンカ様という方は来られていませんか…!」         息を切らしながら君達に言う。 シェーダ   :「また少し……風が吹きそうな予感ですね……」(野菜スープ中) ペンテ    :「フードマンなら連れて行かれたよー」 イヌカイ   :「失礼ですが、どちらさまですか?」 ミルフィ   :(そいつがルパンだ!おえー!な展開が) アニタ    :「はい、先程来られましたが。」 シェーダ   :「黒服の方々につれてゆかれました」 GM     :「申し遅れました……わたくし、アリガ家の執事をやっている者でして……          えっ……連れ去られ……?」         その言葉を聞いた瞬間、彼はへなへなとその場に崩れ落ちる。 *【さっきの奴らは一体?】 ラリアーティ :「な、なんだってー!? じゃあ、さっきの奴らは一体……」 シェーダ   :「どうやら先ほどの方々はお家の関係者ではなかったようですね          こういうときは自分の直感を信じればよかったと思いますが、これもまた運命……」 ペンテ    :「羊? へ? 人間?」 イヌカイ   :「おやまあ。なんてことだ。」 アニタ    :(褒美が出そうな展開に、ちいさくガッツポーズ。) イヌカイ   :(同じく内心ガッツポーズ) シェーダ   :「前向きなお話をしましょう。          一度我々は騙されたかもしれませんので、          あなたが本物のアリガ家の関係者であるという証明が欲しいのですが」 GM     :「……仕方ありません、          屋敷の方で詳しいお話を伺いたいと思うのですがよろしいでしょうか?」         そう言って執事さんは君達をアリガの屋敷に案内しようとするよ。 シェーダ   :「それこそまさに証明ですね」 イヌカイ   :「さて皆さん、お困りの方を放っておくわけにはいきませんね。          行きましょうか(いい笑顔で)」 アニタ    :「ええ、お願いします。」 ペンテ    :「羊についていくね、楽しそうだし、」 ミルフィ   :「お兄さまはどこでサボっているかわかりませんわ……もしかしたらそこに……」 ラリアーティ :「わかりました、私もついていきたいと思います。詳しいお話が伺えたらと」 シェーダ   :ではマスターに書き置きを残してお屋敷に行きましょう。        :「アリガ家のテンカ様が拉致された件について追っています。          我々が行方不明になったらそのセンで探してください しぇーだ」 ペンテ    :「っていうか、ウディタ亭って無用心だよねー。」 イヌカイ   :「いやいや、あのマスターは鬼強いって噂ですよ」 シェーダ   :「いつもは酒場に番兵様がおられますから、          マスターが留守にしてても安心のはずなんですが……。」 ミルフィ   :「一見したら酒場ですから、オープンでいいんじゃないですの?」 ラリアーティ :「冒険者ギルドってこんな感じだと思ってました。          事件を扱うので、事件に巻き込まれるのも常?」 GM     :では、屋敷に向かった君達は応接間に通される。         周囲は絢爛豪華な調度品に彩られ、まさに名門の騎士の家、といった雰囲気だ。         君達を迎えたのはアリガ家の当主。         テンカの父親だと言った彼は、その言葉どおりどこか彼に似ている。         「よく来てくれた冒険者さん……」 ペンテ    :(金目のモノを漁りたくてウズウズしてます) アニタ    :(金持ちの家での盗みはリスクが高いので静かにしています) ミルフィ   :(高級住宅に盗賊が二人という珍事) シェーダ   :調度品の数々を眺めている時間なう。 ラリアーティ :「(うおーっすごいっ! きれいなものがいっぱい……!           きれい! 人間の技術すごい……!)           貧民~一般人の暮らししか知らないので           豪邸の内部とかはほとんどみたことがありません)」 ミルフィ   :「(お兄様ならばあの高級そうなツボの中で寝ている可能性が……)」          キョロキョロしています シェーダ   :「お初にお目に掛かります。」 イヌカイ   :「早速ですが事情をお聞かせください。我々で何かお力添えできることがあるでしょうか」 シェーダ   :「状況から察するに、          テンカ様はこのお家と無関係な者にさらわれてしまったのでしょうか?」 イヌカイ   :「しかも家宝ごと。」 アニタ    :「きっと完全な無関係ではないと思いますよ。」と、補足 ペンテ    :(豪邸なら広いだろうから廊下走り放題だよね。)「ひゃっはー」 ミルフィ   :(なんですの、あのホビットは) イヌカイ   :(アニタさんのアイテム袋にペンテさんを押し込めないかなー) アニタ    :(ペンテに罪をおしつければ、あるいは…… ラリアーティ :「こっこらっチョロ様一緒にはしゃがない!!」          チョロと、追いついたらペンテをつかまえます         「すみませんすみません……」 GM     :「前からバカ息子だと思ってはいたが、よもや家宝を持ちだして逃げるとは。          今朝方、テンカがいなくなった所までしかこちらはわからないが……          執事から聞く所によると、どうやらさらわれたらしいじゃないか」         そこで言葉を切って、彼は続ける。         「……あんなバカでも、私の子なんだ……どうか、無事に連れ戻して欲しい」         そう言って、前金として30万Gを君達に提示してくる。         これは半金であり、事件を解決すればもう30万貰える。         このまま何もせず逃げてもこの30万は君達のものだ。 ラリアーティ :(何もせずお金だけもらって逃げたらさすがに問題になりそうなっ)         「わかりました、これも縁です、できる限り協力させていただければと。」 アニタ    :「私としては、お引き受けしてもよいのですが。」 イヌカイ   :「(内心小躍り)なるほど。それは問題ですね。          して、何者に拉致されたのか見当は付いているんですか?」 GM     :「いや、見当もつかない。だが、数日前から妙な黒服の男が          屋敷の周囲を嗅ぎまわっているとの噂が流れていたので警戒していたところだ。          どうやらそいつらは家宝目当てらしい。息子の安否が心配だ……頼む」 シェーダ   :「それは、家宝については優先度低めで構わないということでしょうか?          大事なものでしたら、取り戻さなければいけないでしょう」 ミルフィ   :「(家宝はテンカのまわりもの・・・)ブツブツ」 ペンテ    :「ねぇ、フードマンのパパ、あの家宝はどのくらいの価値なの?」 GM     :「あの家宝に値段はつけられん。唯一無二の刀剣だからね。」         ペンテにはそう答える。         「ううむ……出来るなら家宝も取り戻して欲しい。          家宝も戻ってきた場合は、さらに報酬を弾む事にしよう」         データ的に言えば、「それを売るなんてとんでもない!」な重要アイテムです シェーダ   :「かしこまりました。まず息子様の無事を確保すること、          可能なら家宝の奪還を行うこと、ですね」 ラリアーティ :「もう春も近いのに(違ってたらごめんなさい)冷えますね……ぶるぶる          家宝目当てなら、テンカさんは酷い目に遭っている可能性も……          急いだ方が良いですね。」 イヌカイ   :「憲兵や私兵ではなくわざわざ冒険者に依頼してくるあたりなんか臭う気がするんですよね          ……おっとこれは独り言。          家宝を取り戻すとして、どういった外見のものか教えていただけますでしょうか。」 ペンテ    :(ふむ、じゃぁ、手に入ったら100万ぐらいの請求書を…… シェーダ   :「お金は人生を楽しむ砂糖ですが、砂糖だらけの飲み物は甘すぎて飲めませんよ」 ペンテ    :「うんうん、たまには塩も必要だよね。」 アニタ    :(報酬は安いけど、家宝は手に入らなかったことにして闇ルートで売りさばけば…… GM     :(あの冒険者から刀剣をとりもどしてくれ           って依頼が他の冒険者にいってぼっこぼこになる展開が好みならそれでも(*'ω' *)) ラリアーティ :(ひええ///) ペンテ    :(まぁ、ホビットの考える事ですから、みんなが止めてくれますよ、うんうん。) イヌカイ   :(そこまでやるのなら関係者と目撃者には「口封じ」を行ったうえで          残念な報告をクライアントに行えばですね。) アニタ    :(その場合テンカは口封じしないと……やっぱりダメね。 ペンテ    :(あれ、みんな乗り気!?) ラリアーティ :(な、なんだか仲間の皆さんから怖いオーラを感じる……!?) ミルフィ   :(邪念が……邪念が渦巻いていますわ……) GM     :家宝は…… ええと、黒と赤が基調の刀剣です。装飾はあまりされておらず、         何らかの魔法力がやどっている事が分かる人には分かります イヌカイ   :「まあ家宝についてはテンカ様に直接伺えば分かるでしょうね。          完遂できるかは分かりかねますが、まずは調査させていただきましょうか。」         (マジックアイテムの武器……ほしい……) ラリアーティ :「調査、承りました」 アニタ    :「承りました。弊社におまかせください。」         (金持ちを敵に回すリスクはおかせない。諦めて真面目に依頼をこなします GM     :「よろしく頼む」 イヌカイ   :「ひと段落したら報告に参ります。」         では、調査に向かうということでいいかな シェーダ   :「やりましょう。目的は簡単です          それにしても、持ち主も効果の分からないマジックアイテムとは不気味ですね。          恐ろしいことにならなければよいのですが……」 ペンテ    :「きゃっきゃっ」(チョロとじゃれあってる。) *【情報収集】 GM     :では、情報収集です。         基本は判定になりますが、大河物語ではこの手のルールはフォローされていません。         そこで、この卓における情報収集ルールをここで定義することにしたいと思います。         1「調べたい情報と、それについて何の能力値を使うかを宣言」         2「通常のように判定。成功すればGMから情報が引き出せる」         ということで。         調べたい情報が難しければ難しいほど、難易度は上がります。         また、特定の情報は6ゾロを出しても分からないままかもしれません。         何の能力値を使うかについては演出でお願いします。         「やはり調査は足だ!機敏を使って色々ききまわるよ」         「人から話を聞く時には話術が必要だ。そこで、精神を使って判定するよ」など、         もっともらしい理由を作って下さい ラリアーティ :(おおっ楽しそうなルール……!) イヌカイ   :(おおー、燃える!) シェーダ   :(おおーいいですね) GM     :情報収集の回数に応じて、以降の展開が変わってきます。         事件ももつれるかもしれませんし、時間が経つ事でかわるものもあるでしょう。         よく考えて情報収集を楽しんで下さい! ラリアーティ :(少なければ少ないほどよさそう!) イヌカイ   :でもルールは! 破壊するもの!         GM! 念話スキルの使用を宣言します! 対象はもちろんテンカ! GM     :うおおお!! かっこいい!! イヌカイ   :便利すぎるので時間制限をつけるとか制約をつけないとやばそうですね GM     :精神判定に応じて情報の読みとれる度合いに変化をつける方向で制約としたいと思います         では、ここで抵抗するのも不自然でしょう。         ええと…… そうですね、         「どこかの館に捕まっている。あたりは薄暗い。身動きできない」         といった情報が念話で分かります。 イヌカイ   :得られた情報を展開します。         「やっぱりどこかに捕まってるみたいですよ。          それしか分かりませんでしたが……」 アニタ    :「じゃあ、私は黒服の男の目撃情報をあたってくるわね。」          敏捷を使って、聞き込みに回ります。12です。 GM     :アニタの得られた情報は         「黒服はアリガ家の屋敷を数日調べていたようだが、          夕刻、町外れの廃屋に向かっているのを見た人が数人いるようだ」くらいで アニタ    : 戻って、情報をみんなに話します。         「黒服の男達は、町外れの廃墟に向かったみたいよ。」 ミルフィ   :「……もう怪しい箇所は見つかったようですわね」 シェーダ   :「地図でテンカ様の捕まっていそうな該当しそうな館を探してみましょうか……          と思いましたが町外れの廃屋に何か手がかりがあるかもしれませんね」 イヌカイ   :ここまでの情報を整理すると         ・廃屋が怪しい         ・本人は拘束されているが意識はある         ですね         「つまり、下手人は逃亡や強盗殺人を企てている可能性が低いといえますね」 アニタ    :「家宝が本人と一緒かどうかが問題だけど、それは行ってみないとわからないわね。」 シェーダ   :「どこかの館に捕まってる。も何かのヒントかもしれません。          館だと判断するための何かの情報があったということですから」 ペンテ    :盗賊仲間というか同業者の情報網を漁りたいです。         欲しい情報はアリガ家に敵対する家や親族がいないか? アリガ家は本当にお金持ちか?         報酬がもらえるかどうか大事! 前に騙されたから! 敏捷12です。 GM     :盗賊仲間はペンテに         「ああ、あのアリガ家な……名門だろ。あそこにお金が無いわけなかろうよ。          ちょっと分けて欲しいくらいだ。          しかし、外面もいいようだし敵対してるって奴はそんなにいないんじゃないか?」         との情報をくれます ペンテ    :「みんな、報酬は貰えそうだよ!」 シェーダ   :「館と聞いて、敵対する有力貴族が仕掛けたものかもしれないと思いましたが、          なんだかちょっと違う感じがしますね」 ラリアーティ :では引き続き町外れの廃屋についての情報を調べます。         どれくらい老朽化が進んでいるのか、最近人の気配はあったのか、など。         聞き込みを敏捷で、 ペンテ    :(きたー、ピンゾロ) ミルフィ   :(わーっ) イヌカイ   :(ざわ・・・) ラリアーティ :1ゾロ出てしまいました!残念! GM     :Oh…では、情報は見つかりませんでした ラリアーティ :「うう…お話してくれる人が見つかりませんでした…! ぐすん シェーダ   :初ピンゾロ! ペンテ    :(経験値+10点) GM     :(ソードワールド式だと物凄い経験点になりますね!?w >経験点10点) アニタ    :「とりあえず、廃墟に行ってみない?          そこにいなくても、黒服の奴らがいれば聞き出せるし。」         (慣れてきたので言葉遣いが素になってきてます) シェーダ   :「もう内部を探った方が早いかもしれません。          もう彼らはいないでしょうし、得られる手がかりも少ないかもしれませんけれど」 イヌカイ   :「最悪、家宝は見つからなくてもペンテさんは救出できるかもしれませんしね。」 [[続きを見る>第004話-02]]
~大河物語シナリオ 第四話~ 【放蕩剣士拉致事件】 1/3 &sizex(5){&bold(){参加者一覧}} GM    :ねおしのさん イヌカイ  :ペリカンさん ラリアーティ:あとりさん アニタ   :hizさん シェーダ  :SmokingWOLFさん ミルフィ  :こぺるさん ペンテ   :とち(←編集しました) -[[キャラクター詳細>PC 第004話]] |&ref(http://www32.atwiki.jp/woditor_trpg/pub/face/FACE_INUKAI_s.png)|&ref(http://www32.atwiki.jp/woditor_trpg/pub/face/FACE_RALLIARTY_s.png)|&ref(http://www32.atwiki.jp/woditor_trpg/pub/face/FACE_ANITA_s.png)| |イヌカイ|ラリアーティ|アニタ| |&ref(http://www32.atwiki.jp/woditor_trpg/pub/face/FACE_SHADA_s.png)|&ref(http://www32.atwiki.jp/woditor_trpg/pub/face/FACE_MILFY_s.png)|&ref(http://www32.atwiki.jp/woditor_trpg/pub/face/FACE_PENTE_s.png)| |シェーダ|ミルフィ|ペンテ| ---- #contents() ---- GM    :さて、今日でセッションも4話目。        全何話になるか判りませんが、1クールのアニメなどで言ったらそろそろ導入が済んできたって        ところですね! と、いうわけで始めさせていただきたいと思います &sizex(5){&bold(){ ~大河物語シナリオ 第四話~ 【放蕩剣士拉致事件】}}        ギルドに所属している君達はいつものように冒険者の店に集っている。        新規メンバーもちらほら見え、和気あいあいと歓談している所だ。 シェーダ  :「これからお世話になります、シェーダと申します。以後お見知りおきを……         占いのご用があれば受け付けますよ」        皆さんにご挨拶。 ラリアーティ:「美味しい! カジ兄の言った通りだ!(もぐもぐ)         ギルドのみなさんこんにちは、今回ギルドに入ったラリアーティです。         普段は狩り暮らししてます。いつも兄がお世話になってるみたいで!         よろしくお願いしまーす」 ミルフィ  :「ちょっとよろしくて、お兄様はこちらですの?」        と、ギルドの人達にはなしかけます        「はっ、失礼いたしましたわ。わたくし、コッペの妹のミルフィと申しますの」 シェーダ  :「狩り暮らしのラリアーティさんと酒場警備員さんの妹さんのミルフィさんと         イヌカイさんですね、把握しました」 ラリアーティ:「(わあーっエルフ! 他の森のエルフさん初めてみたかもしれない !! どきどき)         初めましてよろしくお願いしどんがらがっしゃーん」 アニタ   :「あ、はじめましてアニタです。都会に憧れて故郷から旅してきました。         右も左もわかりませんが、よろしくおねがいします」 イヌカイ  :「皆さんはじめましてですね。綺麗な方が多くて緊張しますよはっはっは」と適当にご挨拶        (エルフが3人も集まっているのはかなり珍しい光景なのではないかと落ち着きません) ミルフィ  :「名誉ある王国に仕える兵士になったというのに、サボりの罰として掃除当番ばかり…         わたくしサボってばかりのお兄さまに文句を言いにきましたのよっ」        と聞かれてもいないことをペラペラと喋り続けます。 ラリアーティ:「ミルフィさんのお兄さんってあのコッペさんですよね?         兄のカジエルがいつもお世話になっているみたいで。」(ぺこり) ミルフィ  :「そうですの? 酒場で入り浸っては飽きたらず、一体何をしているのやら……」 ペンテ   :「あ、ボク、ペンテね。」 アニタ   :「こんにちは、ペンテさん」話しかけながら、自分と身長を比べます。        (背が高い人だらけで落ち着かないのでペンテの横にすわります。) ペンテ   :「うぁ、アニタ、ちっちぇー。ボクの腰くらいの身長しかない」(テーブルの上に立ってます) シェーダ  :「私は元サーカス団の一員でして……」(今頃気付いたけど6人もいる!) イヌカイ  :「シェーダさんの話はウルフールさんから聞いてますよ。踊りがそれはもう綺麗なんだとか。」 *【双刀の剣士】 GM    :前回の事件で、カーソ村に行き事件を解決した君達。        いや、前回の冒険には行っていない人の方が多いかもしれない。        自己紹介をすませながらも今までの冒険のあらましを仲間たちから聞き、        自分も同じように名を上げたい、稼ぎたいなどと思い思いに考えていた。そんな矢先。        見慣れない姿の、一人の男がふらりと入ってくる。        東洋の剣士風でどこか軽そうな雰囲気だ。        双刀を持ち、武術の心得がある者にはそれなりに腕が立つようだと分かる。 &ref(tenka.png) シェーダ   :「えー、踊りというより手品と占い……おや?」 GM/剣士? :「冒険者の店ってここッスかね…?」          きょろきょろと君達を見回して彼は言う。 ペンテ    :「たぶん、そうなんじゃないかなー?」         椅子にすわって、がっこんがっこん遊んでます。 イヌカイ   :(マスターが答えそうだと思ったので問いかけはスルー)」 シェーダ   :「依頼でしたらそこにおられるマスターにどうぞ……占いなら私に」 GM     :マスターはカウンターの奥にひっこんで居ないようです シェーダ   :「い、いない!? まさかマスターが残像の使い手だったなんて          ……私の負けですね……フフ……」 イヌカイ   :「おや、マスターがいない。          今は席を外しているようですが急な用件なら我々がギルドメンバーですから          お伺いしましょうか?」 ラリアーティ :「こらっチョロ様(ペット)おもむろにお客様と思われる人に跳びはねない!          すみませんすみません…」 ミルフィ   :「誰ですの? あなた、そんなことよりお兄様を知りませんこと?」とはなしかけます GM/テンカ :「お、お兄さん…? いや、わかんないッス…ええと、申し遅れましたッス。          俺、テンカっていう剣士ッス。          ここに来ればお金が稼げるんじゃないかなーって思ってきたッスよー」         悩み事が無いかのような顔でにへら、と笑い、そう言う。 イヌカイ   :「ははあ。それならやっぱりマスター向けですね。          いつも依頼を斡旋してくれてるのはマスターですから。」 ペンテ    :「あー、このギョーカイ、思ったよりツライんだよ、あんちゃん、だいじょうぶかなー?」 アニタ    :「立ち話もなんですから、こちらへどうぞ。」(ペンテの椅子をすすめます) ペンテ    :おぅ、椅子がなくなった。テーブルに座るから大丈夫! ラリアーティ :「新メンバーですか!? ここのギルドはおいしいって          熟練(?)ギルドメンバーの兄も言ってました!」 イヌカイ   :「おいしい!?(カジエルさん、どんな話をしていたんだ……)」 シェーダ   :「おいしいでしょうね。          今度の職場はまだ人死にが出てないからいいよと元団員におすすめされました」 GM     :「そーなんスよ。美味しいって噂を聞いて! キツくてもがんばるッスよー!」         ガッツポーズを君達に示してみせる彼。         で、ここで判定になるわけですが『テンカ』の名前を聞いた時。         精神判定で目標値は13でお願いします。         百科事典とかあれば問答無用で分かります シェーダ   :ダイス6+精神7=13で成功です         「テンカ様、どこかで聞いた名ですね……」 ミルフィ   :(14です) ラリアーティ : 失敗!(もぐもぐと料理を食べながら場を見守っています) ペンテ    :(ひとの料理をつまみ食いしていよう) イヌカイ   :「シェーダさん、何かご存知なんです?」 GM     :ではシェーダとミルフィには分かる。         『テンカ』とは騎士の名門アリガ家の長男であり、         本来ならこんな所に顔をみせる筈もなく、         騎士の家を継ぐための修行を重ねている筈の人間だ。 ミルフィ   :「あら……? あなた、騎士の名門家の方ではありませんの?          どうしてこのようなところに?」 アニタ    :(ピクッと反応します。金の匂い……) GM     :アニタに薦めてもらった椅子に座り、きょろきょろと君達の事を見回すテンカ。         「あちゃ……しってる人が居たッスか……」         困ったように頭をかき         「実は、やむにやまれぬ事情があるんス……」         と言って真顔になる。 シェーダ   :「堅苦しいのがお嫌いなんでしょうか……と思いましたがそうでもないようですね」 GM     :「…家業を継ぐのが嫌になって。独り立ちしたいんス」         真顔でとんでもない事を言ってくるテンカ。 ペンテ    :(酒場の中を走り回ってます) ミルフィ   :「(なんですの、あのホビットは)」 シェーダ   :「私にはとてもすばらしい目標に思えます。          一度は一人で運命に立ち向かうのも、よろしいことですよ」 GM     :「おお……お姉さん話がわかるなあ!!」 アニタ    :「私も応援しますよ。自分の夢に向かって頑張る男性は素敵です。」         (とりあえず手助けして、恩をうるのがよさそうだ) ラリアーティ :「えっ……素晴らしいおうちとご家業があるのに、それを捨てるのは勿体ない気も……」 イヌカイ   :「しかし、いきなり出てきて、家の方は大丈夫なんですか?」 GM/テンカ :「うっ……いや、その、実はひとりだちするって事で          セルフ餞別に家宝持ちだしてきちゃったんス…きっと父上マジぶちきれなうッス」         家宝らしき双刀を持って肩を落とす彼。 イヌカイ   :「なう……」 ペンテ    :テンカの服とか武器は上質なモノですよね?         (家宝、珍しそうなモノなのでキャッキャいいながらちょっかいだします) ラリアーティ :「なんと、お父様に無断で…!?」(驚愕の表情を隠しきれません) GM/テンカ :「やっぱり不味いッスかね……。」 シェーダ   :「あなたの保護者はあなたを追ってくるでしょうか?          それとも家宝を追ってくるでしょうか……?          どちらにしても追跡は免れそうにありませんね」 *【シェーダの占い】 イヌカイ   :「夢を持つのはいいのですが、色々しがらみってものがありますからね……」         イヌカイは最近商売上でうまくいっていないようだ シェーダ   :「イヌカイ様、困っておられるのでしたら占いますよ(有料で)          占って欲しい方はよろしければお申し付けください。2D6をどうぞ」          なぜか手元に超簡単な占いランダムチャートがあります。          暇つぶしに便利そうです イヌカイ   :5+4でした。 シェーダ   :1D目が種類で2D目が方向性です         「イヌカイさんには今、『栄光』との『親和』が近付いているようです……          あなたのこれまでの功績が評価されて、          意外な人から栄誉が与えられるときが迫ってるかもしれませんね。」 イヌカイ   :「なんだか分かりませんが楽しみにしておきますよ、ははは」         (土地と建物と営業権利書がほしくてほしくてたまりませんが          高価でとても手が届かないレベルなのであまり期待していません) ラリアーティ :「シェーダさんって占い師さんなんですね!          わ、わわわ私も占ってもらってもいいかしら」         美しい同族のシェーダにどきどきしながら近づきます         5+5=10 シェーダ   :「ラリアーティさんも『栄光』との『親和』ですね……          皆さんに栄誉が与えられるときが近付いているのかもしれません」 ラリアーティ :「おお…私も良い結果が出ましたね!          何か大きな仕事を成し遂げられる時が来るのでしょうか、楽しみです」 アニタ    :「あ、わたしもいいですか?」そっと手の平を差し出します。         6+4 シェーダ   :「アニタさんには『幸運』との『親和』が迫っているようです……          もうすぐあなたにとって超ラッキーなことが起きると出ていますが、          でもそれに舞い上がっていると、          そうして得たものも一瞬で失われてしまうから気を付けてください……          幸運の大切さに気付くか気付かないか、活かすか消費するかもあなた次第です」 アニタ    :「わあ、うれしい!」 ペンテ    :「なんか楽しそうなことしてる。ペンテもー!」         6+1 シェーダ   :「ペンテさんには『幸運』との『対立』が……!          あなたはものすごい不幸に見舞われるけれど、          あなた自身の強さでいつか立ち直ることができると出ています」 ペンテ    :「んー、なんか分からないけど、たぶん、だいじょうぶってコトだね」 ミルフィ   :(おしよせる不幸(パン)) アニタ    :(パンの準備は万端です) ミルフィ   :「あら、占いができますの?どんな運勢を占ってくださるのかしら。」         (ああ……そういえばお洗濯をベランダに干しっぱなしでしたわ!          今日の天気の行方を占いたい……! わたしは3+3です)」 GM/テンカ: 「あ、俺も占いお願いしたいッス!」         不安そうに占いに頼る。3+1でした。 シェーダ   :3+1も3+3も同じ……         「テンカさんとミルフィさんには『力』との『対立』が近付いていると出ていますね……」 ミルフィ   :「よくない出目ですの?(やっぱり今日は雨がふるのかしら……)」 ラリアーティ :(ミルフィさんにお兄ちゃんとの直接対決フラグが) シェーダ   :「あなたがたは近々、強い力と対峙する瞬間が来るかもしれません。          それは敵かもしれないし、味方かもしれないけれど、          とにかくその力を恐れたり頼りにしすぎず、          よくその目でよく見定めることが大切ですよ          ……敵でも味方でも、力の陰には弱点が付きものなのですから」          どんな結果も解釈次第……注意さえすればどんな災いもたいてい防げるものです」          タロットをぱらぱら ミルフィ   :(ゴクリ) GM     :「力との……対立ッスか……な、なんか不吉ッスね」         表情をくもらせた彼はしかし、         「でもありがとうッス!俺、言われたとおりしっかりやろうと頑張ってみるッスよ!」         と言って顔をほころばせる。         さて、テンカと君達がそんな話をしていると何やら黒服の男が冒険者の店に入ってくる。         「ここにテンカという男は居ないか」         それを見たテンカは慌てて机の下に身を隠します。         「きっと家からの使いに違いないッス…連れ戻されるッス……!」 イヌカイ   :「いやあ、このギルドにそんな人はいないと思いますけどね。どうでしたっけマスター?          マスター……いない……」 アニタ    :「これで顔を隠して!」         とっさに【アイテム袋】からフードを取り出してテンカにかぶせます。    【アイテム袋】消費スキル    「こんな事もあろうかと」と、その場で必要なアイテムを取り出すことができます。    ただし普通に町などで入手できるものに限られます。    魔力のある物や数値的な効果のある物は入手できません。 シェーダ   :「……占いで探してさしあげてもよろしいですよ」         タロット広げたまま占いポーズです ペンテ    :「テンカなら、ここに……」 ミルフィ   :(パンをー!!) イヌカイ   :(パンをー!はやくー!) アニタ    :(アイテム袋が無駄に……! GM     :ではそんな慌ただしい様子を見て、黒服の男はテンカの姿に気付く。         「あっ……! こんな所に!」 イヌカイ   :「あー、まー、仕方ないですね。」 GM     :「やめっ……別人ッス……!怪人フードマンッス……」          フードを目深にかぶった彼はもごもごと言い逃れようとするが          流石にモロバレだ。 ミルフィ   :「(愉快な方ですわね)」 ラリアーティ :(怪人フードマンにくすりときました) ペンテ    :「テンカってフードマンなの? え? 名前どっち?」 アニタ    :(見捨てるべきかどうか考えています シェーダ   :「テンカさん、依頼さえ出してくだされば、          私たちは協力したい者たちを募って今すぐにでもお助けできますが」         きっとそれどころじゃないんだろうなあ、         と思いつつゴソゴソ杖の準備をしてます。 イヌカイ   :「でもお金持ち相手に事を構えるのはちょっと……」         いつの間にか卑屈なキャラになっているようです GM     :黒服の男「ああ…もういい。さっさと来い」         テンカ 「あうう…いや、ありがたいッスが自分の家の事ッスから…              自分でなんとかしてみるッスー!」         テンカはフードをかぶり、抵抗しながらもずるずる引きずられていくよ ペンテ    :「またねー、フードマ~ン、なんだか、騒がしい人だったね」(うんうんと頷いて) アニタ    :「待って下さい!」(このままでは褒美が出ない!) ミルフィ   :「あっちょっと黒服さん、お待ちになって」 GM     :アニタとミルフィの声は黒服の男には届いているはずだが歩みを止めない。         テンカ「うー…皆さんご迷惑おかけしたッスー」         ずりずりと引きずられていく ミルフィ   :「あら、引き止めないほうがよろしくて? それならよろしいのですけど」 ラリアーティ :「うう……大変そうだけど頑張ってくださーい!」         見送る振りをしつつ、ペットのチョロ様を使ってこっそり追跡を試みる。 ペンテ    :「ん??? みんなどうしたの? 追いかけろって言うなら、追いかけるけど???」 GM/黒服  :「これはウチの問題です。尾行などはやめていただきましょうか」         冷たい声で言うよ ラリアーティ :「がーん!(ばれていた…!?)」 GM     :それでも尾行させるというなら敏捷での対決となります。         バレた場合は不味いことになるかもしれません シェーダ   :隠蔽スキルがあったらこっそりついていけるかもですね。         (しかし誰もなさげでした……) ラリアーティ :(ペットは機敏1なので、ばれていたら無理はさせず、で) ペンテ    :(足なら速いけど、ダイスを振るとなると危険だなー) アニタ    :(単独で追いかけて見つかった場合のリスクを考え、追いかけるのは諦めます) シェーダ   :「私はテンカさんの意志を尊重しましょう」         酒場の外に出て後ろ姿を見守ってます。 ミルフィ   :「(ああ……あのひきずられていく姿……兄にそっくりですわ……)」 イヌカイ   :「うーん、本当に困りきってたわけじゃなさそうですしねえ。」 ペンテ    :(追いかけろっていう雰囲気じゃないから、誰かの料理をつまみ食いしよう。)もぐもぐ。 ラリアーティ :あーっそれ私のローストビーフ!(便乗もぐもぐ) GM     :ではそれから小一時間たった頃。         さきほどまでのちょっとした騒動も落ち着き、お昼時。 イヌカイ   :(この人達10時のおやつ感覚でローストビーフを!?) ラリアーティ :(くいしんぼうです) アニタ    :「テンカさん、大丈夫でしょうか。」 シェーダ   :「今さらですが……あの人達が本当にテンカさんのお家の関係者だったらよいのですが」 イヌカイ   :「まあ本人も抵抗してませんでしたし。顔見知りだったんでしょう」 ミルフィ   :「それでわたくしのお兄様をどこに隠したんですの?」         イヌカイに問い詰めます GM     :店に身なりの良いスーツの男が駆け込んでくるよ。         「ここに…!テンカ様という方は来られていませんか…!」         息を切らしながら君達に言う。 シェーダ   :「また少し……風が吹きそうな予感ですね……」(野菜スープ中) ペンテ    :「フードマンなら連れて行かれたよー」 イヌカイ   :「失礼ですが、どちらさまですか?」 ミルフィ   :(そいつがルパンだ!おえー!な展開が) アニタ    :「はい、先程来られましたが。」 シェーダ   :「黒服の方々につれてゆかれました」 GM     :「申し遅れました……わたくし、アリガ家の執事をやっている者でして……          えっ……連れ去られ……?」         その言葉を聞いた瞬間、彼はへなへなとその場に崩れ落ちる。 *【さっきの奴らは一体?】 ラリアーティ :「な、なんだってー!? じゃあ、さっきの奴らは一体……」 シェーダ   :「どうやら先ほどの方々はお家の関係者ではなかったようですね          こういうときは自分の直感を信じればよかったと思いますが、これもまた運命……」 ペンテ    :「羊? へ? 人間?」 イヌカイ   :「おやまあ。なんてことだ。」 アニタ    :(褒美が出そうな展開に、ちいさくガッツポーズ。) イヌカイ   :(同じく内心ガッツポーズ) シェーダ   :「前向きなお話をしましょう。          一度我々は騙されたかもしれませんので、          あなたが本物のアリガ家の関係者であるという証明が欲しいのですが」 GM     :「……仕方ありません、          屋敷の方で詳しいお話を伺いたいと思うのですがよろしいでしょうか?」         そう言って執事さんは君達をアリガの屋敷に案内しようとするよ。 シェーダ   :「それこそまさに証明ですね」 イヌカイ   :「さて皆さん、お困りの方を放っておくわけにはいきませんね。          行きましょうか(いい笑顔で)」 アニタ    :「ええ、お願いします。」 ペンテ    :「羊についていくね、楽しそうだし、」 ミルフィ   :「お兄さまはどこでサボっているかわかりませんわ……もしかしたらそこに……」 ラリアーティ :「わかりました、私もついていきたいと思います。詳しいお話が伺えたらと」 シェーダ   :ではマスターに書き置きを残してお屋敷に行きましょう。        :「アリガ家のテンカ様が拉致された件について追っています。          我々が行方不明になったらそのセンで探してください しぇーだ」 ペンテ    :「っていうか、ウディタ亭って無用心だよねー。」 イヌカイ   :「いやいや、あのマスターは鬼強いって噂ですよ」 シェーダ   :「いつもは酒場に番兵様がおられますから、          マスターが留守にしてても安心のはずなんですが……。」 ミルフィ   :「一見したら酒場ですから、オープンでいいんじゃないですの?」 ラリアーティ :「冒険者ギルドってこんな感じだと思ってました。          事件を扱うので、事件に巻き込まれるのも常?」 GM     :では、屋敷に向かった君達は応接間に通される。         周囲は絢爛豪華な調度品に彩られ、まさに名門の騎士の家、といった雰囲気だ。         君達を迎えたのはアリガ家の当主。         テンカの父親だと言った彼は、その言葉どおりどこか彼に似ている。         「よく来てくれた冒険者さん……」 ペンテ    :(金目のモノを漁りたくてウズウズしてます) アニタ    :(金持ちの家での盗みはリスクが高いので静かにしています) ミルフィ   :(高級住宅に盗賊が二人という珍事) シェーダ   :調度品の数々を眺めている時間なう。 ラリアーティ :「(うおーっすごいっ! きれいなものがいっぱい……!           きれい! 人間の技術すごい……!)           貧民~一般人の暮らししか知らないので           豪邸の内部とかはほとんどみたことがありません)」 ミルフィ   :「(お兄様ならばあの高級そうなツボの中で寝ている可能性が……)」          キョロキョロしています シェーダ   :「お初にお目に掛かります。」 イヌカイ   :「早速ですが事情をお聞かせください。我々で何かお力添えできることがあるでしょうか」 シェーダ   :「状況から察するに、          テンカ様はこのお家と無関係な者にさらわれてしまったのでしょうか?」 イヌカイ   :「しかも家宝ごと。」 アニタ    :「きっと完全な無関係ではないと思いますよ。」と、補足 ペンテ    :(豪邸なら広いだろうから廊下走り放題だよね。)「ひゃっはー」 ミルフィ   :(なんですの、あのホビットは) イヌカイ   :(アニタさんのアイテム袋にペンテさんを押し込めないかなー) アニタ    :(ペンテに罪をおしつければ、あるいは…… ラリアーティ :「こっこらっチョロ様一緒にはしゃがない!!」          チョロと、追いついたらペンテをつかまえます         「すみませんすみません……」 GM     :「前からバカ息子だと思ってはいたが、よもや家宝を持ちだして逃げるとは。          今朝方、テンカがいなくなった所までしかこちらはわからないが……          執事から聞く所によると、どうやらさらわれたらしいじゃないか」         そこで言葉を切って、彼は続ける。         「……あんなバカでも、私の子なんだ……どうか、無事に連れ戻して欲しい」         そう言って、前金として30万Gを君達に提示してくる。         これは半金であり、事件を解決すればもう30万貰える。         このまま何もせず逃げてもこの30万は君達のものだ。 ラリアーティ :(何もせずお金だけもらって逃げたらさすがに問題になりそうなっ)         「わかりました、これも縁です、できる限り協力させていただければと。」 アニタ    :「私としては、お引き受けしてもよいのですが。」 イヌカイ   :「(内心小躍り)なるほど。それは問題ですね。          して、何者に拉致されたのか見当は付いているんですか?」 GM     :「いや、見当もつかない。だが、数日前から妙な黒服の男が          屋敷の周囲を嗅ぎまわっているとの噂が流れていたので警戒していたところだ。          どうやらそいつらは家宝目当てらしい。息子の安否が心配だ……頼む」 シェーダ   :「それは、家宝については優先度低めで構わないということでしょうか?          大事なものでしたら、取り戻さなければいけないでしょう」 ミルフィ   :「(家宝はテンカのまわりもの・・・)ブツブツ」 ペンテ    :「ねぇ、フードマンのパパ、あの家宝はどのくらいの価値なの?」 GM     :「あの家宝に値段はつけられん。唯一無二の刀剣だからね。」         ペンテにはそう答える。         「ううむ……出来るなら家宝も取り戻して欲しい。          家宝も戻ってきた場合は、さらに報酬を弾む事にしよう」         データ的に言えば、「それを売るなんてとんでもない!」な重要アイテムです シェーダ   :「かしこまりました。まず息子様の無事を確保すること、          可能なら家宝の奪還を行うこと、ですね」 ラリアーティ :「もう春も近いのに(違ってたらごめんなさい)冷えますね……ぶるぶる          家宝目当てなら、テンカさんは酷い目に遭っている可能性も……          急いだ方が良いですね。」 イヌカイ   :「憲兵や私兵ではなくわざわざ冒険者に依頼してくるあたりなんか臭う気がするんですよね          ……おっとこれは独り言。          家宝を取り戻すとして、どういった外見のものか教えていただけますでしょうか。」 ペンテ    :(ふむ、じゃぁ、手に入ったら100万ぐらいの請求書を…… シェーダ   :「お金は人生を楽しむ砂糖ですが、砂糖だらけの飲み物は甘すぎて飲めませんよ」 ペンテ    :「うんうん、たまには塩も必要だよね。」 アニタ    :(報酬は安いけど、家宝は手に入らなかったことにして闇ルートで売りさばけば…… GM     :(あの冒険者から刀剣をとりもどしてくれ           って依頼が他の冒険者にいってぼっこぼこになる展開が好みならそれでも(*'ω' *)) ラリアーティ :(ひええ///) ペンテ    :(まぁ、ホビットの考える事ですから、みんなが止めてくれますよ、うんうん。) イヌカイ   :(そこまでやるのなら関係者と目撃者には「口封じ」を行ったうえで          残念な報告をクライアントに行えばですね。) アニタ    :(その場合テンカは口封じしないと……やっぱりダメね。 ペンテ    :(あれ、みんな乗り気!?) ラリアーティ :(な、なんだか仲間の皆さんから怖いオーラを感じる……!?) ミルフィ   :(邪念が……邪念が渦巻いていますわ……) GM     :家宝は…… ええと、黒と赤が基調の刀剣です。装飾はあまりされておらず、         何らかの魔法力がやどっている事が分かる人には分かります イヌカイ   :「まあ家宝についてはテンカ様に直接伺えば分かるでしょうね。          完遂できるかは分かりかねますが、まずは調査させていただきましょうか。」         (マジックアイテムの武器……ほしい……) ラリアーティ :「調査、承りました」 アニタ    :「承りました。弊社におまかせください。」         (金持ちを敵に回すリスクはおかせない。諦めて真面目に依頼をこなします GM     :「よろしく頼む」 イヌカイ   :「ひと段落したら報告に参ります。」         では、調査に向かうということでいいかな シェーダ   :「やりましょう。目的は簡単です          それにしても、持ち主も効果の分からないマジックアイテムとは不気味ですね。          恐ろしいことにならなければよいのですが……」 ペンテ    :「きゃっきゃっ」(チョロとじゃれあってる。) *【情報収集】 GM     :では、情報収集です。         基本は判定になりますが、大河物語ではこの手のルールはフォローされていません。         そこで、この卓における情報収集ルールをここで定義することにしたいと思います。         1「調べたい情報と、それについて何の能力値を使うかを宣言」         2「通常のように判定。成功すればGMから情報が引き出せる」         ということで。         調べたい情報が難しければ難しいほど、難易度は上がります。         また、特定の情報は6ゾロを出しても分からないままかもしれません。         何の能力値を使うかについては演出でお願いします。         「やはり調査は足だ!機敏を使って色々ききまわるよ」         「人から話を聞く時には話術が必要だ。そこで、精神を使って判定するよ」など、         もっともらしい理由を作って下さい ラリアーティ :(おおっ楽しそうなルール……!) イヌカイ   :(おおー、燃える!) シェーダ   :(おおーいいですね) GM     :情報収集の回数に応じて、以降の展開が変わってきます。         事件ももつれるかもしれませんし、時間が経つ事でかわるものもあるでしょう。         よく考えて情報収集を楽しんで下さい! ラリアーティ :(少なければ少ないほどよさそう!) イヌカイ   :でもルールは! 破壊するもの!         GM! 念話スキルの使用を宣言します! 対象はもちろんテンカ! GM     :うおおお!! かっこいい!! イヌカイ   :便利すぎるので時間制限をつけるとか制約をつけないとやばそうですね GM     :精神判定に応じて情報の読みとれる度合いに変化をつける方向で制約としたいと思います         では、ここで抵抗するのも不自然でしょう。         ええと…… そうですね、         「どこかの館に捕まっている。あたりは薄暗い。身動きできない」         といった情報が念話で分かります。 イヌカイ   :得られた情報を展開します。         「やっぱりどこかに捕まってるみたいですよ。          それしか分かりませんでしたが……」 アニタ    :「じゃあ、私は黒服の男の目撃情報をあたってくるわね。」          敏捷を使って、聞き込みに回ります。12です。 GM     :アニタの得られた情報は         「黒服はアリガ家の屋敷を数日調べていたようだが、          夕刻、町外れの廃屋に向かっているのを見た人が数人いるようだ」くらいで アニタ    : 戻って、情報をみんなに話します。         「黒服の男達は、町外れの廃墟に向かったみたいよ。」 ミルフィ   :「……もう怪しい箇所は見つかったようですわね」 シェーダ   :「地図でテンカ様の捕まっていそうな該当しそうな館を探してみましょうか……          と思いましたが町外れの廃屋に何か手がかりがあるかもしれませんね」 イヌカイ   :ここまでの情報を整理すると         ・廃屋が怪しい         ・本人は拘束されているが意識はある         ですね         「つまり、下手人は逃亡や強盗殺人を企てている可能性が低いといえますね」 アニタ    :「家宝が本人と一緒かどうかが問題だけど、それは行ってみないとわからないわね。」 シェーダ   :「どこかの館に捕まってる。も何かのヒントかもしれません。          館だと判断するための何かの情報があったということですから」 ペンテ    :盗賊仲間というか同業者の情報網を漁りたいです。         欲しい情報はアリガ家に敵対する家や親族がいないか? アリガ家は本当にお金持ちか?         報酬がもらえるかどうか大事! 前に騙されたから! 敏捷12です。 GM     :盗賊仲間はペンテに         「ああ、あのアリガ家な……名門だろ。あそこにお金が無いわけなかろうよ。          ちょっと分けて欲しいくらいだ。          しかし、外面もいいようだし敵対してるって奴はそんなにいないんじゃないか?」         との情報をくれます ペンテ    :「みんな、報酬は貰えそうだよ!」 シェーダ   :「館と聞いて、敵対する有力貴族が仕掛けたものかもしれないと思いましたが、          なんだかちょっと違う感じがしますね」 ラリアーティ :では引き続き町外れの廃屋についての情報を調べます。         どれくらい老朽化が進んでいるのか、最近人の気配はあったのか、など。         聞き込みを敏捷で、 ペンテ    :(きたー、ピンゾロ) ミルフィ   :(わーっ) イヌカイ   :(ざわ・・・) ラリアーティ :1ゾロ出てしまいました!残念! GM     :Oh…では、情報は見つかりませんでした ラリアーティ :「うう…お話してくれる人が見つかりませんでした…! ぐすん シェーダ   :初ピンゾロ! ペンテ    :(経験値+10点) GM     :(ソードワールド式だと物凄い経験点になりますね!?w >経験点10点) アニタ    :「とりあえず、廃墟に行ってみない?          そこにいなくても、黒服の奴らがいれば聞き出せるし。」         (慣れてきたので言葉遣いが素になってきてます) シェーダ   :「もう内部を探った方が早いかもしれません。          もう彼らはいないでしょうし、得られる手がかりも少ないかもしれませんけれど」 イヌカイ   :「最悪、家宝は見つからなくてもペンテさんは救出できるかもしれませんしね。」 [[続きを見る>第004話-02]]

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