第8話  社長直伝セミナーの誕生

スプリングウォーターの存続が決まり、WEBのコンテンツも検討し、全体方針も決まっていく中、次は『同じ思いを持った学生をたくさん集めたい!!』ということになりました。

当時はバブル崩壊後のベンチャーブームの時代。
学生の中にも「起業したい!!」と思う人がたくさんいた頃です。各大学、インカレなどで「起業」「アントレ」をキーワードにたくさん団体が産まれていました。

「まずはとにかく元気の良い学生に集まってもらおう!」
そう考え、金田さんの知人のベンチャーの社長5名に集まって頂きイベントを開催することにしました。
金田さんの「ベンチャーの社長なんていいこと無い。大変だし、責任もあるし。それでも、そんな大変な中でも絶対やってやる!と思う人こそ起業すべき。」という思いに基づき、学生にベンチャーの社長 の実態を知ってもらう機会にしようという目的も込められていました。


                初イベント告知WEBページ


-学生 JOYnt ビジネス-
この名前が表している通り、学生とビジネスを繋ぎたいと思い企画しました。現在はインターンシップなどのビジネス経験が溢れていますが、当時はまだインターンシップがスタートした頃。学生とビジネスとの接点が非常に少なかったように思います。


実はこのイベント、集客はある程度集められたのですが結論は失敗でした。初のイベントだったので経験が無かったこともありますが、事前準備や段取りが悪すぎました。。もちろん、反省会では諸先輩&金田さんよりしっかりお叱りを受けました。あれだけ真剣に叱って頂いたのは本当に感謝です。

でも、このイベントは失敗だけに終わったわけではありません。90名ほどの集客の結果、スプリングウォーターの認知がどんどん広がっていきました。その後、様々なベンチャー企業の社長にご協力頂き、セミナー形式に形を変え続いていきました。いつからか『社長直伝セミナー』と命名され、次の代、その次の代へと引き継がれて行くことになります。スプリングウォーターのコンテンツの中でも、有名なコンテンツとなっていきました。このイベントがまさに湧き水(スプリングウォーター)が湧く瞬間になったわけですが、0から1を産み出す瞬間だったことは、今から振り返って初めてわかることです。


第9話 学生団体からNPOへにつづく・・・


















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最終更新:2008年11月26日 14:38
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