200807 Pioneer

特定非営利活動法人スプリングウォーター 金田 浩邦

これまでPioneerでは直伝セミナー講師の方をセミナー前月にご紹介してきました。8月は直伝セミナーお休みのため、ピンチヒッター(?)として私どもスプリングウォーターの代表理事である金田にインタビューを実施しました。今後も、各理事にインタビューを行いPioneerとしてご紹介させて頂きたいと思います。

Pioneer第1号
-SW- 実は第1回目のPioneerは金田さんなんですよね。当時の原稿をご覧になっていかがですか??
※Pioneer of the Monthはスプリングウォーター初代WEBサイト(2002年当時)にあった復活コンテンツです。

-金田- 懐かしいね。昔は色んな質問をしてましたね。2002年からイチローが好きだと答えていたり、自分の強みはバランスだと答えていたり。思考が変わってないですね。
後は、写真が若いですね。白髪が増えた・・(>_<)



-SW- 2001年11月14日に正式発足したスプリングウォーターですが、今年の11月で7周年を迎えます。スプリングウォーターの7年を振り返っていかがですか?

-金田- あっという間の7年
みんな、歳取ったね。学生だったメンバーも社会人となり、結婚したメンバーもいたり。
草創期からのメンバーの成長の軌道を見ることができて嬉しいです。

自分の中に入り込んでいる若い世代の仲間は財産。頑張って欲しいと思えるメンバーにスプリングウォーターを創ったことによって出会えました。


NPO法人として
-SW- スプリングウォーターは任意団体からNPO法人へと変化しました。NPOにして良かったと思いますか?

-金田- 良かったなと思う面と、弱くなったなと思う面と両方あります。NPOとして存続していくという面では、資金面を中心に弱い部分があります。法人として本当に成せた時に、NPOとして自立して2本の足で立てた時にNPOにして本当に良かったと思えるんだと思います。

NPOは利益は追求しないけれども、しっかりと運営資金を確保できなければ、存続していけません。今後、NPOもいくつかのカテゴリーに分かれるんだと思います。途上国の子供たちを救うプロジェクトや、社会貢献を中心にしたボランティアと、私たちのようにビジネスを主軸に置くNPOと。他にもいくつかのカテゴリーに分かれるんでしょうね。

-SW- NPO法人化からの4年を振り返っていかがですか?

-金田- フラッグシップイベントとしてTRIGGERに取り組んでいることはNPO法人化後の一番大きな変化です。特定非営利活動法人スプリングウォーターとして存在を世の中に、皆さんに知って頂くための大きな挑戦の一つです。

ただ、これまでの過去3回のTRIGGERではTRIGGERが体内的にどんな位置づけで、何のためにやるのか?という点が少し不明確だったかもしれないと思っています。
TRIGGERで集まってくれた人たちにスプリングウォーターに定着して、このステージで成長してもらう準備が整っていなかった。結果的にTRIGGERのスタッフ・オーディエンスにスプリングウォーターの別のステージで活動をしてもらえていない。
今年はこの部分を定期セミナーの開催と社会人コミュニティを中心としたコミュニティ活動という場をしっかり創り、TRIGGERだけでなくスプリングウォーターともリンクしてもらえることが重要だと感じています。

TRIGGERは
 スタッフの学生たちには成長
 起業したいメンバーにキッカケ
 オーディエンスに主体的に行動するキッカケを与える場。
スプリングウォーターにとってはどんな「キッカケ」であるのかをみんなで認識しなければならないですね。


イベントを運営・構築していく中で学生は成長していく。全員がスプリングウォーターを創るために残ってくれるわけではないです。
でも、スプリングウォーターが学生・社会人、理事と全軍で一つのものを創り上げていることに対して価値を感じてくれる人は必ずいます。そんな人たちがこれからのスプリングウォーターを一緒に創ってくれるんだと信じています。

今後に関しては、もしかしたらTRIGGERを開催しなくてもスプリングウォーターの日頃の活動を通して皆さんに存在を認めて頂ける時が来るかもしれないと思いますし、今のようなパワーをかけて運営しなくても、世の中に定着するようにしていかなければならないとも思っています。

-SW- 3年後のNPO法人化10年の佳節にはどのよなスプリングウォーターになっていて欲しいと思われますか?

-金田- 10年目には学生・社会人・アドバンストの3つのコミュニティがしっかりと活動し、コミュニティ活動に根付いたスプリングウォーターになっていることが目標の姿です。
それぞれのコミュニティのメンバーがしっかりいて、会費とセミナー参加費の収入で組織が成り立っている状態ができればと思います。
知的生産の場になればいいなと。みんなが勉強して、アウトプットしたいと思えるようになっていて欲しいです。方法としては、スプリングウォーターの名前で出版する書籍なのか、WEBコンテンツなのか、メルマガなのか。様々あると思います。



編集後記

2002年のインタビューから6年。まさかまた同じインタビューをすることになるとは想像もしてませんでした・・。あの頃まだ大学3年だったのに(-_-;)

振り返ってみるとスプリングウォーター草創期から携わってこられたことは、すごく幸せなことであり感謝です。そして、今も草創期から共にスプリングウォーターを創ってきたメンバーと共に、新しいメンバーとも切磋琢磨できることは、きっと振り返った時原点になると思います。
とはいえ、様々な基盤の構築という新たなステージに入っていることも事実です。しっかりと着実に足場を固めていく時だと感じています。
事務局 三上 早苗




















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最終更新:2008年08月12日 15:49
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