STRが低めの為物理攻撃系は後述の装備と特技の倍率が凄まじいもの以外はあまり使いこなせないが、元から豊富な上にTPリターンで尽きることを知らないTPと最高クラスのLUC、高めのTECで、後衛向けのスキルは使いこなせる。
抑制ブーストはあらゆる状態異常・封じスキルを凶器に変えるが、メインの陣や状態異常武器で搦め手はほとんど足りるため、サブの状態異常スキルは本当に取る価値があるのかよく考えたい。

第一にメインミスティックは自前のスキルだけで手がいっぱいで、特に状態異常陣と破陣を両立しようとなるとSPがいくらあっても足りない。
サブは低SPで機能するもの、パーティ内でどうしても足りない役割があるものなどを厳選したい。
いっそサブスキルは無視して、盾や空きスロットの多い武器・状態異常武器を持つための装備ボーナスや5SPのためだけにとりあえずサブを取るだけでも構わない。
それだけの完成度がメインミスティックにはある。
このため、各サブの組み合わせ例には必要SPを併記しておく。



▼ミスティック/ソードマン
  • 盾装備と物理防御ブースト・ソードブレイカーで物理対策(計7SP)。後列にソードブレイカーを持ち込めるのもメリット。
  • パワー/マインドブレイクと邪眼の重ねがけで敵をデバフ漬けに。火力を求めるスキルではないので、後列からでも問題ない。
    • 積極的に破陣を使わないなら陣を放置してデバフを連打するのもよい。
  • 最速行動のヴァンガードも勿論有用。基本的に殴り火力には期待しないので前提無しのSP1で十分。
    • 方陣はクイックステップに引っ張ってもらったほうがいい、破陣は発動が早いので恩恵が薄いと言う点はあるが、やはり必ず最速で撃てると言うのは心強いものがある。
  • さりげなく破陣を先駆けの功名で強化できる(最大130%)。前提のヴァンガードと併せても必要SPは6。
    • 火力強化という面ではルーンの輝きや羅刹等のほうが高いが、ターンを消費しないパッシブで破陣を強化できるのは美点。雑魚戦が特に快適になる。
  • ソードマンのリンク中心PTなら、突剣装備でダブルストライクを取っておくと着火に貢献できてちょっと便利。これも1SP。


▼ミスティック/ナイトシーカー
  • 「追影の刃」で攻撃回数が2回になるため、「抑制ブースト」+「拡散or貫通と異常&封じがついた武器で通常攻撃」のコンボの有用性が増す。
    • 1SPで完成するのも魅力。速度ブーストを合わせてもたった6SP。こういった所でも最適サブと言えるだろう。
    • メイン武器に睡眠を仕込んだ場合、サブ武器で起こしてしまうことに注意。そのターンの行動阻害はできるものの、催眠鍛冶はサブ武器に塗りたい。
    • 二刀流ミスティックは前列に立つには脆すぎるが、後列からだと敵後列は攻撃できないのがネック(近接武器に貫通を付加しても後衛からは貫通は発動しない)。このあたりはパーティー次第。
    • TP消費なしで「TPリターン」が発動しまくるため、TPには非常に余裕がある。
    • 弱点は混乱を受けるとあっという間にPTが壊滅することである。全職業中最高のLUCと「退魔の霧」で多少は抵抗できるが、対策はしておいた方がいい。
  • 陣では付与できない盲目を「盲目の投刃」で付与できる。
  • 「闇討マスタリ」は攻撃破陣にも乗る。ただ修得は22SPと重い。破陣スキルに特化するならありか。
  • 「(先制)ハイドクローク」は脆いミスティックにはありがたい。
  • 豊富なTPを活かして「奇襲」をかけ続けることが出来る。
  • 「速度ブースト」で行動順を早める。敵の行動より先に封じ・状態異常にできるかどうかは大きい。ちなみにミスティックのAGIはインペリアルに次いでワースト2位。


▼ミスティック/フォートレス
  • 各種パッシブと盾装備で防御力を大きく補強できる。
    • 他キャラを守ることを考えなくてもいいなら、ソードマンよりこちらのほうがより硬くなれる。メインスキルだけで十分満足できるあなたに。
    • 無理矢理前に出す程度なら可能になるが、ガードマスタリは流石に前提が大量に腐る。
  • 退魔の霧+自前の高LUC+騎士の加護+聖なる加護により最高レベルのバステカバーを得ることが出来る。いざというときに動けない確率を大きく減らせるため、陣の合間でもアイテム係としても運用できる。
  • 有り余るTPと、陣の合間の暇な時間に防御陣形二種と聖なる加護でバフ役をこなせる。
    • 敵の攻撃が痛くなってくると、メインフォートレスは挑発・ランパート・ディバイドで手一杯なことが多いため、ミスティックが各種バフを張れるのはかなり有用。
    • HPブースト・物防ブースト・防御陣形I/II・聖なる加護を全て取ると20SP。取捨選択はきっちりと。


▼ミスティック/スナイパー
  • 自身の高いバステ付与率による封じ方陣とスナイプで封じ特化に。
    • スナイプ系は方陣と比べ消費TPが軽く、気軽に使っていける。最大取得すれば方陣と同程度の確率で縛れるので、残りSPが許すならばMAXまで振ったほうが良い。各種スナイプを最大まで上げると12SP。
    • 腕封の方陣を張りつつアームスナイプなど、どうしても縛っておきたい部位があるときに非常に心強い。封じたい部位が複数ある場合も有効。
  • 「スコールショット」でリンク着火。
  • 「イーグルアイ」と「衰身の邪眼」を重ねがけ。(2SP)
  • 「カモフラージュ」で余りがちなTPを使い、「回復歩行」で回復。自身の探索パッシブでエリアを選ばず探索できる。
  • 「ヘブンズショット」による強制封じ解除+「解魔の札」による耐性リセットを一人でできる。仕様上、封じを解く前に札を使うと良い。


▼ミスティック/メディック
  • 弱体特化のミスティックに、回復の役割を持たせられるサブ。
  • 高いTECにより問題なく回復役を任せられる。またLUCの高さと退魔の霧・ストレッチによる異常・封じ回避率の高さから「回復できない」という事態が少ない。またヒーリング系列は方陣を維持したまま使え、陣回復と破陣・命脈活性も相まって回復の機会と回転が早い。
    • この為あらゆる回復スキルとの相性が良いが、ミス・メディ共にSPを食うスキルが多いためスキルの選択は難しい。
    • メディックがいないパーティで役に立つのはもちろんだが、本職メディック固有スキルで回復力増加を受けての活躍が凄まじい。
  • 陣回復がヒールマスタリ・集中治療で強化できる。
    • ヒールマスタリは前提だけで13SP。習得するならパーティヒールなども上げて回復特化推奨。
    • 集中治療は最大まで取得してもSP7と低コスト。陣の持続時間と同じ3ターン持続するので、陣の回復仕様とのシナジーが高い。
  • 事故に強いのですぐ取れるリフレッシュ・リカバリー・リザレクト・オートリザレクトのみ取得でも強い。計11SPで完成。
  • 各種殴りスキルの付加効果は抑制ブーストと相性良好。ダメージには期待しなくていいので、後列から狙うのもあり。


▼ミスティック/ルーンマスター
  • 属性攻撃ブースト、ルーンの輝きによる破陣スキルの強化(合計8SP)
    • 他キャラにクイックステップを使って貰えば、催眠の方陣>(ルーンの輝き)>破陣:亜空鳴動で大多数の戦闘が快適に。
    • ルーンの輝きの持続は3ターンのみなので、破陣のタイミングには注意。邪眼で忙しいときなどは重ねて使うことも考慮に。
  • ルーンの盾で後列を硬くできる。
  • TECが本職に次いで高いため、印術の火力も高い。
    • 準備要らずで陣を維持したまま攻撃できるため、破陣とは使い勝手が大幅に異なる。陣主体でかつ攻撃もしたいなら選択肢に入るか。
  • 他のサブルン同様聖印でメインルンマスをサポートする役に。弱点さえ作れればいいのなら、メインの属性に1振りするだけでもいい。必要SPの観点から此方でも問題ない。
  • もともとのTP事情を考えれば、TPブースト・TPカットは切ってしまってもよい。


▼ミスティック/ダンサー
  • 方陣を張った後は暇なターンができる。ならばその暇なターンに踊ったり弓を撃ったりしようというコンセプトによるサブ。
  • 剣はともかく弓が装備できるようになるのが魅力。多少だがTPを使わずとも攻撃に貢献できる。
    • 剣の舞、霞の舞、抑制ブースト、状態異常・封じを付けた武器による通常攻撃、後列攻撃可能な弓はシナジーが高い。
    • 拡散や貫通をつけると剣の舞が発動しない点に注意。
    • 剣の舞+霞の舞マスターには12SP必要。
  • 陣とダンスの両方の効果時間に気をつけなければいけない点には注意。多いTPを生かして陣の合間の暇なときに踊るとよい。
    • チェイスサンバ・ラッシュダンス追撃には状態異常鍛冶が乗らないことには注意。
    • 高いLUC・TECと退魔の霧からワルツ系との相性がいい。リジェネワルツ、ヒールダンスの回復力も高く、自前の陣回復とあわせて生存力を大きく上げられる。
    • TP効率がいいのでエナジータンゴ役にも向く。
  • 扇の舞・速度ブーストで回避率を上げ、柔らかさを緩和できる。ただし併用時のバグに注意。詳しくはバグと対処方法へ。
    • 速度ブーストのみが目的ならばナイトシーカーの方がいい。
  • あり余るTPでクイックステップを使える。Lv1で問題ない。
  • 太古の呪縛起動の適役なのでバーストセーブ・ダンスマスタリも嬉しい。


▼ミスティック/モノノフ
  • 食いしばりで脆さをカバー。取得は2SPで済む。
    • 上記のサブソードマンでもどうにもならない全体攻撃持ちへの対応策。
  • 抑制ブーストと高LUCを活かせる峰打(麻痺)と頭砕(頭封じ)。どちらも槌装備で可能。勿論後列からでも問題ない。
    • 対応した方陣はあるが、あちらより低SPで習得できる(MASTERでも必要SP8)のと、燃費がはるかに安く、連打でき、陣と併用できるのが利点。
  • ステータスに影響しない咆哮も便利。使う敵は多くないが、リジェネや耐性アップなど、邪眼で相殺できない強化にも対応可能になる。強化の打ち消し用なので一振りで完成。
  • 羅刹は破陣にも乗る。ミスティック二人で毎ターン破陣するならば一考。
    • ただし羅刹マスタリはTP回収スキルと相性が悪い。
  • メインモノノフと同様に解魔の札用のTPを羅刹→羅刹解除で補給。最終的な収支はどちらも同じくらいの赤字に落ち着くので、戦略に合った方を選ぶといい。


▼ミスティック/インペリアル
  • 暇な時に前列に行ってドライブを撃つのが狙い。前提無しで取得でき、敵を選ばない「アクセルドライブ」は特にお手軽。
    • 元々AGIが最低に近い上に砲剣装備により、ドライブで先制はまず無理。防御低下中に敵の攻撃を受けないように工夫が必要。
  • ほとんどの砲剣は空きスロットが少なく、鍛冶武器で状態異常にする戦術はとりにくい。
  • 方陣を張って効果を待つ間にドライブ、そして破陣。どちらも連発できないため、交互に撃つのが良い。
    • 「属性攻撃ブースト」「ドライブマスタリ」で無属性の破陣を強化できる。
    • 「ワイドエフェクト」はドライブにも破陣にも乗る。
  • 物理・属性両方を低下させる邪眼は属性ドライブと好相性。
  • もともとTPには困らないので「コンバーター」「フィニッシャー」はあまり必要ない。
  • エッジコンボとの相性は悪い。TP面が優れていることを活かし、オーバーヒートは「強制排熱」で回復すると良さげ。


◆他職のサブとして
  • 退魔の霧・回復歩行・邪眼2種は能力値に影響されないので、どの職業に覚えさせても効果的。また地脈操作もあり、PTの内1人はミスティックを取っておくと冒険が何かと楽になる。
  • 状態異常や封じを持つ職業なら、抑制ブーストとTPリターンとの相性がいい。雑魚戦でも消費を気にせずにこれらを狙っていけるようになる。
  • 方陣はLUCが高い職でもスキルレベルの関係であまり期待できない。1つしか張れないため、本職がいれば任せたほうが無難か。
  • TPリターンの回復量はサブだと少々心もとない。あくまで燃費を良くするためのスキルであり、黒字になったらラッキーぐらいの感覚で使った方がいいだろう。
  • 高TECのキャラが方陣スキルを取り、陣回復・破陣だけの目的で使うのもあるか。

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最終更新:2022年09月07日 19:33