小迷宮 瘴気の森




丹紅ノ石林

D-3 赤壁の新天地


深い谷を抜けた先には、
赤い岩肌が目立つ巨大な絶壁があった。

タルシスの周囲と比べると、
空気に潤いがある。
草木も多く、赤い大地に緑が映える。

…世界樹を目指す君たちの冒険は
新たな局面を迎えた。

ここから先は前人未踏の領域だ。
油断することなく、
この新天地を探索したまえ。


A-4 断崖の迷宮


小さな谷に沿って気球艇を飛ばす君たちは、
高い木々で覆われた天然の迷宮を発見する。

緑に遮られその内は窺い知れないが、
外から見る限り
その広さは碧照ノ樹海にも匹敵する。

…だが迷宮は断崖の上に位置している。
(気球艇名)の性能では
とても上陸できそうにない。

気球艇の高度を上げる手段があれば
迷宮を探索できるだろうが、
気球艇の改造となると君たちは門外漢だ。

…気球艇を高く飛ばすにあたり、
君たちには相談する心当たりがあるか?
あるなら、その者を訪ねてみたまえ。

ないなら、今は探索の助けとなる手掛かりを
掴むまで空の旅を続けるしかない。
もちろん相談したくない場合も同様だ。


A-3 瘴気の森を発見


君たちは崖に挟まれるように存在する
小さな森を発見する。

薄暗い、気味の悪い森だ。
鳥や獣の鳴き声が一切聞こえないことが、
この森独特の嫌な空気を作り出している。

森に近づくだけで気分が悪くなる気がする。
君たちはこの森に入ることに
軽く躊躇いを感じる…。

小迷宮『瘴気の森』を発見した!


瘴気の森

A-1 瘴気の満ちる広間


扉を開けた瞬間、
君たちはその部屋に充満する匂いに
眉をしかめる。

硫黄の匂いだろうか?
何かが腐ったかのような、強烈な匂いが
広間全体を支配している。

…匂いの正体を訝しく思いつつも、
君たちは探索を再開する。


瘴気の広間を5歩歩く


迷宮に漂う不快な匂いに慣れてきた頃
突然、(キャラ名)が床に膝をつく!

他の仲間が(キャラ名)に
駆けよろうとするが、その頃には全員が
自らの身に起こった異変に気づく。

激しい眩暈と嘔吐感が君たちを襲う。
あたかも地震が起こっているかのように
世界が大きく揺れる。

君たちは意識を失い、
広間の床に倒れ伏す…。

(暗転)


……

独り言だろうか…
どこからか声が聞こえる。

「…これで全員か」

「信じ難い…人間が、
これほど大勢…
あの空を飛ぶ魔物に乗ってきたのか?」

君たちが目を開けると、
そこには一人の女性が立っている。

しかしその姿を見た君たちは驚きに
声を上げそうになる。
とても普通の人間には見えない!

肌の色や手足の細さは
人のそれとは明らかに異なる。

…女性は緊張した面持ちで口を開く。

「人間よ、この瘴気の森に何用だ?
私はウロビトの方陣師を束ねる者。
名はウーファン」

「貴様たちに告げる。
この森は呪われた地。不用意に歩めば
藍夜の破片の瘴気が貴様たちを蝕もう」

「人間は我らの創造者。
かつて我らを導き、育んだ礼に
貴様たちの命、一度は私の判断で救った」

「…だが貴様たちは我らとの絆を
聖樹の守りより以後、断ち切ったはず。
その縁は失われ、修復を我らも望まぬ」

「…そして再会も望まず。
何もせず、立ち去ることを我らは切に願う」

まだ舌も上手く動かせない君たちに
一方的に語ると、
女性はいずこへと姿を消してしまう。

恐らくあの広間には何らかの瘴気が
充満しており、倒れたところを
彼女に助けられたのだろう。

…彼女は再会を望まないと口にしていた。
しかし、君たちは望むなら
探索を続けることもできる。

もしそうするなら、瘴気に気をつけよ。
息を止め、あの広間を歩き回れるのは
10歩がいいところだろう。


A-2 藍夜の破片を採掘

分岐:断崖の迷宮を発見してタルシスに戻っていない

君たちが今しがた発掘した黒い鉱石は
硫黄のような臭いを発している。

これが虹翼の欠片のような鉱石ならば
君たちの気球艇の浮力を上げるのに
使えるかもしれない…。

タルシスの交易場に赴き、一度、港長に
相談してみたまえ。

分岐:断崖の迷宮を発見してタルシスに戻っている

君たちが今しがた発掘した黒い鉱石は
硫黄のような臭いを発している。

もしかすると、交易場の港長が話していた
軽い気体を作るのに使えるかもしれない…。

早速、街に戻って交易場に赴き
港長にこの鉱石を渡したまえ。


タルシス

断崖の迷宮を発見して帰還する


「よお、(ギルド名)御一行!
(気球艇名)の調子はどうだ?
余計な傷つけたら承知しねえぞ」

探索から帰還し、
広場を歩く君たちを呼び止めたのは
交易場の港長だ。

君たちは彼の顔を見て、崖の上にあった
天然の迷宮のことを思い出す。

「なるほど、崖の上の迷宮か…
ここだけの話だが、(気球艇名)は
もっと高く飛べるはずなんだ」

虹翼の欠片を覚えてるか?
アレ以上に軽い気体を作れる物があれば
(気球艇名)の強化は可能だ」

「もしそういった物を見つけたら
交易場に持ってこいよ。
俺なら、あんたらの力になれると思うぜ」

分岐:藍夜の破片を所持していない

そう言う港長は自信ありげだ。
もし彼の言うような軽い気体を作れる物
見つかったら、交易場を訪ねてみたまえ

分岐:藍夜の破片を所持している

君たちは手持ちの藍夜の破片
港長に見せる。
彼は鉱石の光沢を見て目の色を変える!

「おいおい、これだよ!
こういう奴のことを言っていたんだ」

「もっとこいつを詳しく調べたい。
これから交易場に来いよ。
いいか、間違っても絶対に売るなよ!」

彼はそう言うと、
大慌てで交易場に走って行った。


港長と会話し、藍夜の破片を所持して帰還する


君たちは港長から軽い気体を作る為の何かを
見つけてくるよう言われたことを覚えている
だろうか?

今君たちが持っている藍夜の破片
彼の言っていた品に該当する可能性が高い。

これを彼に見せるならそのまま交易場に
向かうのがいいだろう。売却しないよう
注意したまえ。


藍夜の破片を所持してカーゴ交易場を訪問する

分岐:港長と会話している

「よお、(ギルド名)。
どうした? 何か俺に話でもあるのか?」

君たちは迷宮で見つけた藍夜の破片
港長に見せる。

「ほお、これは…いいじゃないか、
調べがいがあるぜ」
港長は藍夜の破片を手に取った。

分岐:港長と会話していない

「来たな、(ギルド名)。
待ってたぜ。さあ、例の黒い石を
俺に見せてくれ」

分岐:藍夜の破片を売却、または捨てていない

港長は藍夜の破片を手に取った。

分岐:藍夜の破片を売却、または捨てている

「…」

「……」

「………」

「っておい、何で持ってねえんだよ!!」

藍夜の破片を処分してしまった君たちに
港長は言葉を荒げる。

「売ったのか? 捨てちまったのか?
もうあれだ。サッサと同じ物取ってこい!
いいか、今度は失くすなよ!」

分岐:藍色夜の破片を処分して訪れ、その後再び取得する

「よお、ボンクラども。例の物は
見つかったんだろうな?」
…港長の言葉はいつにも増して辛辣だ。

君たちは再度、港長に
藍夜の破片を手渡した。

(以下共通)

「思った通り、この石は空気よりも
軽い気体を生み出しそうだ。
それも、性能は虹翼の欠片以上だ」

「ちょっと待ってな」
港長は藍夜の破片を気球艇に
取りつける作業に入る。

「…暇そうだな。だったら
しばらくの間、昔話につきあってくれよ」
港長は語りだす…

…タルシスで使われている気球艇は
彼の父親、先代の港長が
発明したと、人々は噂している。

だがそれは間違った情報だ。

十年以上も昔の嵐の日、
巨大な何かが空から降ってきた。
それが気球艇の原型だった。

「…気球艇の修復には5年以上かかった。
決定的だったのは虹翼の欠片が見つかった
ことだったな」

「確かワールウィンドの旦那が
言いだしたんだ。あれが燃料として
使える、とか何とか」

「それから実際に
気球艇を飛ばすまでは早かったな」
思い出し笑いをする港長。

「…辺境伯が
冒険者を集め始めたのはそれからだ」

「世界樹への興味も嘘じゃないが、
あの夢見がちな辺境伯は、気球艇を
作った奴らに会いたいんだろうさ」

「誰が乗ってたかはわからないが
大そうな代物だよ、こいつは。
本来の性能はこんなもんじゃない」

「…できたぜ。これで(気球艇名)は
一段階上の空を飛べるようになった。
行ってこいよ、(ギルド名)」

「墜落した気球艇は北の空から飛んできた。
あんたらが旅を続ければ、
いずれその正体がわかるかもしれないな」

気球艇が高空を飛べるようになりました。


大地

さらなる高空へ


君たちの気球艇、(気球艇名)は
高空を飛行する新たな能力を得た。

この能力を使えば、今まで見上げることしか
できなかった高い崖を
飛び越えることが可能になるだろう。

君たちは飛行高度を上げる方法を
確認する…。

(カットイン:気球艇の高度変更)

説明を終了しますか?
【 YES 】/【 N O 】

NO

(カットイン:気球艇の高度変更に戻る)

YES

(終了)


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最終更新:2020年11月11日 21:56