踊る孔雀亭 -The Dancing Peacock-




初回(ミッション「虹翼の欠片を入手せよ!」報告前)


「…あなたたち、新米の冒険者ね?
だったらここで楽しくお酒を…
って訳じゃあなさそうね」

「でもごめんなさい、辺境伯に認められた
冒険者にしか仕事は頼めない決まりなのよ」

「だから統治院で出される最初の
ミッションを終えたら、来て頂戴ね」


迷宮探索開始前


…(ギルド名)っていうのね?
ミッションを終えてないギルドに
まだお仕事は頼めないけど…。

他のお客に、冒険者の心得とかを
聞いてみてもいいかもね。
ここに来る冒険者たちは凄腕揃いよ。

それじゃあ、(ギルド名)。
あなたたちのミッションの無事を祈るわ。
がんばってね。


ミッション「虹翼の欠片を入手せよ!」報告後入店時

初回

「あなたたちがミッションをクリアしてきた
っていう新米の冒険者ね? おめでとう」

2回目以降

「おめでとう、あなたたち。
ミッションをクリアしてきたのね?
これでお仕事を頼めるわね?」

(以下共通)

「ここ、酒場ではクエストと呼ばれる
仕事を受けたり、他のお客から
情報を集めたりできるの」

「クエストをこなせば働きに見合った
報酬が貰えるわ。探索の合間に
挑戦してみたらどうかしら?」

「さっきあなたたちに丁度よさそうな
依頼が貼られたところなのよ。
早速、お仕事をお願いできないかしら?」


ミッション「虹翼の欠片を入手せよ!」報告後


お願いできる依頼はこれからもっと
増えていくから、定期的にクエストボードを
見に来てね。

それじゃあ、改めまして…
ようこそ、踊る孔雀亭へ。
これからよろしくね、(ギルド名)。


碧照ノ樹海1F到達後


そうそう、達成条件を満たしていない
依頼を報告すると、破棄したことになるから
気をつけてね。

依頼を受けたら責任を持つのよ。
依頼人をガッカリさせる冒険者は
あんまりいい冒険者とは言えないわ。


碧照ノ樹海2F到達後


あら、あなたたち。
碧照ノ樹海を探索中みたいね?
どう? 風馳ノ草原最大の迷宮は。

もし探索に行き詰ったらクエストを
受けてみるといいかもね。
思わぬ発見があるかもしれないわ。

小迷宮に向かうならあらかじめ、そこでの
依頼を受けておくと効率がいいわよ。
覚えておいてね。


碧照ノ樹海3F到達後


あなたたち(ギルド名)も
赤熊討伐を受領したのね。

冒険者として名を上げるのは
それが一番手っ取り早いのは分かるけど
くれぐれも無茶だけはしないで。

今回の赤熊騒動でも、何人か知った顔が
帰ってこなかったわ。

特定の冒険者に肩入れしないように
心がけてはいるんだけど
それでも辛いものは辛いのよ。


丹紅ノ石林到達後


あら、(ギルド名)。
探索の方は絶好調みたいね。
新進気鋭の冒険者が来たって皆大騒ぎ。

なんたって、こないだ来たばかりの
あなたたちが北の障壁を
見事突破しちゃうんだものね。

ホラホラ、店の皆も目ギラギラさせて
あなたたちの話を聞きたがってるわ。
つき合ってあげなさいよ。


深霧ノ幽谷1F到達後


いらっしゃい、あなたたち。
思えば(ギルド名)もすっかりウチの
常連さんよねぇ。

最近まで右も左もわからない様子だったのに
今では、
秘境に一番乗りの有名冒険者だもんねぇ。

これからも(ギルド名)の冒険譚を
楽しみにしてるから、気軽に顔出して頂戴。


深霧ノ幽谷2F到達後


あら、(ギルド名)。
探索は順調そうで何よりね。
今日は依頼かしら? それともお食事?

探索に夢中になるのもいいけど
クエストボードにも目を通しておいてね。

街の皆の依頼に応えるのも冒険者の仕事。
…皆、あなたたちを頼りにしてるんだから。


深霧ノ幽谷3F到達後


あなたたち、ウロビトって人たちと協力して
女の子を助けにいくそうね。
…え? なんで知ってるかって?

フフッ、私を誰だと思っていて?
クエストを一手に引き受ける酒場の主よ。
情報が命。

オカミさんの献立も、とあるギルドの
血で血を洗う三角関係も、大工の息子の
ポエム帳の隠し場所も何でもござれ、よ。


銀嵐ノ霊峰到達後


あら、(ギルド名)。
さすがはあなたたちね。
見事女の子を助けたそうじゃない。

でもビックリしちゃったわよ。
あなたたちが、帰ってきたと思ったら、
ウロビトも連れてくるんだもの。

ただでさえ個性的な人が大勢いるこの街も
これからもっと賑やかになりそうね。


金剛獣ノ岩窟でワールウィンドと会話後


いらっしゃい、(ギルド名)。
新しい大地の探索は順調かしら?

職業柄、色んな冒険者を見てきたけど、
短期間でここまで功績を挙げたのは
あなたたちが初めてよ。

…世界樹への到達。
これはもしかすると、もしかするかもね。
応援してるから、頑張ってね。


キバガミと戦闘後


…ほら、あなたたち冒険者が
銀嵐ノ霊峰の探索を始めたじゃない?
そのせいで風邪ひいたみたい…。

…氷が食べたい貴族だとか
氷の彫刻家だとか、死に際のお爺さんに
一目氷を見せてあげたい、とか…。

冒険者たちが依頼で氷ばっかり
持ち込むから…あっ、ちょっと待って!
くしゃみ出そう…!


金剛獣ノ岩窟3F到達後


…あら、(ギルド名)…いらっしゃい、
今日はなんの用かしら?

…また、知ってるギルドがいなくなったの。
…と言っても死んだ訳じゃないけどね…。

自分たちの冒険者としての資質に疑問を
感じて、ギルドを解散したらしいわ…。

冒険者の最期は、死だけとは限らない…
…ねぇ、(ギルド名)。
あなたたちはいなくならないでね。


絶界雲上域到達後


イクサビトたちって
とっても大きな体してるのねぇ。

皆、入り口で頭ぶつけていくのよ…。
これから彼らの出入りも増えそうだし、
そろそろ、店内の改装を考えなきゃね。

それに、疾風の如く世界を駆ける某ギルドに
憧れて、人間のお客も最近増えているしね。


木偶ノ文庫1F到達後


あのお兄さんが帝国の人だったとは…。
うーん、今思うと本名も知らないしね。

まぁ、彼も冒険者だから…
別に誰の味方でもないって言えば
それまでなんだけど…って、そうだ!

彼…未達成の依頼抱えたままじゃない!
もう、依頼人に何ていえばいいのよ。

このままトンズラされたら困るわ…。
…お願い、(ギルド名)。
何としても彼を捕まえてきて頂戴。


木偶ノ文庫2F到達後


あなたたち、探索は順調?
今、あそこの迷宮に出入りしてるのは
一握りの強豪ギルドだけみたいね。

だけどそんな強豪ギルドも、迷宮の罠の前に
次々と脱落していってるそうよ。

あなたたちは負けないでよね。
迷宮に、魔物に、あらゆる困難に…、
そして何より、自分自身にね。


木偶ノ文庫3F到達後


最近、街がバタバタしているわね。
街で見かける兵士の数も増えたし…。
みんな、険しい顔してるわ。

あなたたちも忙しそう…。
ちゃんと休んでいるのかしら?

今が頑張りどころっていうのは分かるけど…
こんな時こそ無理は禁物よ。


ミッション「帝国の野望を挫け!」報告後


ウロビトにイクサビト…おまけに
帝国なんてのも、出てきたわよねぇ。

あなたたちが来てから
色んなことが起きて、些細なことじゃ
動じないつもりだったんだけど…。

…ねぇ、なんなの…アレ?
あの世界樹が枯れちゃうだなんて…。


木偶ノ文庫3F(隠しエリア)到達後


なんか気に入らないのよねぇ…。
世界樹が見えないタルシスの空って。

今まで世界樹がある日常を当たり前に
受け入れてきたけど、あの大きな木は
街にも根づいていたのねぇ…。

…ねぇ、(ギルド名)。
本当に世界樹はなくなったのかしら…。
だとしたら、寂しいわね。


深霧ノ幽谷3F(隠しエリア)到達後


世界樹が枯れちゃったのはショック
だったけど、冒険者を出迎える
私がウジウジしてたら駄目よね。

皆が沈んでる、こんなときこそ
酒場が頑張らなきゃいけないのに。

あなたたちも辛くなったら
遠慮せずに顔を出して頂戴ね。
話くらいならつき合うわよ?


王の石門開放後


辺境伯が、帝国の騎士たちの受け入れを
決めたみたいね。
さっきウチにも挨拶にきたのよ。

皆、すごくマジメねぇ…。
それだけ彼らの祖国が抜き差しならない
状況だってことかしら。

でもタルシスには辺境伯を筆頭にユルい人が
多いから、バランス取れてるのかしら?


楽園への導き手出現後


いよいよね…(ギルド名)。
あなたたちがアレと戦うんでしょ?

…酒場の主人はいつも冒険者には
「行ってらっしゃい」と、
言うことしかできないの…。

でもその言葉は「お帰りなさい」を
言うためにあるのよ。

だから行ってらっしゃい、あなたたち。
必ず帰って…違うわね。

…どうか、お早いお帰りを。


本編クリア後

初回

あ、帰ってきた! …って、あの巨人を
倒してきたのに、いつも通りねぇ。
フフ、まるでクエスト帰りみたいよ。

報酬はみんなの笑顔ってところかしら?
まぁ、その方があなたたちらしいかもね。

…お帰りなさい、(ギルド名)。
世界樹が見える景色…
取り戻してくれて、ありがとね。

2回目以降

あなたたちが凄いことを成し遂げたのは
間違いないのだけど…うーん。

どうしてもあなたたちが英雄って
いう感じがしないのよねぇ。

…でも、退屈な英雄譚に出てくる
英雄サマなんかよりも…。

酔っ払いの酒飲み話に登場する
泥臭い冒険者の方が私は好きかなぁ。


暗国ノ殿1F到達後


今日もいい風が吹いているわねぇ…。
やっぱり、タルシスはこうでなくちゃ。

ところで、世界樹を制覇してしまった
あなたたちは、これからどうするの?

実は厄介そうな依頼が張り出されちゃって…
(ギルド名)くらいにしか
頼めそうにないんで、困ってたのよ。

綺麗に平らげていって頂戴ね。
終わらせないまま、この街から
いなくなるなんて許さないんだから。


暗国ノ殿2F到達後


帝国の移民たちの受け入れも順調に
進んでいるみたいだし、この街も
変わっていくのかしらね。

…そうそう、聞いたわよ?
あなたたち、また新しい迷宮に
潜ってるそうじゃない。

飽きないわねぇ。
ねぇ、(ギルド名)。
どうしてそこまで迷宮に執着するの?

どうして迷宮に執着するのですか?
冒険者だから
そこに迷宮があるから
富と名誉がほしいから
教えない

冒険者だから

…そうね、冒険者にこんなこと聞く方が
間違ってたわ。

うん、これ以上ないくらいに
シンプルで、分かりやすい理由だわ。

そこに迷宮があるから

ホント、あなたたちの冒険バカは
死ななきゃ治らないのかしら?

とは言うものの、あなたたちを
死なせる程の迷宮とか魔物なんて、
まだ残っているのかしら。

でも私、そういうバカって好きよ。
だからあなたたちは末長くバカでいてね。

富と名誉がほしいから

そうね、その感情は理解できるわ。
自分の欲望のために頑張る人って
信用できるもの。

ところで、もしあなたたちが
富と名誉を手に入れたら
私もおこぼれにあずかれるのかしら?

教えない

教えなさいよっ、水臭いじゃない!
…もうっ。


暗国ノ殿3F到達後


あなたたちのおかげで今日も街から
見える世界樹はとっても綺麗よ。

ところで、あなたたち…
次に狙っている冒険のネタとかって
何かあったりするのかしら?

もし決まってないならもうしばらく…。
……ううん、何でもない。

ねぇ、どこに行っても忘れないでね。
綺麗な世界樹が見えるこの街のこと…
そして皆のこと。

私は別に……寂しくなんかないわ。
冒険者を待つのが、私の仕事だからね。
だから胸張って行ってらっしゃい。

そして………。

…どうか、お早いお帰りを!


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年10月02日 15:51