キーボードが腕を疲れさせる三つの原因。[1]
第一に、キーボードは机面に並行であるが、人の手は前に出した時に手のひらが向かい合うのが自然な骨格構造をしている。
そこで、タイピング時には余計な力が腕にかかり続けるので、これが肩こりの原因になる。
第二に、キーボード配列は横一直線に並んでいるので、端のほうのキーを打つ時には手首を外側にねじる必要がある。
これがタイピングで腕が疲れる最大の原因である。
人間工学に配慮したキーボードではこの問題を解決し、扇形に開いた形状になっている。
しかし、このタイプのキーボードは、肘を開かないといけないぶん肩が疲れてしまうので、あまりオススメできない。
第三に、手首を机につけて打っている手の甲に力がかかり疲労がたまってしまう。
これは、手首を浮かせて手の甲を机面と並行にして打てば問題無い。

ノートパソコンが肩こりに良くないという見方もある。[2]
前屈み・猫背になりやすいし、ディスプレイが小さいぶん目に負担がかかりやすい。
またキーボードとディスプレイが一体となっているため、画面との距離・手の位置が固定され、自分に合った姿勢をとりにくい。

ディスプレイと原稿などとの距離差・角度差が大きいと視線の移動が激しく目の疲労が大きくなる。

最終更新:2009年01月18日 20:14