フルネーム | ムギ・ショコラ・ブラマンジェ | |
種族 | ヒューマン | |
性別 | 女性 | |
身長 | 156cm前後 | |
誕生日 | A.P.0222/06/04(登録情報上) | |
所属 | アークス チーム:麦文。 | |
所属Ship | Ship04:アンスール | |
クラスレベル | ハンター Lv70~ ファイター Lv45~ レンジャー Lv22~ ガンナー Lv17~ フォース Lv42~ テクター Lv32~ ブレイバー Lv75 バウンサー Lv72~ | |
IDネーム | 麦城むぎ | |
Last Update | 2015-12-30 11:42:42 (Wed) |
+ | ■生い立ちから現在に至るまで |
元々はとある世界の貴族の娘だった。
だが、幼いころから剣術と魔法術に関して類まれなる才能を芽吹かせ、 周囲の子供はおろか大人すらも圧倒させるほどの実力を持ったことが災いして、 他の貴族たちから一家まるごと疎まれてしまい、 最終的にはそんな陰湿で虚栄心の強い貴族たちの謀略によって、 名誉と財産を根こそぎ奪い取られてしまう。
それからムギとムギの両親は、夜逃げ同然に愛娘を連れ、スラム生活へ転落した。
そしてひたすらに、ムギを生き延びさせるため可能なかぎり働き続けた。 やがてそれにも限界がきた頃、両親はついに、自分たちの身体のすべてを売ってでも娘を生かすことを決断する。 そうして得たなけなしの金と、すべてを奪われ続けてもなお守り通した愛娘ムギに次ぐもうひとつの宝、 「宝剣ブラマンジェ」をムギへと託し,両親は娘に永遠の別れを告げた。 聡明なムギも、わかっていた。そうしなければ自分は生きられず、 なにがあっても自分が生き延びることこそが、母と父の最高の願いなのだと。 ムギはだから、両親との別れを受け入れた。 やがてムギが一人前の魔法剣士になったとき娘に渡すはずだった宝剣ブラマンジェには、 ムギの両親がまじないの巫女に頼み彫り込んでもらった、娘へ贈る、たったひとつの願いの言葉があった。
――「この子が、しあわせに愛されますように」。
その後ムギは、自分の力を活かして、10歳と少しの幼さで傭兵稼業に身を落とす。
幸いにも戦う力においては規格外だったムギはすぐに仕事になじみ、 また、始めは子供・小娘と馬鹿にしていた傭兵ギルドの人間も、 その並外れた実力にすぐに認識を改めることになり、 ムギはギルド内でも有数の実力者となっていく。
そうして数年を傭兵として働き過ごしていたムギは、
ある日不思議な少女と出会う。
少女は自分の名前以外の記憶を失っていたが、高い魔法力を有していた。
ムギは少女を放っておくこともできず、 記憶が戻るまで自分の仕事を手伝ってみないかと誘う。 行く宛てもない少女はムギの提案に迷いながらも肯き、 ムギと少女はその日からコンビで傭兵ギルドの仕事をこなすようになる。 それからしばらく、二人は様々な仕事をこなし、 ギルドでは一目置かれるコンビとなり、 また互いに、すでに親友と呼べる間柄になっていた。
しかし二人の短く続いた、危険も伴いながらも穏やかな日常は、
突然の事件と、それが発端となり明かされた事実により壊されてしまう。 少女は、別の世界の住人であった。 事件のさなか記憶を取り戻した少女は、 自分の果たすべき使命も同時に思い出し、理解した。 ムギも、そんな彼女の使命を彼女自身から聞き、知った。 知ったからこそ、その使命を、親友とともに背負うつもりでいた。 だが少女は、そう思ってはいなかった。
これ以上ムギに迷惑はかけられない――
だから自分は自分の使命を果たすために、一人で自分の世界へと帰る。 今までありがとう。
事件の終幕、少女はそう言い残して消える。
残されたムギは、両親を失ったときに感じたものと 同じほどの喪失感と孤独感に襲われる。 ムギと少女が最後に二人で終結させた事件の終わりは、 彼女にとっては二度目の孤独の始まりだった。 けれど、少女を追いかける手段は、たった一つだけ残されていた。 ムギはそれを用いて、親友を追いかけることを迷いなく決める。 ムギは異世界への扉を開き、自分の世界に半ば永遠の別れを告げた。 親友にもう一度会いたい――その想いだけを胸に。
そしてムギは、異世界を放浪する旅人となった。
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+ | ■ストーリー |
この世界に訪れてまだ間もない頃、とあるレンジャーの少女が
エネミーに苦戦していたところを助けたことがある。 それがきっかけとなり、 その少女からは一方的な恋心に近い何かを向けられることになる。 そんな成り行きで、なんとなくムギは彼女にチームを組まないかと誘った。 かつての親友のような面影を見たのかもしれない。 ムギを好いた少女がその誘いを断るわけもなく、二つ返事で快諾、 二人はチーム『麦文。』を結成する。 なお、チーム名はムギ発案らしい。よくわからないネーミングセンスである。
一時は新たなパートナー、アヤ=シズカとの心の離れを感じて
内心に寂しさを抱えても居たが、そんな寂しさを感じたことで 自分の気持ちに正直になろうと思ったのか、 彼女自身も自分がアヤに対してそこはかとない想いを寄せるようになっていることを 自覚し始め、今では素直にアヤからの好意を受け止めるようになった。
連続して世界を渡ることはできない。一度世界を渡れば、
しばらくはその世界にとどまる必要がある。 ムギが次の世界へ渡る日は、アヤとの別れの日でもある。 しかしムギはそれをアヤとの永遠の別れにするつもりはない。 アヤに、必ずここへ――『いつか帰るところ』へ帰ってくると約束したから。 ムギの胸元には、あるバレンタインの日に貰った アヤお手製のフォトンネックレスが、淡い光をたたえて輝いている。
それは、離れてもまた必ず会おう――そんな約束と絆の証だった。
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+ | 【EP1】 |
【EP1】
[出会いとはじまり] 何度か歴史への介入を繰り返すうち、ムギは ゲッテムハルトを媒介として復活した、 ダークファルス・エルダーと衝突することになる。 が、激しい交戦の後、ゼノを見捨てる形でエコーを連れてその場を逃れてしまう。 そのことに負い目を感じ、しばらくはアヤにも秘密で ダークファルス関係の事件について個人的な調査を開始。 最初は乗り気ではなかったシオンの頼みにも自発的に応じはじめ、 それからは積極的にシオンから提示されるマターボードの"マター"を収集しつつ、 クーナと出会い、六芒均衡たちの意味深な立ち回りに不可解さを感じながら、 虚空機関《ヴォイド》の内情など、アークス中枢に潜む暗部に迫っていく。 |
+ | 【EP2】 |
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+ | 【EP3】 |
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+ | ■余談 |
余談ではあるが、異世界の旅人であるムギは、
世界を渡るごとにその世界の摂理に従い、能力に減衰補正がかけられてしまう。 別の世界で得た後付の能力は、 一定以上はまた別の世界に持ち越すことはできないのである。 理由は様々あるが、ここでは省く。 ゆえにこの世界においても、ムギは一から能力(レベル)を鍛えている。 とはいえ、アークスにはもとよりクラスレベルによる能力制限があるが。
幼いころ、自身の家の家訓と両親からの奨めで、
名のある魔法剣士の教えと名門の魔法学院で剣と魔法を学んだこと、 ムギ自身が生まれ有していた豊かな才能、 そして過去の境遇や数多くの世界を旅し 様々な存在との戦いを経て培った魔法術と剣術、 これまで重ねてきた無数の実戦の経験が、 現在の彼女の戦闘能力の基盤。
世界を渡ることにより能力は減衰するものの、
元々の強固な基盤があるからこそ、 新たに別の世界に渡っても、自前の戦闘力だけで それなりに戦うことができるといえる。 |
+ | ■開く |
【マトイ】
・かつて別れた親友の面影を見ているせいか、ムギにとってはなんとなく放っておけない存在。 さらに10年前の真実を間近で目の当たりにしたせいで、 ムギは彼女を守ることに小さな執着を抱いている。
【ティア】
・ムギのお気に入り。 アヤとの任務がないときは、よくクエストに誘っている。 彼女の姉のパティについては、ムギはあまり好きではない様子。理由は「煩いから」。 ティアもムギと一緒に居るのは満更でもないらしく、 ムギが事あるごとに彼女を口説いているせいもあり、 ティアもムギに仄かな想いを寄せている……かも知れない。
【カリン】
・ムギのケンカ友達。 エクストリームクエストに挑戦し、ステージオーダーに失敗するたびに ムギは彼女から小馬鹿にされているが、ムギもそれに売り言葉に買い言葉で返すのが常。 まだルーサーが居た頃、アークスの内情をポロリとムギにリークしてくれたりもしていたため、 なんだかんだでカリンもムギを気に入ってる模様。 ムギもカリンをそう悪いようには思っていないようだ。 プログラミング、ハッキングやクラッキングなどに関して天才的な技術を持つ(独自設定)。
【ゼノ】
・ムギにとってはアークスの先輩であり、 同時に時間跳躍した際に10年前に既に出逢っており、 幼いころのゼノが一方的にそう呼んでいただけだが、ムギの10年前の弟子でもある。 クエストにはよく一緒に行く。ちょっとした飲み友達でもある。 男がそれほど好きではないムギが、珍しく認める、頼もしい男。
【クーナ】
・なんとなく一緒にクエストに行くことが多い。 汚れ仕事をしていた経験のあるムギとしては何か親しい物を感じるのかもしれない。
【メルフォンシーナ(メルランディア)】
・わりとよくクエストに同行する。 ゲッテムハルトのこともあり、ムギは彼女のことを気にかけていたが、 取り込んだゲッテムハルトの意思の影響を大きく受けていたエルダーが、 ダブルの凶刃からメルフォンシーナを庇った一件を経て吹っ切れた彼女を見て、 今は安心している。
【テオドール】
・マザーシップ騒乱以後、罪滅ぼしと言うことで テオドールの方からムギに協力を申し出ることが多い。 特に邪険にする理由もないので、彼とクエストに同行することもある。 ルーサーの呪縛から開放され、ウルクも取り戻したテオドールは頼もしくなり、 ムギも一目置いているようだ。
【ラヴェール】
・ムギがラヴェールのクライアントオーダーを何度もこなすうちに、 いつの間にやら茶飲み友達程度にはなっていた。 ダーカー殺すべし慈悲はない、という思考についてはムギも共通見解のため、 それなりに馬は合うようである。
【カトリ】
・アヤほどではないがムギに対して積極的な好意を向けている。 それが本気なのか女子特有の友情表現なのかはさておき、 ムギとしても騒がしくも可愛らしいという理由でわりと気に入っている模樣。 彼女の豊かな胸はムギのセクハラの対象であるが、本人は別に嫌がっていない。
【ユクリータ】
・アークスシップで一人寂しそうにしているところに、 ムギからちょっかいを出しに行く。 本人はわずらわしそうにしているが、内心別に悪い気はしていないらしい。 誘えばクエストにはあっさり協力してくれるあたり、 なんだかんだで寂しいのかもしれない。 |