フィオ




フルネーム フィオ(姓は不明)
種族 ニューマン
性別 女性
身長 150前後(最近測ってないらしい)
誕生日 不明
所属 アークス
所属Ship Ship3『ソーン』
クラスレベル Hu/Te
Last Update 2013-05-16 23:53:27 (Thu)
※中の人注:
顔つきが大幅に変わりましたが、単に中の人が前の顔の完成度に納得行かなかっただけであり、設定的に何かあったわけではありません。(傷等は除く)

「私は私の意志でここにいる…誰のためでもない、自分のために」


来歴

+ ...
物心もつかない頃、市街地の隅で捨てられていたところを一人の女性アークスに拾われ、育てられた
(彼女の親類は幼いフィオを引き取って育てることに猛反対し、フィオを厄介者扱いしていたようだ)。
内気な性格もあってか、様々な対人関係に悩みながらの幼少期ではあったが、
フィオを引き取った女性アークスからは、母親としての惜しみない愛を受け、そんな彼女をフィオも心から尊敬していた。
なお、『フィオ(Fio)』という名前も彼女から貰ったものであり、『フィオーレ(Fiore)=花』を意味する。

そんな日常が続いたある日、彼女達が暮らしていた居住ブロックがダーカーの襲撃を受ける。
すぐさまアークスの大部隊が派遣されたが混乱の中でフィオは逃げ遅れ、救援に来た母親がフィオを庇い致命傷を負ってしまう。
その時居合わせたルーイによってフィオは救助されたものの、
彼女には、被害拡大防止のため切り離されていく、母が取り残された居住ブロックをただ窓から眺めている事しかできなかった。

元より母親の親戚から厄介者扱いされていた彼女に引き取り手を買って出るものはおらず、
当初はそのまま後を追おうとすら考えていたが、母が犠牲になってまで生きながらえた命を自ら絶つ踏ん切りもつかずにいたところ、
療養のため入院していた病院で偶然にも自身にフォトンの適性があることを知る。

 -私にも戦える力がある。かあさんを奪ったダーカーたちを、一匹でも多く道連れにしてやる。-

こうして彼女は、『乗りかかった船』と何かと世話を焼いてくれていたルーイの協力を得て、アークスの門を叩くのだった。



しばらくは只々ダーカーを倒すことだけを目的に日々を過ごしていたフィオであったが、
ルーイの薦めでショップエリアのバーに顔を出したことがきっかけで、多くのアークスと交流を持つようになる。
『仲間』として自分を見てくれる彼らと接するうちに、
フィオの目的は『みんなと過ごす日常を失いたくない』というものにいつしか変わっていた。


性格

口数は少なく、大人しい第一印象を与える。
育った環境のせいか他人と接する際もあまり積極的ではないが、
一方で孤立している人のことは気になるようで、たまに自分から声をかけることもある。
また、周囲の冷ややかな視線に晒されて育ったためか自分に自信が無く『周囲は自分のことを必要としていないのではないか?』という不安を常に抱えている。
そのせいか、人から自分への優しさや愛情に飢えている節があり、一度心を開くと基本的にべったりな甘えん坊。ルーイ曰く『小動物』。
反面、内面はかなり感情的であり、しばしば独断先行も見受けられる。少々頑固で冗談はあまり通じない。

また、例え明らかなジョークでも、(特に第三者への)マイナス面や批判などを大の苦手としており、
頻繁にジョークが飛び交う場では一人取り残される事も多い。
相手問わず基本的に争いごとは嫌いで、穏やかな雰囲気の中のんびりするのが好きなようだ
(どうやら学生時代に周囲から苛めを受けていたことが現在でもトラウマとなっているらしい)。



戦術

レンジャー特有の『フォトン固着化』に関する適性が致命的に低いものの、打撃、法撃に関しては共に高い水準を満たしている。
また、どのような武器でもある程度以上は扱える器用さを併せ持つため、複数の武器やテクニックを用いて状況に応じて切り替える戦術を好む。
このことから、様々な戦局に対応できる柔軟性を持つが、悪く言えば『何をやらせても中途半端』であることと同義であるのも事実。
体力面にも不安が残るが、デバンドを展開して補いつつ、敵の苦手なレンジからの攻撃に徹したり、
サ・ザンやゾンディールといったテクニックも併用してまとめて薙ぎ払ったりと、一工夫加えた戦術を駆使する。
また、最近は自身のフォトンの大半を衝撃緩和に回す生存性、支援性に特化した戦術も目下研究中。

ただし、若さと感情的な性格から来る状況判断の不適格さもあり、無謀な突撃からピンチに陥ることも多い。


実のところ、フィオ自身は病弱であり、フォトンの補助が無ければ本来は戦闘には向かないのだが、
そのハンデを充分に補い、前衛を張りつつ、かつ法撃戦もこなせるほどにフォトン適性が非常に高い
(逆に言えば、非凡な適性を持っているにもかかわらず、本人の体の弱さが足枷となってしまい、一般的なアークス程度の戦力にとどまっている)。
その為、疲労などでフォトンのコントロールが難しくなった場合、戦闘力は一気に落ちてしまう。




フィオからの主観が大幅に入った対人関係

フィオの姉貴分であり、アークスとしてのパートナー。フィオは彼女のことを『おねえちゃん』と呼び、懐いている。
ストイックさと優しさを併せ持つ、フィオから見た理想の女性像を持つ人物。
彼女も何かとフィオを気にかけているようで、周囲から見ても『仲の良い姉妹』と言った様子のようだ。
断片的な話を聞く限りでは、境遇もどこか共通するところがあるようで、彼女に対し少なからず親近感がある様子。

フィオ、アイシャ共々仲の良いお姉さん。
シルフィードという弟子がおり、その信頼関係は周囲から見ても相当なもので、
この事がフィオとアイシャのコンビ結成にも大きく影響を与えている。

フィオの恋人。
受身がちなフィオに対して積極的な姿勢が上手くかみ合っているのか、ことあるごとに『爆発しろ』と周囲から言われるような仲。
フィオにとっても大切な人物であるが故に、『彼に対して自分は釣り合うのだろうか』という不安は多少ある様子だったが、最近は少しずつ払拭され始めている。
一方で、根は真面目なもののノリが良すぎるため、ラフエルの言動にフィオが頭を抱えている光景もしばしば見受けられる。

ダーカー襲撃の際にフィオを救助した張本人であり、そのときからフィオの世話を焼いている。元ルームメイトであり、現在も共に行動することは多い。
フィオの母親とも交流があったらしく、救助の場に居合わせたのはあながち偶然でもないようだが、本人はその事を語ろうとはしない。
フィオ自身は彼女に深い感謝と信頼を示しているが、気まぐれで悪戯好きな彼女の性格だけは少々苦手の様子。
ショップエリアの赤バーをフィオに薦めたのも彼女だが、ルーイ当人は、他者との交流によるフィオの心境の変化も見越していたようだ。

・ リオン・F・エルレーン
フィオの母親代わりである第二世代アークス。レンジャーで大砲系を好んで使っていたようだ。
裕福な家庭の生まれであったが、地位や体面を気にする家の方針を嫌い、周囲の反対を押し切ってアークスに入隊した。
実家からは何度もアークスを辞めて家に帰るように言われていたようだが、自身はそれを拒否。
心優しい性格で、フィオを拾った際も『見捨てることなんてできない』というだけの理由だったらしい。
先述の通り、ダーカー襲撃の際にフィオを庇って致命傷を負い、そのまま廃棄ブロックごと消息不明、MIA登録となっている。
なお、記録と証言によると、フォトン適性は下限ギリギリで身体能力も並と、けして優秀な成績ではなかったようだが、面倒見と人付き合いの良い性格、真面目な勤務態度など、周囲の評価は高かったようである。













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最終更新:2013年05月16日 23:53