ルーイ





「呼ばれて飛び出てるーいちゃん、ってね。…あれ、呼んでなかった?」

フルネーム ルインフェイス・ペイジ
種族 ヒューマン
性別 女性
身長 152
所属 アークス実働部隊
誕生日 A.P.221/12/31(自称)
所属Ship Ship3『ソーン』
クラスレベル Fi/Gu
Last Update 2013-04-04 16:40:01 (Thu)


経歴

濃紫の衣装とヘアバンドが印象的な少女で、アークスには3年ほど前から在籍している。
名簿には『ルインフェイス・ペイジ』の名前で登録してはいるが、長いので周囲には『ルーイ』と呼ばせており、自分からもそう名乗っている。
本人曰く、『いろんな惑星、エリアを気軽に見て回れるのはここ(アークス)くらいのもの』とのことで、
アークスとしての仕事自体にはあまり興味はないらしい。

アークス入隊以前の経歴は見当たらず、本人も詳しいことはあまり語ろうとしない。ただ、学校の類は一切行っていなかったようだ。
家族構成も不明だが、時折『両親』『兄弟』といったものに憧れるような感情を垣間見せることがある。

なお、右腕(肘より先)は機械製の義手であるが、キャストにも使用される人工皮膚で覆ってあるために
ぱっと見ただけでは見分けがつかないようになっている。
『任務中にドジをした』とは本人の弁。
義手にしたのは最近だが、元々腕に怪我を負っていたらしく、戦い方に変化はあったものの(後述)戦闘能力自体には以前と大きな差は無いようだ。

現在は小型の航宙艇
(正確にはチームに一機支給される所謂チームルーム。その性質上本人+ルーイが許可を与えた人物しか入れない)
で一人で寝泊りしている。
なお、以前に使っていたルームは既に新しい入居者がいる。
上層部からの指示、とのことだが…。


以下、アークス入隊以前の情報(独自設定ネタバレ注意)
+ ...
ある研究者が、死別した自分の娘を模して創り出したクローンである
(厳密にはクローンではなく、細胞の移植等は一切行わずに遺伝子操作のみで生まれている。
 これは、単に様々なアプローチの中でたまたま成功したのが彼女だったというだけである。
 そういう意味では、フォトン適正こそヒューマン並みであるものの、むしろニューマンに近い)。
生みの親は彼女が生まれる前に死亡しており、助手であったキャストの男に育てられた。
自身の存在についての意義が見出せずに日々を過ごしていた彼女だったが、
10歳の頃に、親代わりとなったキャストに『お前はお前以外の何者でもない』という一言を受ける。

自らに『ルインフェイス・ペイジ』という新たなる名前を付け、『娘の代わりとしてではない、自分自身の生き方を探す』と告げ、男の下を離れたのは、それからしばらくしての事であった。

余談だが、その直後に財布をスラれたりスラム街に迷い込んだりなどのトラブルに見舞われた挙句、とあるアークスに保護されており、
アークス入隊までの3年間はその人物の元で暮らしていたらしい。

(なお、彼女自身がつけた名前は『ruinsfate page(滅び行く運命の頁)』をもじったものであり、
『人生は紙媒体の白紙の本のようなものである。
 物語をつづるのは自分自身であり、いずれ朽ちる運命ならば、その頁には己が望む物語を書き込むべきだ』という意味が込められている)。

それゆえに、最近になって報告が上がり始めた『ダーカーによるアークスのクローン』に関しては人一倍の嫌悪感を持っている。


関連人物
+ ...
  • エメット・ラザフォード&タバサ・ラザフォード
 遺伝子工学の研究者夫妻。故人であり、享年46と42。
 エメット氏はアークス付属の大学で教鞭を取り、タバサ氏はその助手を務めていた。
 17年前に一人娘を亡くした後に学会を去り、その後1年ほど消息が取れずにいたが、
 A.P.221年12月、自宅にて夫妻共々衰弱死した状態で発見されている。
 なお、家族想いの温厚な人柄で、同僚・教え子達からも慕われていたようだ。


  • アデル・エルシオ
 元研究者で、かつてラザフォード教授の助手を務めていたキャスト。
 ルーイの育ての親であり、現在も存命中。
 ラザフォード夫妻の失踪と共に彼も辞職し、現在は一人で細々と暮らしているらしいが、
 ルーイを除き、彼の消息を知る者はほとんどいない。




なお、本人は隠しているが染髪とカラーコンタクトであり、本来は金髪に緑色の瞳。



性格

自他共に認める猫型気質で、気分屋。似たような状況でもその日の気分によって反応が変わる事もままある。
行動を起こすのも気分の問題によるところが大きく、時にトラブルを起こす、もしくは巻き込まれるといったことも
(ただ、それを本人は楽しんでいるフシがあり、直す気もない様子)。
決して人付き合いが悪いわけではなく、協調性もそれなりにはあるが、他者からの強制、命令は嫌う。
一方で、年齢不相応な冷めた発言も多く、時折見せる冷静さと相まって、人によっては実年齢と比較して大人びた印象を受けるらしい。

その場その場のノリだけで行動しているように思われがちだが、一応彼女なりに価値観・人生観は持っており、
それに反する物事には不快感を露にする事もある。
特に、最近なって報告があがるようになったクローンアークスに関しては、不意に塞ぎこんだ様子を見せることすらある。

趣味は占いで、以前見つけたタロットカードを普段から持ち歩いている。
だが、占いの結果を信じているわけではなく、単に占う事自体を楽しんでいるだけのようだ。



戦闘

格闘術や軽量武器を主体とした高速戦闘、特に、奇襲からの連続攻撃を得意とする。
その反面、小柄な体格が災いして重量級の装備は全体的に苦手。

その戦闘スタイルは徹底した対単数特化であり、
『機先を制し、相手が実力を発揮する前に仕留める』という戦い方は、戦士よりも暗殺者を連想させる
(最も、機先を制しても普通に耐えて反撃してくる大型種との戦いに向いているかといわれれば微妙だが)。

一方で銃剣を用いる際は逆に対多数を想定した立ち回りにシフトし、
銃剣は彼女にとって、その汎用性を生かした『緊急時の万能ツール』といった意味合いが強い。

先述の通り右腕が義手となっているが、それ以前はガンナーとして銃器を主体とした戦い方を行っていた。
現在でも必要になれば双機銃を持ち出すことはあるが、やはり生身の腕と勝手が多かれ少なかれ違うらしく
射撃の腕は以前と比べて落ちている。
一方で、怪我をしていた生身の腕がなくなったことで遠慮なく近接戦闘をやれるようになったため、
現在は主にダガーやダブルセイバーを使うことが多い。

なお、武器にはそれなりの愛着を持っているらしく、
長期間愛用していたラムダフユジオン(ハティ&スコールとそれぞれ名付けていた)の動力源であるフォトン吸収機構を、
現在の義手に流用して今でも使い続けている。




























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最終更新:2013年04月04日 16:40