龍華



「新しい始まり、か…。ふふっ、楽しみー♪」
「大切な人達が側に居る……これほど、嬉しいことはありません。」

フルネーム 姉:日向 龍華(ひなた りゅうげ) 妹:日向 竜花(りゅうか)
被検体番号 R-003
種族 ヒューマン
性別 女性
身長 158cm(二人共同じ)
所属 とある研究施設
年齢 16歳
誕生日 A.P.0222/05/01
所属Ship Space Allied Force第3番艦『ソーン』
クラスレベル フォース/45
Last Update 2013-07-23 06:26:05 (Tue)


近況



 セレスティア、レヴィ、アリシェ、ネアリッサの手によってレイリスの目論見は打ち砕かれた。
 助け出された本物の龍華は、アークスとして新たな一歩を踏み出す。最後に残った100番目のクローンにして妹の「竜花」と、義母「リーン・フォレスト」と共に。




性格・趣味



「龍華」

 元気で明るく、騒ぐのが好き。簡単にいえば、子供。というのも、幼少期にレイリスのラボで監禁され続けてきた事もあり、実際の年齢に比べて精神的に幼いが、誰に対してもフレンドリーに接しようとする。赤色と白色のものが好きのようだ。
 実験当初からクローン達の記憶情報を得ているのだが、正確には覚えておらず、結構曖昧。
 寝起きは悪く、2度寝3度寝は当たり前。まだまだ心身共に成長途中、といったところである。


「竜花」

 龍華とは対照的に物静かで、感情をほとんど表に出すことが無い。惑星ジャポネの風習を少しだけ知っているせいか、初対面の人間の名前を忘れた際や、どう呼ぶかを迷った時に適当な名前で呼ぶことがある。
 とにかく赤いものが好き。服装も赤にこだわりを持っている。自分と同じ赤色が好きな人に対しては、どこか親近感を覚えるようだ。
 自分と同じ様な存在に対して競争心を持つ事が有り、共に施設で育ってきたR-004(リディア・フォレスト)をライバル視している。
 ソバットにコーヒーの作り方を教わって以来、コーヒーを煎れるのが趣味になった。たまに気まぐれで作る特製どりんく?(色のバリエーションがあるらしい)は皆が意識を失いかけるほどの危険な液体である。
 普段表には出さないが、意外と甘えん坊だったりする。



特徴・その他


 赤い髪、赤い目、赤い服。最も得意としている属性フォトンは炎。
幼少期、ダーカーの襲撃に遭って瀕死の重傷を負うが、ある施設で治療と称した人体実験「英雄再生計画」によって一命を取り留め、Rシリーズの成功被検体第三号となった。心臓部に擬似Aフォトン結晶を埋め込まれており、特定の歌を唄うことによって体内フォトンの活性化及び身体能力を一時的に数倍まで引き上げる事が可能ではあるが、リディア・フォレストの持つ純正のAフォトン結晶とは異なる為、活性化の効果が切れると同時に、全身に反動が起きるという問題を抱えている。
エスティア、リーンによって施設が閉鎖されるまでの約十数年間、龍華は監禁状態に置かれ、戦う為の技術や知識を叩き込まれてきた。また、外部との接触がないまま育ってきた為、世間の一般知識は無く、戦闘訓練ばかりを行ってきた影響で感情を表に出そうとせず、戦う事にのみ生き甲斐を見出してきた。 ただし、感情を失ったというわけではない為、僅かではあるが喜怒哀楽を見せることもある。
 生体兵器として育てられてきた研究施設が閉鎖され、監禁状態から開放されたものの、「戦う事こそが全て」となっていた龍華にとって、平穏な日々は息が詰まるような感覚があった。
日常に馴染めずにいたある日、戦いの中に身を投じる術を探していた龍華はある人物と接触。「聖痕」と呼ばれる、肉体の持つ力を限界まで強制的に引き出す事の出来る違法改造された戦略OSを手にする。更には管理局の拘置所から脱走したR-001レイリスとも再会し、Rツヴァイシリーズのベースとして遺伝子情報の提供をしてしまう。
これにより、アークスシップ内に「ドッペルゲンガーの出現」という事態を引き起こし、自分の身を危険に晒す事となる。


※現在の龍華と竜花には上記のAフォトン結晶はなく、戦略OS「聖痕」も所持していない。




関連人物


 ◎リディア・フォレスト
  竜花にとってのライバル的存在。同じ境遇で育ってきた仲ということもあるのか、敵であり競い相手であり、どこかしら家族のような思いを抱いている。

 詳しくはリディア・フォレストのページを参照。



 ◎リーン・フォレスト(アオイ・ヒュウガ)
  リディアの義母。龍華を施設の手から救い出して後、保護観察責任者及び後見人となっていた人物。レイリスの野望を阻止し、事件を解決してからはリディア、龍華、竜花の母としてアークスとしての活動を続けている。今までの経験を活かしてアークスの教官になろうかと思ったようだが、龍華達から反対されてしまい、2人の専属教官という形になっている。



 ◎セレスティア・N・フォレスト
  リディア同様、競い合う相手として見ている。今まで何度か衝突した事があるからなのか、何かしら気になるようだ。
  力を求めるセレスの強い想いを認め、ある人物から受け取った違法戦略OS「聖痕」を譲渡した。
 詳しくはセレスティア・N・フォレストのページを参照。



 ◎エスティア(エスティナ)
  バーに竜華が住み着いていた頃から様々な事を教えてくれていた人物。リーンと同じく、遠くから見守ってくれている保護者や姉のような存在であり、失いたくない大切な存在である。




 ◎ネアリッサ
  龍華・竜華の数少ない友人の一人。よく無茶をする竜花の事をいつも心配してくれている大切な人。他の人達が「ネア」と呼ぶのに対し、龍華達はネ「アリッサ」の部分を抜粋し、「アリス」と呼んでいる。
  無茶をしたり、怪我をしてしまった際にまず思い浮かぶのはアリスの怒った顔のようだ。



 ◎ネフライト
  龍華・竜花の数少ない友人の一人。やはりネアリッサ同様に心配してくれている人物。過去に因子による侵食作用を吸収してもらったり、一時期マイルームに寝泊まりさせてもらった経緯もある。そんなネフライトを龍華は「フラウ」と呼んでいる。
 いつか3人で何処かに遊びに行きたい、と交わした約束が果たされるのも、そう遠くはないかもしれない。



 ◎R-001レイリス・ハイル(アオイ・ヒュウガ)
  「生体兵器Rシリーズ」「クローン培養技術」「フォトン結晶研究」「亜空間航行技術」と、幅広い分野に渡る研究・開発に取り組んでいる。自身とR-002、そして龍華に擬似Aフォトン結晶を埋め込んだ人物。実際の年齢は60歳を超えているが、現在はリーンの製造していたクローンボディを奪い取って自分の物として使用している為、外見上は20代前半である。
 別の次元からの渡航者で、かつてパイオニア1のラボで長官を勤めていた「オスト・ハイル」の血縁であり後継者。〝肉体的に強靱で理性と知性のある新生物の創造〟という研究目的を継ぎ、人工的に精製した擬似Aフォトンの結晶を人体に埋め込み最強の生体兵器を生み出そうとしている。エスティアとリーンによって研究施設を閉鎖に追いやられ、管理局に身柄を拘束されたものの、警備の隙を突いて脱走。再び行方不明となり、今でも研究を続けている。アークスシップ3番艦「ソーン」のとあるバーに姿を表すこともあるようだが………。
 惑星リリーパに設営していた自身のラボでマガハラへの扉を開く為の実験を強行。その際、ラボ全体が亜空間に飲み込まれるという事態が起こり、レイリス本人は消息不明になっている。




 ◎Rシリーズ(R-001~004、アインシリーズ、ツヴァイシリーズ)


  英雄再生計画とRシリーズ

  ある惑星移民船団に乗船していた一人の女性ハンターをモチーフとした「英雄再生計画」の成功被検体の総称。大きな特徴として、心臓部に擬似Aフォトン結晶が移植され、特定の歌を唄うことにより体内フォトンの活性化、身体能力強化を行うことが出来る。※ただし、R-004(リディア・フォレスト)のみがR-001~003とは異なり、施設に入る前から既に純正のAフォトン結晶を所持していた。
 しかし、この計画は「英雄」とは名ばかりの、戦闘能力を特化させた生体兵器の開発計画であり、立案者であるレイリス・ハイルは、このRシリーズを最強の生体兵器にすべく研究を続け、当初〝ダーカー被害にあった怪我人達を治療する〟という名目で、数千人規模の人体実験を行い、殺害している。



  Rアインシリーズ(型番はR1-001~100)

  結晶の移植に成功し、安定した稼働と戦闘技能を有するR-003に焦点を当て、それをベースとした同タイプの100体のクローンを指す。しかし、R-003とは異なり、擬似結晶を移植することは出来なかった為、戦闘能力やフォトン能力は幾分か低い。現存するアインシリーズは既に無く、そのほとんどをR-003によって処理されている。


  Rツヴァイシリーズ(型番はR2-001~100)

  擬似結晶の移植を可能とした、R-003ベースの第二世代型のクローン。アインシリーズ同様にこちらも100体が製造されており、全クローンが違法改造された戦略OS「聖痕」を所持している。この戦略OSと結晶の力との併用をすることによって、体内フォトンの限界まで引き出し、肉体のリミッターを外した状態で戦う事が可能となっている。ただし、稼働限界は3分間で、それ以上を超えると肉体が反動によって崩壊する危険性を孕んでいる。
全クローンとの意思疎通、統率を可能とするヘッドアクセサリを着けて指揮を担っているものが1体だけ存在しているが、それがR-003である。仮に指揮を行っている個体が生命活動を停止した場合、末端の数字の個体から順に型番変更・結晶の移植を行い、新たなRー003として指揮・統率を継続している。
因みに、このツヴァイの内の数体が龍華の姿を模してリーン・フォレストと接触、殺害を行った。

オラクル内で現存が確認されているツヴァイシリーズは、今の竜花(R2-100)の1体だけである。
が、余計な騒動を起こさないようにするため、双子の妹として普通の生活を送っている。





























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最終更新:2013年07月23日 06:26