【ミリマスSS】「桂馬が跳ねたら」
執筆開始日時
2018/06/26
概要
長考。
といってもまだ5分ほど。
だけど長考。
プロでもアマの強豪でもない二人の暇潰しだから、それはもう十分に長考だろう。
事務所休憩室のテーブル上の将棋盤。
対面には先手の宮尾美也。
本日2連敗中。
「なんか駒を落とそうか?」
の問いかけに、眉間に軽くシワを寄せながら
「次はきっと勝ちますから~」
と答えた彼女。
そして始まった3戦目。
現在、相矢倉から中盤に差し掛かったところで、旗色はよろしくない。
もちろん、彼女にとっての。
時刻は14時すぎ。
冷房は、止めてある。
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最終更新:2018年11月05日 01:33