【ミリマス】彼女は気持ちを確かめたい
執筆開始日時
2018/06/07
概要
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別に困らせたかったワケじゃないの。
ただ、少し、ほんのちょっと、お互いの気持ちが気になった……それだけ。
だからパパっと着替えに袖を通すと、私は一人ぼっちの部屋から出発。
コンコンコンとノックしたら、ホテルのドアは望み通りに開いてくれた。
「……麗花か、一体どうしたんだ?」
扉と壁との隙間から、顔を覗かせた彼は何だかぐったりしてるみたい。
多分だけど、やっほー! って私が声かけても、やっほー! って返っては来なさそうな。
そんな疲れた顔をしてる。それにそれに、まだワイシャツ姿のままでいるし。
ホテルに着いたのが二時間前。ご飯を食べたのはその後すぐ。
私がお風呂を出たのが、大体三十分ぐらい前のことだから――。
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最終更新:2020年05月27日 21:48