志保「変わらない私たち」【ミリマスSS】
執筆開始日時
2014/08/18
概要
薄暗い階段を登る。階下からは誰かの笑い声。怒っているのはきっと律子さん。
その中で一際目立つ男性の声、これはプロデューサーだとすぐにわかる。
そんな喧騒も一歩一歩上がるごとに遠のいて、代わりに歌声が聞こえてきた。
ちょっとだけズレた音程、それはいつもと同じだけど、今日は少しだけ元気がない。
階段を登りきった。このドアの先に彼女がいる。
私は驚かせないように、そっとドアを開いた。
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最終更新:2020年05月25日 16:14