【ミリマス】湖上【あんゆり】
執筆開始日時
2017/05/19
概要
ミリマス、七尾百合子と望月杏奈のSSです。
百合SSにつき、苦手な方は回れ右を推奨いたします。
何か気づいた点などありましたら、指摘していただけると幸いです。
その詩を読んだ時、私の全身にまるで電流が走ったようでした。
その詩に描かれた情景はあまりに美しく、そして魅惑的で、私を瞬く間に妄想の世界へと飛ばしてしまいました。
登場人物の男女を自分たちに置き換えて、その美しい詩の世界を漕いでいく。
その船の上で向かい合い、微笑みながら語り合うのは……私にとっては、ただ一人しか思いつきませんでした。
はっ、と気づいた時にはかなりの時間が経っていたみたいで、お昼過ぎくらいに入ったはずの図書館は、夕暮れの閉館間近になっていました。
私は慌てて手元の詩集をカウンターに持って行って貸し出し手続きを済ませ、家路につきます。
家に着くまでの間も、家についてからも、気づけば私はただただ、さっきの妄想を実現するべく行動を起こしていました。
タグ
^七尾百合子 ^望月杏奈
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最終更新:2018年03月15日 12:22