ロードに乗るために必要なウェアのまとめ




■ウェア

  • ロードで走るには様々な用品やウェアも必要です。自転車本体+用品+ウェアがロードの総予算だと考えてください。
  • 専用ウェアはやはりよいです。動きやすさ、お尻のパッド、バタバタしない、涼しさ、背中ポケットの便利さなどを体験するともう戻れません。


●対応温度の目安

  • 暑さや寒さの感じ方は個人差がかなりあります。あくまで目安としてご覧ください。
  • 体感温度は風速1m/sで1度下がるといわれています。つまり風速5m/sなら5度低く感じます。
  • 補助ウェアなどの重ね着でより低い温度に対応できます。温度調節しやすい好都合な組み合わせなどは各自で研究してみてください。

気温 アウター アンダー
20度以上 半袖薄ジャージ+レーパン なし
15度前後 長袖薄ジャージ+薄タイツ
(または半袖薄ジャージ+レーパン+ウォーマー)
夏用アンダー
10度前後 長袖裏起毛ジャージ+裏起毛タイツ
(または半袖薄ジャージ+レーパン+ウォーマー+ベストやウインドブレーカー)
長袖アンダー
5度前後 ジャケット+裏起毛タイツ
(または長袖裏起毛ジャージ+裏起毛タイツ+ウインドブレーカー)
長袖アンダー
0度以下 ジャケット+防風裏起毛タイツ 夏用アンダーに長袖アンダーを重ね着


●上半身(アウター)

  • 細かな温度調節は前面ファスナーの上げ下げで調節します。登り坂で暑ければ下げ、下り坂で寒ければ上げます。

品名 季節 コメント
半袖薄ジャージ 春夏秋 半袖の薄手ジャージです。単にジャージと呼ぶときはこれを指します。もっとも出番の多いウェアです。
長袖薄ジャージ 春秋 長袖の薄手ジャージです。春と秋など限られた季節に使います。ただし日焼けを嫌う方は夏でも使ったりします。
長袖裏起毛ジャージ 秋冬春 長袖の厚手ジャージです。裏地がフリースになっています。これも出番が多いウェアです。
ジャケット 真冬に使う防風と保温に優れた厚手のウェアです。重ね着を減らせるので動きやすいです。アンダーウェアで温度調節します。


●上半身(補助ウェアやアンダー)

  • 補助ウェアを重ね着したりアンダーウェアを選ぶとより低い温度に対応できます。
  • 冬でも汗をかく自転車ではアンダーウェアの通気性が重要です。
  • 春秋の裏技として黒い長袖アンダーウェアに半袖ジャージを重ね着する方法もあります。

品名 季節 コメント
ウインドブレーカー 秋冬春 防風のために羽織る長袖の極薄ウェアです。着たり脱いだりして温度調節します。薄いので畳むと小さくなります。
ベスト 秋春 防風に使う袖なしの薄手ウェアです。ジレとも呼ばれます。背面メッシュなど通気性の高い品物が多いです。
アームウォーマー 秋冬春 保温に使う裏起毛の腕カバーです。携帯しやすいので半袖薄ジャージと組み合わせてよく使われます。
アームカバー 春夏秋 日焼け防止に使うサラサラした肌触りの腕カバーです。主に夏場の日焼け防止に使います。
夏用アンダーウェア 春夏秋 通気性の良いメッシュの袖なしアンダーウェアです。
長袖アンダーウェア 保温力がある長袖の薄手アンダーウェアです。


●下半身

  • 通常はお尻にパッドが入っています。パッドなしタイプもあります。
  • レーサーパンツやタイツは直接履くのがおすすめです。股ズレ防止のため下着を使いません。
  • ビブと呼ばれる肩ヒモタイプもあります。短いのはビブショーツ、長いのはビブタイツとも呼ばれます。腹部を締め付けないので呼吸が楽です。
  • 春秋の裏技として黒いアンダーウェアにレーサーパンツを重ね着する方法もあります。

品名 季節 コメント
レーサーパンツ 春夏秋 膝上丈の薄手ウェアで略してレーパンと呼ばれます。もっとも出番の多いウェアです。膝下丈もあります。
タイツ 春秋 丈の長い薄手ウェアです。春や秋など限られた季節に使いますが、日焼けを嫌う方は夏でも使ったりします。
裏起毛タイツ 秋冬春 丈の長い厚手ウェアです。裏地がフリースになっています。これも出番が多いウェアです。
防風裏起毛タイツ 真冬に使う厚手ウェアです。前面が風を通さない素材で裏地がフリースになっています。
レッグウォーマー 秋冬春 裏起毛の足カバーです。レーパンと組み合わせて使います。膝下丈もあります。
パッド付きアンダー お尻のパッドが付いたアンダーウェアです。パッドがない通常のズボンの下に履いたりします。


●サイズ

  • 自転車用は原則として身体にぴったりのピチピチサイズを着ます。身体のラインが出るので最初は少し抵抗感があるかも知れません。必ず試着しましょう。
  • 日本サイズと比べて欧州サイズは1サイズ大きいです。日本サイズでLサイズの方は欧州サイズだとMサイズぐらいです。
  • 大雑把には日本サイズ<中国サイズ<欧州サイズ<USサイズのような印象です。具体的にどのくらい違うかはメーカー毎に異なります。


■購入例

  • 何が必要で何が不要かは予算や考え方で大きく変わります。予算別に4種類の購入例を掲載しますので各自でご判断ください。
  • 必要に応じて洗い替えなど複数枚の購入も検討されてください。


●特上10万円コース

  • パールイズミなどそこそこ良いレベルの品物を一通り揃えた購入例です。
  • これだけあればオールシーズンかなり幅広く対応できます。

品名 予算 コメント
半袖ジャージ 8,000 x2 2枚揃えます。
長袖裏起毛ジャージ 8,000 x 2 2枚揃えます。
レーパン 10,000 x2 2枚揃えます。
タイツ 10,000 x2 2枚揃えます。
ジャケット 15,000
ウインドブレーカー 7,000
アームウォーマー 3,000
レッグウォーマー 5,000


●上級3万円コース

  • ウイザードなどお手ごろ価格のウェアで真冬以外は対応できる購入例です。

品名 予算 コメント
半袖ジャージ 5,000 できればもう1枚追加も検討しましょう。
長袖裏起毛ジャージ 5,000 できればもう1枚追加も検討しましょう。
レーパン 5,000 できればもう1枚追加も検討しましょう。
裏起毛タイツ 6,000 できればもう1枚追加も検討しましょう。
ウインドブレーカー 4,000
アームウォーマー 2,500
レッグウォーマー 4,000


●標準1万円コース

  • 最初から専用ウェアでなくても構いません。段々に揃えましょう。

品名 予算 コメント
半袖スポーツウェア 1,000 スーパーなどを利用しましょう。
長袖スポーツウェア 1,000 スーパーなどを利用しましょう。
レーパン 3,000 格安のを探しましょう。
タイツ 4,000 格安のを探しましょう。
ウインドブレーカー 1,000 スーパーなどを利用しましょう。


●節約0円コース

  • すべて手持ちの服で済ませてももちろん構いません。ランニングウェアなどはかなり流用できます。

品名 予算 コメント
すべて手持ちの服 なし あとで段々に揃えるといいですね。


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最終更新:2012年05月25日 18:12