第67話「肝試しでスクランブル!」(2008年12月2日)

夜の校庭・・・。
渡辺「さ~、始まりました。冬の肝試し大会!」
永井「さ、寒い・・・」
榎本「うーん・・・」
永井「ど、どうした・・・?」
榎本「私どうしてこんな無意味で馬鹿馬鹿しいこと承諾したんだろう・・・」
永井「ま、まあ・・・色々あるさ・・・」
沙織「確かに、意味はないよねー」
榎本「そうなんだよねー・・・え?」
渡辺「だ、誰!?」
永井「あ、ごめん。妹が私も生きたいって言ってついてきたんだ」
渡辺「生きたいってどういう意味?・・・まさか幽霊ってことは・・・」
永井「あーごめん、タイプミス。”行きたい”だった」
榎本「タイプミス?」
永井「ほら、自己紹介」
沙織「こんばんわ、愛瀬沙織です」
渡辺「妹なのに苗字が違うのか?」
沙織「あ、そっか。今日は永井淳の妹って設定なんだ・・・じゃあ永井沙織だね」
永井「設定とか言うなよ」
沙織「あはははは☆」
榎本「・・・どうしたの?」
沙織「いやー、みんなと一緒に”スクランブル!”に出れて嬉しいな~って思って!」
永井「出れてとか言うな~!!」
渡辺「まあまあまあ、肝試し大会やろうぜ」
榎本「肝試し大会って具体的に何するの?」
渡辺「心霊スポット散歩するんじゃないの?」
榎本「それ、何か意味あるの?」
永井「寒いよ~・・・」
渡辺「恋が芽生えるんだよ。2,2に分かれてさ。俺と由美、淳と沙織ってことで」
永井「人の妹を呼び捨てにするなよ。それに兄妹で何が芽生えるってんだ!?」
渡辺「いいじゃん、設定なんでしょ」
沙織「そう、設定」
永井「いい加減にしろ~!!」
榎本&渡辺&沙織「・・・・・・」
永井「・・・・・・」
渡辺「・・・聞こえたか?」
榎本&沙織「・・・うん」
永井「そりゃ~聞こえるだろ~よ!」
榎本「違う違う・・・何か聞こえた・・・」
永井「だから、俺の声だろ」
沙織「違うって言ってんでしょ!エコーかかってたんだから絶対違う!」
永井「・・・エコーって何?」

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最終更新:2016年03月21日 01:38