第78話「ライバルでスクランブル!」(2008年12月17日)

渡辺「由美!淳!」
ふたりの前に現れた幸助は非常にいきりたっていた。
永井「ど、どうしたんだお前!?」
渡辺「うぅ~~~!!」
永井「あ、操られてんのか?」
渡辺「お前ら・・・俺を出し抜いたのかよ!?」
榎本「はぁ~ぁ」
永井「だ、誰に聞いたんだよ!」
渡辺「なんか知らん、ぜんぜん見たこともない用務員のおばさんだよ!」
永井「用務員のおばさんにまで・・・。まあ、今の時代インターネットがあるからなあ・・・」
榎本「祐子たちが大声で話してたからでしょ?」
渡辺「由美よォ」
榎本「何よ」
渡辺「お前のスキャンダルはいいんだよ、そんなもんは気にしちゃいねえ・・・ただなあ」
渡辺「ただ相手の男が気に入らん~!!」
永井「待てよ、あれは祐子が勘違いして・・・」
渡辺「この際ハッキリさせようじゃねぇか。由美、俺と淳とどっちがいいんだよ!」
榎本「え?」
渡辺「いつまでもこんな三角関係築いてられっかよ!」
永井「お前、どういう意味だよそりゃ・・・」
渡辺「俺とお前のどっちかがおさらばして、これからはふたりで行動するってこった」
榎本「・・・・・・」
渡辺「さあ、どっちをとるよ、由・・・」
榎本「幸助のおバカ!!頭冷やして出直してきたら!?」
永井「おい待てよ由美!も~~、幸助のバカヤロウ!!由美~!!」
渡辺「くそ~!由美!こうなったら俺も別のヤツとデートしてやるからな!」

永井「由美、幸助のヤツなんか叫んでるぞ」
榎本「ほっときなさいよ、あんな単純な・・・」
永井「はでにやったなあ~」
榎本「3人でいちゃいけないのかな」
永井「え?」
榎本「誰が誰を好きとか・・・そんなことがそんなに気になる?」
永井「いや・・・俺は3人で遊んだりして楽しいから一緒にいるだけで・・・」
榎本「やっぱり・・・男は男同士、女は女同士っていうのがいいのかな・・・」
永井「・・・まあ幸助も目を覚ますでしょうて・・・待ちましょう、ゆっくりね」
榎本「・・・・・・」
永井「それまでふたりで・・・」
言いかけて由美の肩に手を回すも、するりとかわされて壁に手を打ち、悲鳴をあげる今日の淳くんでした。

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最終更新:2016年03月21日 01:33