第72話「高級料理店でスクランブル!」(2008年12月9日)

とある高級料理店前。
渡辺「ごめん、待った?」
榎本「遅ーい!」
渡辺「わついわつい・・・あ、悪い悪い。うわ、寒くて舌回んねえ」
榎本「その中ずっと待ってたんだけど・・・その格好なに?」
渡辺「今日のディナーに相応しい格好さ」
榎本「どうでもいいけどその蝶ネクタイははずしてよね」
渡辺「はい」

店員「いらっしゃいま・・・」
渡辺「どの席がいいかなあ」
店員「あの・・・」
榎本「幸助!」
渡辺「ん?」
店員「私がご案内いたします・・・」
渡辺「あ、どうも」
榎本「・・・・・・」
店員「コートを」
渡辺「あ、いいですよ。それくらい自分で・・・」
榎本「お、お願いします!」

店員「では、メニューをお持ちしますので・・・」
榎本「はい」
榎本「もう、幸助ったら・・・」
渡辺「仕方ねえだろ初めてなんだから・・・でもやっぱ・・・堅苦しいな」
榎本「・・・・・・」
渡辺「由美」
榎本「何?」
渡辺「トイレどこだろうね」
榎本「我慢しなさいよ!」

店員「メニューでございます」
榎本「はい」
渡辺「俺にも見せてよ」
榎本「ちょっと・・・!」
店員「・・・どうぞ」
渡辺「あ、ちゃんと二部あったのね・・・」
店員「何に致しましょう」
榎本「えっとー、じゃあ・・・これとこれを」
店員「かしこまりました」
店員「何に致しましょう」
渡辺(やっべえ、なんて書いてあるかさっぱりだ!)
渡辺「うーん・・・鶏肉の料理がいいんですけどねえ」
店員「は、はあ・・・」
榎本「あ、あの・・・私のと一緒でいいです」
店員「・・・かしこまりました」
榎本「はあ・・・幸助・・・」
渡辺「あ~!緊張して喉渇いてきた!」
榎本「あぁ~!それ飲んじゃだめ!」
渡辺「え!?」
榎本「それ手洗うやつだよ!」
渡辺「やべえ、空っぽだよ。店員さーん!」
榎本「も~!大声出さないで~!!」

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最終更新:2016年03月21日 01:27