田母神俊雄へのメッセージ

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※2009年9月21日、中国駐名古屋領事館前から田母神俊雄氏へのメッセージです。

①メッセンジャー
 爺っちゃん◆ursJgtXyPI
②日時
 平成21年9月21日(月)敬老の日

③場所
 中国駐名古屋総領事館前
④街宣内容
タイトル【田母神俊雄へのメッセージ】

元航空幕僚長・田母神俊雄さん。

 あなたは、昨年、平成20年10月31日、

自身の田母神論文にて、

集団的自衛権の行使を日本国憲法違反とする政府見解や、

平成7年8月15日発表の村山談話と異なる主張を発表され、

当時、航空自衛隊のトップである航空幕僚長という高級官僚の要職にありながら、

この田母神論文を発表したことなどが問題視され、

航空幕僚長の職を解かれ、

その後、さまざまな経緯の後、定年退官として、

事実上、日本政府・麻生政権によって"更迭"されました。

 その後、あなたは、"自らの身は顧みず"を 上梓(じょうし)され、

保守論壇に登場され、今日まで保守論壇のエースとして大活躍されました。

 しかし、最近のあなたは間違っています。

自らの保守言論活動をとおして、ネット青少年に自らの思想を喧伝するのは、

たいへん有意義なこととは思いますが・・・・、 その内容は、あまりにもお粗末です。

 本年、平成21年2月28日、

名古屋の市民サークル若宮会講塾主催の講演会「拉致問題と国防」において、

家族会事務局長増元照明氏、特定失踪者問題調査会代表荒木和博氏とともに、

北朝鮮による日本人拉致問題をテーマに名古屋市内で講演し、

「自衛隊を動かしてでも、ぶん殴るぞという姿勢を(北朝鮮に)見せなければ拉致問題は解決しない」

と述べました。

この時あなたは記者会見で「『ぶん殴る』とは具体的には何か」と質問されると、

「自衛隊を使って攻撃してでもやるぞという姿勢を出さないと、北朝鮮は動かない」と答え、

軍事オプションを圧力の一環として威嚇(いかく)することの重要性を訴えました。


 こんなトンチンカンな田母神思想を世の中のネット青少年に喧伝する、

田母神俊雄さん、あなたは間違っています。


 まず、あなたは元航空幕僚長であったかもしれませんが、

航空自衛隊は、あなたの所有物ではありません。


それ以前に、講演会「拉致問題と国防」に同席した、

家族会事務局長増元照明氏や、特定失踪者問題調査会代表荒木和博氏への、

おもねるがことき、拉致被害者・救う会にとりいるような自衛隊の軍事オプションの提案は、

大局的に見ても、"日本の国益"にはなりません。

 田母神俊雄さん、あなたの無策な思いつき発言による軍事オプションは

たとえ、拉致問題解決・拉致被害者の奪還のために、

かつてのあなたの古巣の、航空自衛隊内の田母神信者はあなたの指示にしたがっても、

最前線で北朝鮮国内での拉致被害者の奪還のための地上作戦に投入される、

現職の陸上幕僚長(りくじょうばくりょうちょう)は、あなたの軍事オプションは支持しないでしょう。

また、陸上自衛隊、空挺団やレンジャー部隊は嫌がるでしょう。


 いまだに恋々と元の社会的地位である航空幕僚長という高級官僚を名前に冠(かん)し、

自分だけの田母神思想を保守言論の真髄と主張し、上から目線で世の中のネット青少年に喧伝する。

高い講演会参加費2000円や、田母神さんと直接おしゃべりできる懇親会参加費5000円というような、

田母神俊雄さん、あなたの参加費徴収を前提とする講演会を中心とした保守言論活動は、

"真の保守"とは言わない。

"真の保守"とは、現場で、最前線で、血と汗と涙を流す者のことをいうのです。

田母神俊雄さん、あなたのようなデンパな保守言論のすべては、

あなたが、"行動する保守"ではなく、"講演する保守"だということを証明しています。


 もし、田母神俊雄さん、あなたが、"真の保守"を自称されるのであるならば、

わたしのように、最前線で、日本の敵にむかって、直接、声をあげなさい。


『中国政府は東シナ海の"白樺"から日本の資源をストローで吸い取るのを、やめなさい!』

(※爺ちゃん、中国名古屋領事館に振り返って叫ぶ、マックシェークをチュルチュルとすする)

田母神俊雄さん、わたしとおなじように、現場で叫ぶことができないあなたは、

国民目線から外れたただの"天下り保守"です!

 ・・・おつかれだよ(´・ω・`)


最終更新:2009年09月21日 17:25
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