3月その2

2009チベットの時系列的な動向・・・3月その2
※3月が容量オーバーになったので作りました。
合計: - 今日: - 昨日: -


23日ノルウェーのノーベル委員会,ダライ・ラマ法王へのビザ発給拒否を非難:チベット団体

ノルウェーのノーベル委員会は,もし,チベットの指導者であるダライ・ラマ法王へのビザの発給を南アフリカが行なわないの
であれば,南アフリカで開催される予定のノーベル受賞者会議に参加しないとした。ノルウェーのチベット人コミュニティは,今日,Geir ノルウェー・
ノーベル委員会の議長であるLundestad氏の言葉を引用して発表した。

「私たちは,ダライ・ラマ法王様へのビザの発給が行なわれない限り,会議には参加しないつもりだ」と,Geir Lundestad氏は,ノルウェーの
チベット・コミュニティに言った。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24276
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/b4aea8bb79f47dcf?hl=ja#

23日デンマーク首相,5月にダライ・ラマ法王との会見を希望

デンマークの総理大臣Anders Fogh Rasmussenは,亡命中のチベット人指導者ダライ・ラマ法王様との会
見を希望した。5月は法王様がデンマークを訪問される予定になっている。中国からの警告にも関わらず,AFPは,先週,デンマーク議会での発言を引用し
つつ報じている。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24264
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/51d291bda5ea7a72?hl=ja#

24日平和会議,ダライ・ラマのビザ騒動を止めるよう求める

組織運営側は南アフリカでの平和会議の延期する。このことは,南アフリカがチベット人指導者ダライ・ラマへのビザ発給を拒
否した後に決定された。野党からの強力な批判に加え,世界中からの激しい非難に晒され,南アフリカ政府は集中砲火の火だるま状態になっている。
(jiro意訳)
★まあ,何と言うか,あちら立てれば,こちらが立たず,
切羽詰って詰め腹切らされたと言うか。。。
しかし,最初からダライ・ラマ法王様を招待していた
のに,何の理由があってドタキャンなの?と問い詰め
られ,記者会見を開いて報道官がやったことと言うのが。。。
(jiro解説)
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24277
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/fdc18094f221e7cd?hl=ja#

24日亡命中のラマ僧,僧院で中国の弾圧について説明を求める

亡命中のチベット人ラマ僧は,中国軍が僧院の僧侶たちに押し付けている弾圧を「計り知れない苦しみ」と呼び,失望(残念な
思い)を表明した。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24279
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/ea723c019b8eead1?hl=ja#

24日中国,ユーチューブを遮断,当局は嘘のビデオと強弁

チベット人抗議者に対して警察が殺人行為と同等の激しい殴打を加えている様子を映したビデオが明らかとなった。このビデオはダライ・ラマ法王
の支援者によってでっち上げられた嘘であると,中国は火曜日,述べた。: そして同日,ビデオ共有ネットワークとして有名なユーチューブは,中国国内に
おいて,サービスの提供を遮断したと述べた。
このビデオは最近,ユーチューブに投稿されていた。
タイトルの名称はtorture in tibetであり、Phayulで広報されたものを世界中のユーチューブユーザーが、ファイル変換してユーチューブにアップし、二次広報したものと考えられる。
ユーチューブを所有しているグーグルのスポークスマンは,中国政府が,そのような理由でユーチューブを中国国内で遮断したことについてコメントできない
と述べた。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24280
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/760d0a78ef873a21?hl=ja#

25日警察,自殺したRagya僧侶の一族を尋問,三名の拘束者の身元が判明

Ragya僧院の僧院管理者と一緒に逮捕された四人の僧侶の内の三人は,日曜日にSoepa氏とされていたPalden
Gyatso氏(42歳),Gyaltsen氏(34歳),Jamyang Khedup氏(27歳)である。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24284
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/0fd97af083327535?hl=ja#

25日独立を求めるパンフレット,Dergeでばら撒かれる

四川省Kardzeのチベット人の町の状況は,チベットの独立を求める大変な数のパンフレットが,町の中央通りにばら撒か
れた後,緊迫していると言われている。チベット亡命政府の公式ウェブサイトで報告されている。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24285
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/6a47bf1cad0d36f4?hl=ja
※Jiro.Siwaku氏の解説
Kardzeの耕作放棄運動は,若年層がほとんど逮捕され,
人が残っていないという現地の事情もあるようです。
そして,逮捕されずに残された数少ない人たちは,
空しさを感じて,耕作することすら放棄しているというのが,
現状のようです。

つまり,「ハンガーストライキ」と同等の意思表示を
行なっていることになります。
かなり追い詰められている様子が伺えます。

そして,中国側は,これ幸いとばかりに圧力を掛けている
という状況でしょうか。。。
Kardzeが勇猛で知られるカムの子孫の中心地であるということを
この記事で知りました。

中国はチベット自治区への経済投資をはじめとする各種施策を
殊更に宣伝していますが,チベット自治区ではなく,
本来のチベット本土の一部である,チベット自治区外における
チベット人自治県でこそ,一番悲惨な状況が容赦なく進展して
いるようです。

昨年の騒乱も,まさに,このようなチベット自治区の外,
このような場所で多発していました。

25日尼僧二人が逮捕,Kardzeで新たな抗議活動

Kardzeの抗議活動で新たな事件があった。二人のチベット人尼僧が逮捕された。ラジオ「チベットの声」放送が亡命者が
得た情報を引用して報じた。
南インドのチベット僧院の僧侶Tsetan Phuntsok氏がラジオ「チベットの声」に語ったところによると,二人の尼僧とは,Yulshey女史
(33歳)とTsetan Lhamo女史(28歳)である。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24287
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/9d5d0e4e239f2375?hl=ja

27日インド感謝祭が開幕

インド政府と人々に宣言された五日間の感謝祭が今日,インドの首都で,チベット亡命政府の総理大臣Aamdhong
Rinpoche博士によって開幕した。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24298
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/4a1a0d57824ccf6d?hl=ja

27日警官の暴虐ビデオは本物,亡命政府発言

中国政府が,中国警官が非武装で手錠をはめられたチベット人を殴打しているビデオ映像が,「偽物」であると無視しようとし
ている中,ここダラムサラを拠点とするチベット政府は,ビデオは本物であり,ビデオの記録映像の信憑性を証明できると,自らのウェブサイト上で述べ
た。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24293
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/b0b5b5875c0bb4e0?hl=ja#

27日亡命政府,中国の「奴隷解放記念日」はチベット人を挑発していると

(世界中からの)批判が集中している中国が行なおうとしている土曜日の「チベット人奴隷解放記念日」は,さらに攻撃的に
なっていっている。すでに,これはチベットにいるチベット人にとっては「耐え難い状況」なものになっていると,チベット亡命政府は伝えている。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24303
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/2e815c8e0b28a3e6?hl=ja#

28日汚れた靴が中国領事館に投げつけられる

チベット人抗議活動者たちが,シドニーにある中国領事館の前庭の壁に書かれた人間の顔も顔も描かれたものに,靴を投げつけた。
およそ100人の人々がシドニーの中国領事館の外に集まった。奴隷解放記念日として説明されていることで注目を集めている中国政府の決定を非難するため
である。それは,チベットの中国支配の50周年を祝う祝日として新たに設けられたものである。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24310
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/cb0a4e955c59ccde?hl=ja#

28日在英チベット人,「奴隷解放日」の前夜に中国大使館の外で抗議

在英チベット人のメンバーが,元政治投獄犯であったパルデン・ギャツオ氏と共に,中国が呼ぶところの「奴隷解放日」の前夜,
ここ,中国大使館の外で抗議を行なった。

この新たに制度化された祝日は,この日をチベットについての誤ったプロパガンダを撒き散らすために中国政府がチベットにいるチベット人に無理強いしてい
るものである,と「チベット社会」団体のPhilpa Carrick氏は述べた。彼は,「チベット社会」代表Fredrick Hyde-
Chambers氏と共に,今回の抗議活動に参加した。
手錠や猿ぐつわをはめて,歩道にひざまずきながら,「私はチベット人だ。決して解放されてなどいない」というメッセージの入ったシャツを着て,この団体
は強烈な反駁を,50年前にチベット人が民主化されたという中国大使館の偽善で皮肉なプロパガンダに対抗して行なった。

農奴解放の日Palden Gyatsoのメッセージ
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24309
http://www.tibetsociety.com/
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/83327bddc62750e4?hl=ja#

29日中国拠点のスパイ網、103か国のPCに侵入 NYタイムズ

【3月29日 AFP】米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙は28日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世のコンピューターなど103か国の政府や個人のコンピューターが、中国を主な拠点とする電子スパイ活動により侵入を受けていたと伝えた。
ニューヨーク・タイムズ紙は、カナダの研究チームが今週末に発表する報告書の内容として、このスパイ・システムのほぼすべての操作が中国国内のコンピューターから行われていたと伝えた。しかし、中国政府が関与したかどうかについては断定ができないとした。
この調査は、ダライ・ラマの事務所のコンピューターに悪意のあるソフトウエアの兆候があるとして、同事務所がカナダのトロント大学(University of Toronto)のムンク国際研究センター(Munk Center for International Studies)の専門家らに調査を依頼したことをきっかけに始まった。
その結果、103か国1295台のコンピューターが不正アクセスを受けた大規模なスパイ活動が明らかになった。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2587469/3949410
http://www.nytimes.com/2009/03/29/technology/29spy.html?_r=2&sq=china%20spy%20computer&st=cse&adxnnl=1&scp=1&adxnnlx=1238421827-L7Ry3JY1sbpaojsJw4WCzQ
http://www.infowar-monitor.net/
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7970471.stm
http://www.readwriteweb.com/archives/ghostnet_turning_computers_into_giant_bugs.php

30日ダライ・ラマ法王様,「インド感謝」祭を,ご訪問

ダライ・ラマ法王様は,今日,26日から開催中だった,インドにチベット人が亡命してきてからの50周年にあたっての
インドへの感謝の気持ちを捧げる感謝祭の五日目に,インド国際センターを訪問された。

インド政府とインドの人々に対する感謝の気持ちを表明するために,1959年3月31日にインドの国境を越えられたダライ・ラマ法王様は,明日,インド
の首都の八つの異なる聖地で祈りを捧げられる。73歳のチベット人指導者は,インドの平和を願い,人々の平和を願う多様な宗教的信仰の代表として参加さ
れるだろう。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24323
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/44edc11b4396f3c5?hl=ja#

30日僧侶,中国警察に撲殺される:人権団体

27歳のチベット人僧侶が,農民と警察の衝突と呼ばれて報道されているものの後に死亡した。しかし,亡命チベット人の人権
団体は,死亡したのではなく,中国の警官に寄って「撲殺」されたと言っている。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24325
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/5590de1cad35d422?hl=ja#

30日欧州連合(EU),チベットとの対話再開を強く求める

北京 - 欧州連合の最高外交責任者は,月曜日,中国政府に対し,チベット亡命政府から提出された自治構想の覚書を喜んで
受け入れチベット亡命政府との対話を再開するよう呼びかけたと,メディアは報道した。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24326
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/f6dd5d9df37c241?hl=ja

30日チベット人作家,チベット歴史における中国の北京史観に疑問を呈するかつてのチベットを悪魔呼ばわりするプロパガンダだと

3月28日,この日は「チベットの100万人奴隷解放記念日」として体制側の祝日となっている。北京中央政府は,自らが行なっているダライ・ラマ法王と
(中国が占領する前の)「古いチベット」に対する批判を激化させている。チベット人作家,Tsering Woeser女史は,これらのメディア報道や
記事が,チベットを貶めることを目的としたもので,単なるプロパガンダでしかないと指摘している。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=24330
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/d6e0c286ce9ec2b0?hl=ja
最終更新:2009年04月01日 22:03
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