代弁者としての支援活動

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 中国政府に弾圧され、日本国内に在住し活動している中国少数民族(チベット・ウイグル・モンゴル・・・)の
活動家を、中国少数民族運動の当事者と言います。
 それに対して、中国少数民族を弾圧し、中国少数民族運動を制圧している、この場合は中国政府、
ならびに中国共産党をこれらの当事者に対して対象者と言います。
 日本における中国少数民族を支援する日本人は、政治的・経済的に支援する、あるいは出来るスポンサー、
イリハム・マハムティ氏におけるイリハム応援団の白石先生。
オルホノド・ダイチン氏における殿岡事務所の殿岡先生がこういったスポンサーにあたります。
 それに対して、当事者を立てることも、政治的・経済的に当事者を支援することもできないごく一般の支援者、
所謂サポーターは、こういった中国少数民族運動からは取り巻きやファンというような位置づけで、
当事者やそのスポンサーおよびスポンサー周辺の日本人コアスタッフの意向を尊重する風潮があります。

 当事者が立った運動は牽引力があり、スポンサーの立てた当事者の主張がその民族の日本における
中国少数民族運動の本流と受け取られがちですが、必ずしも、その民族全ての意向ではないようです。

 日本人スポンサーの戦略を背景にした中国少数民族運動は、その牽引力が強ければ強いほど、
日本人スポンサーの戦略が際立ち、それは時として、その他の当事者からの懸念の言葉として
「傀儡」という言葉で揶揄されています。

 そういった混乱の中、我々一般の支援者、所謂サポーターは、どのように対応し、取り組んでいけばよいのか。
 私は、「もしその当事者たちやスポンサーの運動に不明な点があるのならば、
                              自分でその民族の旗やプラカードを掲げればいい」
 自分ひとりで、または知り合いや、仲間で、当事者がいなくても、日本人だけで、
「中国少数民族(チベット・ウイグル・モンゴル・・・)の支援の活動をしてもいいし、すればいい」
「自分の信じる中国少数民族(チベット・ウイグル・モンゴル・・・)の支援の活動を各自で進めればいい」
当事者が参加しなくても、できなくても、それは、

日本でも中国当局の影におびえる、彼ら中国少数民族(チベット・ウイグル・モンゴル・・・)の、
                                            "代弁者"としての支援活動だから。

2009/3/8  freejapan0
最終更新:2009年03月07日 20:51
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